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リビングのテレビを壁掛けにする方法!デメリットや配線処理の仕方も

リビングのテレビを壁掛けにする方法!デメリットや配線処理の仕方も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年12月12日

テレビの薄型化が進み、台の上に置くのではなく絵画のように壁に掛けられるようになった。しかし実際に自宅のテレビを壁掛けにするとなるといろいろ面倒なイメージがあり、なかなか一歩を踏み出せないという人も多いのではないだろうか。そこで今回は、リビングのテレビを壁掛けにする方法について解説する。壁掛けテレビのメリットやデメリットも考慮したうえで検討してみてほしい。

  

1. リビングのテレビを壁掛けにするには?

リビングのテレビを壁掛けにするには、テレビ側と壁側に専用の金具を取り付ける必要がある。テレビの背面にブラケット、リビングの壁側に壁掛け金具をそれぞれ取り付けたら、壁側の器具にテレビ背面のブラケットを引っ掛けるようにして固定する。テレビやリビングの壁の状態によっては金具が取り付けられないこともあるので、まずは確認しておこう。

壁掛けできるテレビかどうか確認する

テレビの背面を見て、ネジ穴が4か所あいていれば壁掛け用の金具を取り付けることが可能だ。ネジ穴が2か所しかあいていなかったり、ひとつもなかったりした場合は壁掛けが難しい場合もあるので、まずはテレビのネジ穴を確認しよう。

リビングの壁の構造を確認する

テレビを壁掛けにするには、壁掛け用の金具をリビングの壁にネジで止める必要がある。しかしここで問題なのは、ほとんどの住宅の壁は石膏ボードでつくられているということだ。石膏ボードは中が空洞になっていて強度がないので、ネジを支えられず抜けてしまうことがある。

石膏ボードの壁に壁掛け用の器具を取り付けるには、リビングの壁の裏側に柱がある位置を探して、そこにネジを打つ必要があるのだ。もしちょうどいい場所に柱がなければ補強工事が必要になることもあるだろう。

賃貸住宅でも壁掛けができる?

賃貸マンションで壁に傷がつけられないという場合には、「壁掛け風」にするという方法もある。突っ張りタイプの柱を設置して金具を取り付けたり、テレビを掛けられるテレビスタンドを利用したりすると、壁掛けに近い雰囲気にすることが可能だ。

2. リビングのテレビを壁掛けにするメリット・デメリット

リビングのテレビを壁掛けにすることでメリットもあればデメリットもある。「こんなはずじゃなかった!」と後悔することがないように、デメリットも把握したうえで導入を検討しよう。

リビングのテレビを壁掛けにするメリット

リビングのテレビを壁掛けにする一番のメリットは、ホテルのようなスタイリッシュな空間が演出できることではないだろうか。テレビ台を置く必要がなくなるので、部屋がすっきりとして広く感じられるようになり、床掃除も楽になる。

また、地震に強いというメリットもある。薄型テレビはテレビ台の上に置いただけでは転倒しやすいが、壁掛けなら壁が崩れない限りは落下する心配はない。

リビングのテレビを壁掛けにするデメリット

台の上に乗せたテレビは台ごと移動させることが可能だが、壁掛けにしてしまうと簡単には位置を変えられなくなってしまう。頻繁に模様替えをしたい人にはあまりおすすめできない。

また、取り付け工事を業者に依頼する場合には、取り付け器具代や作業代などのコストがかかり、テレビ台を購入するよりも高くつく場合が多い。

そして、いままではテレビ台の裏に隠れていた配線が丸見えになってしまうという問題もある。DVDプレーヤーやゲーム機などの置き場所に困り、結局テレビ台はそのまま置きっぱなしというケースも多く、それではあまり壁掛けにするメリットがなかったと感じる人もいるようだ。

3. リビングの壁掛けテレビの配線問題をどうする?

リビングのテレビを壁掛けにしても、テレビの下から配線が垂れ下がっていたらなんだかだらしない。せっかくのオシャレな雰囲気も台なしになってしまうことだろう。ここでは壁掛けテレビの配線を隠す3つの方法を解説する。

テレビの裏にコンセントやアンテナ端子を用意

最も理想的なのは新築やリフォームの際に、テレビの裏の壁にコンセントとアンテナ端子を用意することだ。ケーブルはテレビの裏に完全に隠すことができるので、すっきりと設置することができる。コンセントやアンテナ端子はあとから増設することも可能だが、業者に工事を依頼する必要がある。

壁裏に配線を隠す

コンセントやアンテナ端子を増設できない場合には、リビングの壁を2か所開口し、壁の裏に配線を通すという方法がある。テレビ裏の開口部からケーブルを差し込んで壁裏を通し、床近くの開口部から引っ張り出すことで、一番目立つ壁の部分の配線は隠すことができるだろう。ただしこれも工事が必要だ。

配線カバーで隠す

工事なしで配線を隠したければ、配線カバーを壁に取り付け、その中に配線を通す方法がおすすめだ。完全に目隠しすることはできないが、配線カバーを壁と同系色にすることで、目立たなくすることはできる。配線カバーはネジで止めるタイプや両面テープで貼るタイプなどがあり、ホームセンターで購入して自分で取り付ければコストも抑えることができるだろう。

結論

今回はリビングのテレビを壁掛けにする方法をご紹介した。テレビを浮かせて設置することで、ホテルのようなオシャレなリビングにすることができるが、壁の状態や配線の問題をどうするか、あらかじめ考えておく必要がありそうだ。
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  • 公開日:

    2019年11月26日

  • 更新日:

    2021年12月12日

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