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吸盤が復活する裏ワザ!ハンドクリームや熱湯で吸着力や形状が回復!

吸盤が復活する裏ワザ!ハンドクリームや熱湯で吸着力や形状が回復!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年11月 3日

吸盤の吸着力を復活させる裏ワザと、吸盤の吸着力そのものをアップさせる方法を紹介する。吸盤は家中のあらゆる場所で活躍してくれる便利なアイテムだ。貼り付けも外すのも簡単でコスパに優れているなど、重宝しているご家庭も多いだろう。だが長く使っていると吸着力が低下し外れてしまうことがある。お困りの方はぜひ、裏ワザを試してみてほしい。

  

1. 吸盤の吸着力が低下してしまう理由

マグネットが使えない場所にも手軽に貼り付けできる吸盤は、吊り下げ収納などにも大活躍してくれるスグレモノだ。だがある日突然、吸着力が低下して落下することがある。金属製のキッチンツールなどを吊り下げていると、落下した音などでビックリしてしまうこともある。なぜ吸盤の吸着力が低下してしまうのだろうか?

真空状態が保たれなくなった

吸盤は内側が真空状態になることで対象物に貼り付く。空気が残ったままだと時間の経過とともに外れてしまうことがある。フックに吊り下げているものの負荷が大きく、時間をかけて徐々に変形するなどして空気が入った場合も落下する。

貼り付け面に汚れや異物などがあった

油分やホコリなどが付着している面に貼り付けたり、小さなゴミなどが付着している面に貼り付けたりした場合も、時間の経過とともに外れてしまうことがある。凹凸面なども真空になりにくいため、やはり落下してしまうことが多い。

単純に吸着力が低下した

単純に、吸盤が劣化したことによって吸着力そのものが低下し落下することもある。このように原因はさまざまだが、復活させられる可能性は残されているので、ぜひ試してみてほしい。

2. 吸盤の吸着力を復活させる裏ワザ|ハンドクリーム

吸着力が衰えた吸盤を水で濡らしたり、貼り付け面にグッと押し付けて念入りに空気を抜いたり、といったことで復活しないか試した経験がある方も多いだろう。最初はなんとなく貼り付いてくれるが、しばらく経つとまた落下してイライラする、そんなことの繰り返しだった方はぜひ次の方法を試してみてほしい。

貼り付け面や吸盤の内側の汚れを拭き取る

裏ワザでもなんでもないが、まずはごく基本的なところとして貼り付け面や吸盤の内側の汚れ、油分、異物などを取り除こう。

ハンドクリームで吸着力を復活させる裏ワザ

  • 吸盤や貼り付け面に付着した汚れを取り除く
  • ハンドクリーム少量をとって吸盤に塗る
  • 貼り付ける
たったこれだけで吸盤の吸着力が復活するので、ぜひ試してみてほしい。ハンドクリームの量は吸盤の大きさにもよるが、米粒ほどの量で十分だ。吸盤が劣化するとフチに切れ目やヒビができるなどして、空気が入り込みやすくなる。ハンドクリームを塗ることで、劣化により生じた吸盤と貼り付け面の隙間が埋まり、空気が入り込めなくなる。真空状態が作られやすい状態となり、吸着力が復活するというわけだ。

なおハンドクリームはどの種類でもよい。また歯磨き粉やシャンプーなどを使っても同じような効果が期待できるので、ハンドクリームがないときは試してみるとよいだろう。

3. 吸盤の形状を直して吸着力を復活させる裏ワザ|熱湯

吸盤を長く使っていると、少しずつ形状が変化してくる。はじめは柔らかく緩やかにカーブしていた内側も、徐々に硬く平らになってくる。こうなってしまうと真空状態が作られにくく、重さを支えられずに落ちてしまう。

熱湯で吸盤を復活させる裏ワザ

吸盤を70〜80℃の熱湯に入れておこう。しばらくすると平べったくなっていた吸盤がもとのような形状を取り戻し、吸着力が復活する。ただしあまりにも劣化がひどいときは効果が期待できないこともある。その際は諦めて買い替えるなどしよう。

熱湯で吸盤を復活させる際の注意点

吸盤を熱湯に入れ、さらに加熱するといったことは控えよう。吸盤がさらに変形してしまい、復活させられなくなってしまうことがあるためだ。沸騰したお湯に入れるのもNGだ。必ず洗面桶などの耐熱容器に移したうえで、適温になったところで吸盤を入れるようにしよう。

電子レンジを使って温めてもOK

吸盤を温めれば形状が復活する。したがって電子レンジを使ってもOKだ。耐熱容器に吸盤を入れ30秒~1分ほど加熱すれば、本来の形状を取り戻し吸着力が復活する。ただしフックが金属であったり、溶けやすい素材だったりする場合は、熱湯も電子レンジも十分気をつけていただきたい。心配なときは残念だが諦めたほうがよいだろう。

4. 吸盤の吸着力そのものをアップさせる方法

正常に機能する吸盤の吸着力をさらにアップさせる方法もある。従来の吸着力では物足りないという場合はぜひ試してみよう。

貼り付け面にビニールテープを貼る

もっともシンプルな方法は、吸盤を貼り付ける面にビニールテープを貼るというものだ。表面の凹凸がなくなることで空気が入りにくくなり、吸盤の吸着力が十分に発揮される。真空状態を作りやすくするため、細いテープを複数枚並べて貼るのではなく、幅広のものを使うとよいだろう。

吸盤用のシールや接着剤を使う

吸盤の接着用に作られたシールや接着剤を使う方法もある。シールは100均で手に入るし、接着剤も1,000円程度だ。1,000円は高い気もするが、家中のあらゆる場所で使っている吸盤すべての吸着力がアップするのであれば、価値を感じられるのではないだろうか?どちらも簡単に剥がせるというのも利点だ。

5. 吸盤を復活させてストレスから開放されよう!

夜中などに突然吸盤が外れ、吊り下げているものが落下したときの衝撃や音は心臓によくない。何度も繰り返し外れてしまうのも本当にストレスだ。すべてのケースで復活させられるとは限らないが、紹介した方法でうまく吸盤を復活させることができれば、そうしたストレスからも開放される。お困りの方はぜひ試してみてほしい。

結論

吸盤は、長く使用しているとどうしても劣化して吸着力が低下してしまう。一度でも落下したら、ハンドクリームや熱湯を使って吸着力や形状を復活させよう。吸盤の吸着力そのものをアップさせる方法もぜひあわせて試してみてほしい。
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  • 公開日:

    2019年11月27日

  • 更新日:

    2021年11月 3日

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