1. コンビニのATMは便利でも手数料に注意

平日は仕事で銀行に行けない場合、夜間や休日にお金を引き出すことも多い。そんなときは24時間営業のコンビニATMがありがたい存在になる。コンビニに行くついでにATMを利用できる反面、手数料の存在を忘れると手痛いことになってしまう。1回のATM手数料は少額でも、度重なるとなかなかの金額になるので注意が必要だ。少しでも無駄な手数料を払わないように、時間帯に注意してATMを利用したい。
たとえばセブンイレブンATMを利用して、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの大手メガバンクと取引をする場合、次の手数料が必要になる。(2019年12月現在)
たとえばセブンイレブンATMを利用して、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの大手メガバンクと取引をする場合、次の手数料が必要になる。(2019年12月現在)
- 平日8時45分~18時 → 引き出し手数料110円
- 平日上記以外、休日 → 引き出し手数料220円
意外と見落としがちなのが、コンビニATMでお金の預け入れをする場合だ。銀行業務が休みの間にお金を引き出すと手数料がかかることは世の中に浸透しているようだが、コンビニATMで預け入れをする場合も同じ様に手数料がかかってしまう。例外として、セブンイレブンでセブン銀行に入金をする場合など、手数料が無料になるケースはある。しかしほとんどのメガバンクでは、コンビニATMを利用して預け入れをすると、手数料がかかることを知っておこう。手数料無料をねらうなら、ネット銀行がおすすめだ。「月に数回まで無料」「指定のコンビニATMなら24時間365日」などの条件をうまく使えば、ATM手数料をゼロにするのも不可能ではないだろう。
2. ゆうちょ銀行のATM 手数料

ゆうちょ銀行ATMは手数料無料のシステムである。ゆうちょ銀行のキャッシュカードや通帳でゆうちょATMを利用する場合は、曜日・時間帯にかかわらず利用手数料はかからないので、休日にお金を引き出したい場合はとても便利だ。
また、ゆうちょ銀行をよく利用する人は、ゆうちょ銀行とファミリーマートの組み合わせも知っておくと役に立つかもしれない。ファミリーマートにはゆうちょ銀行ATMが設置してあり、平日8時45分~18時00分・土曜9時00分~14時00分は無料で入出金できるという嬉しいサービスがある。ファミリーマートが近い場合には利用してみてはいかがだろうか。
また、ゆうちょ銀行をよく利用する人は、ゆうちょ銀行とファミリーマートの組み合わせも知っておくと役に立つかもしれない。ファミリーマートにはゆうちょ銀行ATMが設置してあり、平日8時45分~18時00分・土曜9時00分~14時00分は無料で入出金できるという嬉しいサービスがある。ファミリーマートが近い場合には利用してみてはいかがだろうか。
3. 三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行のATM 手数料

三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行を利用する場合、条件を満たしていれば手数料を無料にすることができる。
三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行では、契約と登録、利用条件を判定したうえで、「シルバーステージ」「プラチナステージ」という優待遇を受けることができる。
・シルバーステージ
「給与の受け取り(一回当たり10万円以上/月)」や「預貯金等残高合計が30万円以上ある」などの条件を満たしている場合、提携コンビニATMが月2回まで無料である。※優遇適用期間中の20日から翌月19日までが対象。
・プラチナステージ
「住宅ローンの利用※完済後2年間は優遇対象」や「預貯金残高等の合計が500万以上ある」などの条件を満たしている場合、提携コンビニATMが月3回まで無料である。※優遇適用期間中の20日から翌月19日までが対象。
・シルバーステージ
「給与の受け取り(一回当たり10万円以上/月)」や「預貯金等残高合計が30万円以上ある」などの条件を満たしている場合、提携コンビニATMが月2回まで無料である。※優遇適用期間中の20日から翌月19日までが対象。
・プラチナステージ
「住宅ローンの利用※完済後2年間は優遇対象」や「預貯金残高等の合計が500万以上ある」などの条件を満たしている場合、提携コンビニATMが月3回まで無料である。※優遇適用期間中の20日から翌月19日までが対象。
三井住友銀行
SMBCポイントパックを契約のうえ、「給与や年金の受け取り」「30万円以上の預かり資産がある」などの条件で、コンビニ等ATMのATM時間外手数料・ATM利用手数料が「月3回まで」無料である。
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行ともに、条件が1つクリアできていれば優遇対象となるため、そんなに難しくはないだろう。上記の銀行口座をよく利用する人は、優遇条件も考慮してみてはいかがだろうか。
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行ともに、条件が1つクリアできていれば優遇対象となるため、そんなに難しくはないだろう。上記の銀行口座をよく利用する人は、優遇条件も考慮してみてはいかがだろうか。
結論
ATMの手数料は、積もり積もれば結構な金額になっているかもしれない。手数料自体はどうしても支払わなければいけないお金ではないため、利用時間や銀行の設定に気をつけていれば抑えることができる支出である。手数料が発生する時間にATMを利用するなら、「まとめて引き出す」「ネット銀行を利用する」「ATM手数料の優遇条件範囲で上手に使う」などを考えて使ってみよう。