1. 結婚式に腕時計はマナー違反?

結婚式では時間を気にしていると思われないよう、腕時計は原則禁止とされている。ただし最近では時計をファッションの一部として考える人も多くなっており、それほど気にすることではなくなってきている。腕時計など結婚式で身につけたいアクセサリーは、どこまで許されているのだろうか。
腕時計
せっかくの楽しい時間を過ごしているのに時間を気にすることを想像させる腕時計は、原則マナー違反とされている。どうしても必要な場合は、フォーマルなものを選び、男性でもブレスレット状のものにするなど、デザインに配慮を心がけよう。
指輪
結婚指輪の場合は外す必要が無いが、目立ち過ぎるファッションリングは、はずしておいた方が無難である。
ピアス
男性のピアスは、高齢層も出席する結婚式の場ではつけない方が無難である。
ゴールドのアクセサリー
結婚式では、シルバーよりもゴールドの方が好まれる。ただし、派手に光るイエローゴールド系は避けてマット感のある落ち着いたゴールドを使おう。
ネクタイピンやラペルピン、カフスボタン
スーツに合う装飾品の中でも取り入れやすいネクタイピンやラベルピン、カフスボタンは、個性を発揮しやすくおしゃれ度も上げてくれる。スーツやシャツと合わせて、上手にコーディネートしよう。
2. 結婚式で腕時計をつける場合の色や素材のマナー

マナー違反と言われても腕時計は必要性が高いので身につけたい場合、結婚式で身につけるのであればどのようなものがふさわしいのだろう。
こんな時計がベスト
フォーマルな場にふさわしい男性の時計は「シルバーのメタルバンド」タイプか「黒色系レザーベルト」タイプのものである。ビジネスマンならどちらかの色や素材の時計を持っているのではないだろうか。特に高級なものでなくても大丈夫である。文字盤の色は、白かシルバーがベターだ。一方NGなのは、スポーツ系のごついものや、布ベルトなどのカジュアルなものである。フォーマルな服装に合った時計を選ぶようにしよう。
あからさまに時間を気にしないようにする
式の途中で時計を何度も見たり、あからさまに堂々と時間を確認したりするのはやめよう。あくまでもさりげなく、スマートに振る舞うことを心がけよう。
時計のひびや汚れにも注意
おめでたい席なので、ひびが入っていたり割れていたりする時計は避けよう。また、汚れた時計もマナー違反である。時計を着けていく場合は、事前にひびや汚れをチェックしておこう。
3. 結婚式の服装に合わせたアクセサリーコーデのマナー

上手にアクセサリーをコーディネートしている人には、センスの良さを感じることだろう。どうしたらワンラク上のコーデになるのだろうか、そのコツやマナーを紹介しよう。
スーツや小物に雰囲気を合わせる
アクセサリーも全体のコーディネートの一部なので、服の色やトーン、雰囲気に合わせたものを選ぼう。男性の場合は黒やダークカラーの服装が多いため、アクセサリーも浮きすぎないシックなものをセレクトしよう。
素材やデザインで遊ぼう
最近のネクタイピンやカフスなどは、いろいろな素材や楽しいデザインのものがたくさん出回っている。全体の服装に合わせながらも、遊び心あるコーディネートを楽しもう。
季節感も意識しよう
男性の場合はダークカラーが多いので、どうしても重い雰囲気になりがちだが、真夏には少しでも涼しげな印象の色づかいにするなど意識しよう。
昼と夜で異なるマナー
昼の結婚式の場合、きらきら光るアクセサリーは晴れた外などで撮影する際にカメラのフラッシュに反射するなどの理由でNGとされている。逆に夜はゴールドやクリスタル、ダイヤなどの華やかなアクセサリーでもOKである。
ブランドロゴが目立つものは避ける
ブランドロゴが大きく目立つアクセサリーは、下品な印象を与えるので避けるようにしよう。
結論
腕時計がNGであることなど、意外と知らないことが多い結婚式でのアクセサリーについてのマナーだが、知っておくべきことがたくさんあることがわかった。マナー違反にならないように上手にアクセサリーをコーディネートして、自分らしいおしゃれを楽しもう。