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【あの言葉が起源!?】食欲の秋とは?由来や意味を徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年12月 8日

暑い夏が終わり、涼しい風が吹き始めるといよいよ秋の到来だ。秋といえば読書やスポーツ、芸術などを思い浮かべる人もいるだろうが、ほとんどの人は真っ先に「食欲の秋」という言葉を思い浮かべるのではないだろうか。しかし、食欲の秋とはどのような意味なのか、食欲の秋の由来とは一体何なのか、起源はどこにあるのかを知らない人も少なくないだろう。そこで今回は、食欲の秋にまつわる疑問を徹底的に解説する。

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1. 食欲の秋の意味は?

食欲の秋とは、「四季の中でも秋が最も食欲のわく季節である」という意味の言葉である。「味覚の秋」や「実りの秋」という意味合いもあるように、秋は米やさつまいも、かぼちゃなどの作物や柿や栗、梨やぶどうといった果物が実り、サンマをはじめとする魚にも脂がのって食べごろを迎える季節だ。美味しい秋の食べ物のことを思えば、食欲がわくのも当然といえば当然のことだといえ、食欲の秋の意味もわかってくる。

2. 食欲の秋の由来とは?なぜ食欲がわくのか

美味しい食べ物がたくさん手に入る季節ということで、とくに違和感なく食欲の秋という言葉を受け入れられる人も多いだろうが、中にはほかに由来があるのではないかと思う人もいるだろう。実は、食欲の秋の由来は次に列挙するように複数あると考えられている。

1.秋になると多くの食物が実るため

いまでこそ栽培技術や輸送手段の発達により、年がら年中どこにいても美味しいものを食べられるが、一昔前までは身近にあるものを特定の時期にしか食べられなかった。中でもとくに作物の実りが多い季節が秋であった。そのため、秋は食欲がわく季節だと人々に称されたのだと考えられている。

2.夏バテから体調が回復するため

夏は暑さのあまり食欲がわかなくなってしまうという人も多いだろう。これはいわゆる夏バテであるが、秋になって涼しくなれば自然と回復するものだ。すると、失われていた食欲も回復し、食欲が増えたように感じられる。このことが食欲の秋という言葉の由来であるとも考えられている。

3.本能的に栄養を蓄えて冬を越える準備をしようとするため

多くの動物は寒い冬に備えて秋に栄養を蓄えるが、この本能は人間にも残っている。そのため、秋になると食欲が強くなり、食欲の秋という言葉が生まれたという説もある。

4.日照時間が短くなってセロトニンの分泌が減るため

6月22日前後の夏至を境に、日照時間はどんどん短くなっていく。すなわち、太陽の光を浴びる時間が短くなる。太陽の時間を浴びる時間が短くなると、精神の安定を保つ役割を持つセロトニンの分泌量が減ってしまう。そのため、セロトニンの分泌量を増やすために身体が糖質をはじめとする栄養分を欲し、食欲が上昇する。このことも食欲の秋の由来であると考えられている。

5.気温が低下して基礎代謝が上がるため

秋になると気温が下がり、体温を一定に保つのが難しくなる。すなわち、基礎代謝が上がるのだ。基礎代謝が上がれば、その分多くエネルギーが必要になる。結果、食欲が増すのである。このことも、食欲の秋の由来の1つに数えられる。

3. 食欲の秋の起源は「天高く馬肥ゆる秋」にあり

食欲の秋という言葉の起源はどこにあるのかといえば、「天高く馬肥ゆる秋」という言葉に求めることができる。天高く馬肥ゆる秋とは、秋の快い気候や草を食んで肥えた馬の姿から収穫が期待できるという意味で使われる言葉である。

しかし、元来、天高く馬肥ゆる秋は、中国の人々が騎馬民族の匈奴が秋に襲来することを恐れて使っていた言葉が起源であった。「馬が肥える季節になると、匈奴が冬に備えて食料を求めて攻めてくるから気をつけろ」という警告だったのだ。日本で季節の挨拶として使われているような穏やかな雰囲気とは、ずいぶんかけ離れた起源を持っていることがわかるだろう。

結論

食欲の秋とは四季の中でも最も食欲のわく季節である秋を称する言葉であるが、その由来には複数の説があり、また、その起源とされる「天高く馬肥ゆる秋」という言葉も人々に警鐘を鳴らす意味合いの強いものであった。これらの知識を踏まえたうえで食欲の秋を迎えれば、いつもと違う心持ちで食に向き合うことができるだろう。

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