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ボールペンのインクが出ない!復活させる方法や簡単な裏ワザはある?

ボールペンのインクが出ない!復活させる方法や簡単な裏ワザはある?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年8月 6日

ボールペンのインクが出ないと、必要なときに筆記ができない。そんなとき裏ワザを使えば復活する可能性がある。この記事ではインクが出ない原因と復活させる裏ワザを紹介しよう。トラブルを防ぐ使い方や、左利きの方がボールペンを使いにくい理由など、役立つ知識と併せてまとめた。

  

1. ボールペンのインクが出ない!考えられる原因とは?

ボールペンのインクが出ないときは、まず原因をチェックしよう。解決のために役立ててほしい。

空気が入り込んでインクの中に空間ができている

まずは空気が入ってインクが出なくなっている場合だ。ボールペンはペン先を下向きにして使う文房具なので、重力の力でインクが少しずつ降りてきて、ボールペンのペン先に付着することによって筆記ができる構造になっている。

しかし、ペン先を上にして筆記をすると空気が入り込んでしまう。インクがペン先へうまく送られずにインクが出なくなってしまうのだ。そのまま放置すれば、インク漏れの可能性があるので注意しよう。

インクの蒸発や気温などによる劣化・変質および硬化など

気温や気圧の変化の影響を受けてインクが固まってしまう場合もある。ボールペンのインクは温度が低いと固まりやすく、ボールペンが使えなくなってしまう原因となるのだ。また、インクが残っているのにボールペンが使えなくなってしまう原因として、インクの劣化や温度による硬化が考えられる。

また、インクの成分は、顔料や染料などのほかに溶剤が混合されている。溶剤は空気に触れることによって、わずかに蒸発していく。時間の経過で溶剤の成分がなくなってしまうと、インクが固まってしまうのだ。

ペン先の汚れや紙繊維の詰まり、傷など

ペン先に汚れが付着していると、ボールペンが使えなくなることがある。ボールペンは、ペン先にある小さなボールが回転して中のインクを送り出す構造だ。そのため、ほこりや紙繊維が詰まると、このボールの回転が悪くなりインクを送り出せなくなる。

また、文字がかすれる、濃淡ができる、文字が途切れるといった場合は、ペン先が傷ついている可能性が高い。強い筆圧で使ったり、ペン先が硬いものと接触したりすることが原因だ。

そもそもインクが入っていないケースもある

ボールペンが使えなくなったときは、まずインクが入っているかを確認しよう。ペン先までインクが来ている場合、残っているように見えても内部ではなくなっているケースもある。芯(リフィル)を取り出して確認して、インクがなくなっているなら交換してほしい。

2. ボールペンのインクが出ないときに試してみたい裏ワザ

ボールペンのインクが出ない原因はさまざまだが、次のような方法で復活させられるケースがある。3つの裏技を紹介するので試してみよう。

ティッシュを使って復活させる裏ワザ

ペン先の小さなボールの回転が鈍くなっている場合は、インクやほこり、紙繊維などが詰まっている可能性が高い。この場合はティッシュに空書きする対処法がおすすめだ。ティッシュを何枚か重ね、ゆっくりと線を引くように空書きしていこう。摩擦でボールペンのボールが回転し、インクが出てくるようになるまで繰り返してほしい。

輪ゴムを使って復活させる裏ワザ

ボールペンの芯に空気が入ってインクが出なくなっている場合は、輪ゴムを使った対処法がおすすめだ。ボールペンの中心にテープで輪ゴムを固定し、輪ゴムの両端を持ってベーゴマを回すようにクルクルと回す。こうすることによって、遠心力を利用してボールペンの芯から空気を抜ける可能性がある。

また、輪ゴムのほかにも、ビニール袋に入れてふり回す方法もある。ふり回すことによってインクが飛び散るのが心配な方は、この対処方法を試してみよう。

インクを温めることで復活する場合もある

気温などが低く、インクが固まってしまいボールペンが使えない場合は、温めてインクを軟らかくしてみる。インクは人肌程度に温めれば軟らかくなるため、ボールペンをぎゅっと握って温めてみれば使用できるかもしれない。

注意してほしいのは、温める際にライターやドライヤーなどは使わないようにするということだ。ボールペンの変形や故障の原因となってしまうため、こういった方法は避けてほしい。

3. 本来「書けなくなったボールペン」を復活させる裏ワザはない?

インクを復活させる裏技で、本当に書けなくなったボールペンは戻るのだろうか。メーカーの見解について解説しよう。

ボールペンメーカーによれば復活させる方法は「ない」

ゼブラや三菱鉛筆、パイロットなど、大手のメーカーではボールペンの復活はできないとしている。お湯につける、火で炙るといった対処方法は、避けるように喚起しているので注意しよう。

紹介した裏ワザはあくまで一時的なもの、かつ不確かなものである

このように、ボールペンのインクを完全に戻す方法はないと考えてほしい。紹介した裏ワザが成功しても、あくまで一時的なものだろう。芯を交換したり新しいボールペンに替えたりするのが一番だ。また、日頃からインクが出ないといったトラブルを招かないように、対策をすることが大切だ。

4. ボールペンのインクが出なくなるのを防ぐためにできること

ボールペンのトラブルを防ぐなら、日頃からの使い方に気をつけたい。4つの予防を実践すれば、ボールペンを長く使えるだろう。

強い筆圧や硬いものとの接触などを避ける

ペン先に強い衝撃を与えないように使おう。筆圧が強いと傷つきやすくなるので、力の入れすぎには注意してほしい。硬いものとの接触を避けるため、使わないときはペン先を収納したり、キャップをしめたりすることが重要だ。

使用期限の目安を把握しておく

インクは古くなると溶剤が蒸発するので、早めに使い切ってほしい。インクの使用期限の目安は油性が3年、水性が2年ほどになる。これは製造からの年数なので、新品を使わないまま保管していた場合でも同様だ。ボールペンの芯に製造年月が印字されているため、こちらも参考にしよう。

ペン先は下に向けて使用する

ボールペンは60°以上の角度になるように持ち、下に向けて使用する。仰向けになったりクリップボードを手で持ったりした状態で書くと、インクが逆流してしまう。ノックしたままバッグや筆箱に収納した場合、水平向きで筆記しているのと同じ状態になるので注意してほしい。

使用後はキャップをし、保管方法や保管場所にも気をつける

試用後は、キャップを閉めるかペン先を収納してから保管しよう。直射日光や高温多湿の環境を避けてほしい。ノック式ならペン先が下を向くように縦置きにするか、横向きにして収納する。キャップ式ならキャップが上を向くように縦置き、もしくは横置きだ。

5. 左利きの方はボールペンが使いにくい?その理由とは

左利きの方は、ボールペンが使いにくいと言われているのをご存知だろうか。詳しい理由と左利きの方におすすめのボールペンを紹介する。

ボールペンの構造にヒントが隠されている

ボールペンの構造は前項でお伝えした通りだが、その構造が左利きに不利な作りとなっているのだ。ボールペンはペン先の小さいボールの回転で筆記をしていく。右利きだとペンが右に傾いた状態でボールがスムーズに回転するのだが、左利きだとペン先を紙に押し付ける形になるため、ペン先が圧迫されてしまう。そのためボールの回転が悪くなり、インクが出にくくなる原因となるのだ。

左利きの方におすすめのボールペンとは?

では左利きの方が使いやすいボールペンの条件とはどのようなものがあるのだろうか。まずはペン先のボールの回転が滑らかなものを選ぶことだ。購入する際に試し書きをして、好みの書き心地のボールペンを見つけてみよう。

もう一つは加圧式のボールペンを選ぶという方法だ。加圧式のボールペンは、空気の力でインクを押し出して筆記する構造となっているため、ボールの滑りに左右されることがない。通常のボールペンのように温度によって、インクが固まることもないのがメリットでもある。

6. ボールペンは快適に書けるうちに使い切ろう

インクが出なくなったボールペンを、元の状態に戻すのは難しい。紹介した裏ワザでインクが出るようになったとしても、あくまで一時的なものでしかないだろう。芯を取り替えるか、新しいボールペンを用意するのがおすすめだ。

ボールペンのインクは時間の経過で書きにくくなる。使用期限をチェックして、製造日から2~3年までに使い切るのがおすすめだ。水平で筆記しない、キャップをするなどの対策も合わせて実践して、ボールペンを長持ちさせてほしい。

結論

空気が入り込んだり汚れが入り込んだりすると、ボールペンのインクが出なくなる。ほかのボールペンが用意できない場合、緊急時の対策として復活させる裏技を試してほしい。ただし、完全に元の状態に戻すことはほぼ不可能だ。日頃から使い方を見直して、ボールペンのインクが出なくなるような原因を遠ざけてほしい。
  • 公開日:

    2019年12月12日

  • 更新日:

    2021年8月 6日

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