1. 初めて育てるのにおすすめの観葉植物3選

多種多様な品種が存在している観葉植物は、人と同じで見た目から成長の仕方まで、それぞれ異なる。成長が早いものやゆっくりなもの、耐寒性の高いものなどさまざまある。ここでは、初めて育てるのにおすすめの観葉植物を厳選して3つ紹介したい。
サボテン
言わずとしれた観葉植物だが、トゲに扱いづらさを感じたり、水やりのタイミングがわからず手が伸びないこともあるだろう。しかし、サボテンにはトゲの生えない品種も数多くあり育てやすいものもある。
また、種類によっては美しい花を咲かせるサボテンもあり、女性にも人気が高い。乾燥にはとても強いため頻繫に水やりをする必要がなく、手間がかからない点も魅力のひとつである。インテリア性の高いサボテンもたくさんあり、男女問わず人気があるおすすめの観葉植物だ。
また、種類によっては美しい花を咲かせるサボテンもあり、女性にも人気が高い。乾燥にはとても強いため頻繫に水やりをする必要がなく、手間がかからない点も魅力のひとつである。インテリア性の高いサボテンもたくさんあり、男女問わず人気があるおすすめの観葉植物だ。
ガジュマル
太く丸みを帯びた存在感のある幹が特徴的なガジュマル。ポットを工夫すれば、盆栽のような小さな自然空間、テラリウムのようなオブジェを作ることもできる。ひとつひとつが全く異なる形をしており、自分の気に入った樹形のガジュマルを選び育てるのが、この植物を楽しむポイントでもある。また、個性的で躍動感のある外観からインテリアとしても重宝できる。
パキラ
「発財樹」という名前でも親しまれており、商売繁盛や運気アップにもおすすめの植物。青々としたつややかな葉がたくさん生え、見た目もよく育てやすいと観葉植物の中でも人気を集めている。樹勢が強いパキラは、ぐんぐんと育つ過程を見るのが楽しい品種でもある。ひとつ置くだけで部屋の雰囲気をオシャレにしてくれるので、カフェなどでもよく見かけるだろう。
2. 観葉植物それぞれの育て方

おすすめの観葉植物を紹介したが、基本的な育て方はその原産地によってかなり異なる。まずは自分が育てたい品種をひとつだけ選んで育てていくのがよいだろう。ここでは先に紹介した3つの植物の育て方を解説する。
サボテンの育て方
育て方のポイントは、生まれ育った場所に近い環境に整えることだ。サボテンは砂漠の植物なので、日光がよく当たり、風通しのよい環境を好む。以下のような育て方がおすすめだ。
- 室内で育てる場合:1日最低でも3~4時間は日光の当たる場所に置く。
- 屋外で育てる場合:ベランダなど、日が当たり雨を避ける風通しのよい場所に置く。比較的寒さにも強いサボテンだが、冬場など5℃以下(種類によっては10℃以下)になる屋外は避けて室内に置くといい。雨はサボテンを腐らせる原因になるので十分注意しよう。
また、サボテンは根っこの成長が早い。そのため、1~2年おきに植え替えをし、栄養のある土に入れてあげることをおすすめする。植え替えの際、市販されているサボテンの専用土を利用すれば簡単だ。
ガジュマルの育て方
成長速度が早く、日光のよく当たる最適な環境で育てると、1年で30cm以上伸びる種類もある。ただし直射日光は葉焼けを起こす恐れがあるので、カーテン越しなどに置くといい。また、ガジュマルは植え替えをすることで大きく元気に育っていく。根詰まりを起こさないためにも1~2年に1回は植え替えをしたい。温かい環境で生まれ育ったガジュマルは寒さに弱いため、冬の休眠期は室内などに置くといいだろう。
パキラの育て方
日陰に強いため室内でも屋外でも元気に育つ。5~7月にかけての成長期は、屋外に出すのがおすすめだが、寒さに弱いため冬になったら室内の日当たりのいい場所に置こう。また、真夏の直射日光は、葉焼けを起こす可能性があるので注意が必要だ。夏場の午後は柔らかい光の当たる場所や日陰に移動するのがおすすめだ。
3. ほとんどあげない場合もある!観葉植物の水やり

観葉植物を元気に育てるためには、正しい「水やり」の方法を理解しておくことが大切だ。
一口に観葉植物といっても、種類の違いで水やりの方法は異なり、また季節によっても与え方が変わってくるのだ。
一口に観葉植物といっても、種類の違いで水やりの方法は異なり、また季節によっても与え方が変わってくるのだ。
観葉植物は熱帯産のものが多く、冬になると「休眠期」という冬眠のような時期に入る。
この期間になると栄養補給を控え、水やりは土が湿るくらいか、春になるまでほぼ水やりの必要がないものもある。水の与えすぎは根腐れの原因になるので注意が必要なのだ。ただし暖房のきいた部屋に置いている場合は、葉の表面が乾燥しやすいため、霧吹きで水やりをするといい。
土は表面が乾燥していても中が湿っている可能性があるので、土に指を入れて土の湿り具合を確認してみよう。中まで乾燥していたら、土がしっとりするまで水やりをしよう。
土は表面が乾燥していても中が湿っている可能性があるので、土に指を入れて土の湿り具合を確認してみよう。中まで乾燥していたら、土がしっとりするまで水やりをしよう。
結論
観葉植物の育て方はさまざまなので、育てる植物の最適な環境と水やりの方法をしっかりと理解しておくことが重要である。ポイントを押さえれば観葉植物は比較的育てやすい植物なのだ。部屋の雰囲気をオシャレに変えたり、リラックス効果も期待できる観葉植物を楽しく育ててみてはいかがだろうか。