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お手製キャンドルの簡単な作り方!詳しい手順とコツを解説

お手製キャンドルの簡単な作り方!詳しい手順とコツを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月13日

キャンドルは雑貨店などで購入するものと思っているかもしれないが、実は自宅でも簡単に作ることができる。お手製キャンドルなら材料や作り方次第で自分好みのものにアレンジでき、リラックスタイムや大人数が集まるシーンでの雰囲気もより盛り上げてくれるだろう。キャンドルの詳しい作り方手順やコツを紹介するので、参考にしてほしい。

  

1. 作る前に知っておこう!キャンドルの種類

キャンドルとはワックスに燃焼用の芯を通した照明用の道具だが、手作りできるキャンドルはいくつか種類がある。制作にあたってそれぞれ準備物や手順が異なるため、作り方を知る前にまずどのキャンドルを作るか考える必要がある。下記はキャンドルの種類ごとに特徴をまとめたリストである。

「ピラーキャンドル」まず思い浮かぶオーソドックスな円柱形のキャンドル

「アロマキャンドル」アロマオイルが練りこまれ芳香が楽しめるキャンドル

「ボタニカルキャンドル」表面にドライフラワーが練りこまれたキャンドル

「フローティングキャンドル」火が付いたまま水に浮くキャンドル

「ゼリーキャンドル」透明なジェルワックスを使ったキャンドル

2. キャンドル作りに必要な材料は?

キャンドル作りに必要な材料はワックスと芯(ワックスやジェルワックスをしみ込ませた紐や木)である。特にワックスは硬さや色など素材によって個性があり、材料で作り方も変わってくる。下記に代表的なワックスをまとめたので、選択の際は参考にしてほしい。

「パラフィンワックス」

石油由来。手作りキャンドルのワックスとしてはポピュラーで人気が高い。固まると白色で不透明な状態になるため着色の加工がしやすい。ペレット状やパウダー状のものは湯煎で溶けやすく、キャンドルの作り方が比較的容易である。ゼリーキャンドル以外を作ることができる。

「ジェルワックス」

石油由来。常温の固まった状態でも透明なワックス。硬さがソフトなものやハードなものがあるが、固まった状態でも弾力性のある半固形の状態なのでピラーキャンドルなどのように自立するキャンドルは作れない。コップ状のキャンドルホルダーを使った作り方でボタニカルキャンドルやゼリーキャンドルを作ることができる。

「蜜蝋(ビーズワックス)」

天然(ハチの巣)由来。キャンドルだけでなく、保湿効果にすぐれた成分が含まれていることから化粧品原料になることもある。また、日本で一番古くから使われてきたろうそく材料と言われている。色は黄色がかった白もしくは白色の不透明であり、花の蜜のような香りが特徴である。常温では固形のため、ゼリーキャンドル以外を作ることができる。

「ソイワックス」

植物(大豆)由来。石油由来のパラフィンワックスと比較すると燃えにくく、ススが出にくい性質がある。常温ではマットな質感のある固形で硬さはソフトとハードがある。色は不透明のクリームホワイト。ゼリーキャンドル以外を作ることができる。

3. 自宅で簡単!お手製キャンドルの作り方の手順とコツ

ここで紹介するのは、自宅で簡単にできるお手製キャンドルの作り方手順である。クオリティを上げるためには手作りキャンドル専用アイテムを使うのがおすすめだが、手に入らなかった場合に100均など身近なショップで代用アイテムを探すこともできる。作り方に併記したので参考にしてほしい。

簡単!ピラータイプのアロマキャンドルの作り方

まずは基本のピラータイプのアロマキャンドルの作り方の紹介である。アロマオイルや顔料を混ぜる量は好みにもよるがほんの数滴、耳かき程度から好みで調整するとよいだろう。

【材料】
アロマオイル
ワックス(代用案:小さく砕いた仏壇ろうそくのワックス)
顔料(代用案:削ったクレヨン)
金具付き芯(代用案:砕いた仏壇ろうそくの芯)
型(代用案:紙コップや牛乳パック)

【作り方】
1)ソースパンなどの小鍋にワックスを入れ、湯煎かIHヒーターにかける。
 ※ワックスは可燃性のため直火は避ける。
2)芯を型底部の中央に設置し、型の上部に割りばしをわたすなどして立たせて固定する。
3)溶けたワックスにアロマオイルを数滴入れてまぜる。(着色する場合は顔料も入れてまぜる)
4)溶けたワックスを型に注ぐ。
5)ワックスが冷えて固まるまでそのまま置き、固まったら型を外して完成。

簡単!飾り入りゼリーキャンドルの作り方

次は、飾り入りゼリーキャンドルの作り方の紹介だ。透明な容器に入ったゼリーキャンドルは鑑賞性に優れておりギフトにもなる。完全に気泡を消すのは難しい作業だが、海に見立てた飾りを生かす作り方で気泡もアクセントになり涼しげに仕上がるだろう。

【材料】
ジェルワックス
金具付き芯
キャンドルポット(100均でも購入可能)
飾り(貝殻など)

【作り方】
1)ソースパンなどの小鍋にジェルワックスを入れ湯煎かIHヒーターにかける。
 ※ワックスは可燃性のため直火は避ける。
2)芯をポット底部の中央に設置し、型の上部に割りばしをわたすなどして立たせて固定する。
3)溶けたジェルワックスを少量ポットにそそぐ。
5)ジェルワックスが少し固まったところで、ピンセットで飾りをポット内部に設置する。
6)残りのジェルワックスを注ぎ、冷えて固まったら完成。

4. キャンドルの作り方【応用アレンジ編】

入れ子のように型を二重にする作り方で「ボタニカルキャンドル」を作ることができる。ボタニカルキャンドルとは、ドライフラワーが入ったキャンドルで見た目が美しくギフトやインテリアに人気がある。ドライフラワーは万が一炎が燃え移ると大変なので、作り方ではなるべく芯から離した外側に設置するのがポイントだ。また、外側に配置することで見た目の華やかさが増し、美しい仕上がりになる。

結論

おしゃれなリラックスキャンドルの作り方の紹介はいかがだっただろうか。インテリアにも実用にも使えるキャンドルだが、その小さな炎は「1/fのゆらぎ」と呼ばれる不規則なリズムがあり、電飾にはないリラックス効果があるといわれれている。今回のキャンドルの作り方の記事が、ちょっとした趣味のヒントになれば幸いである。
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  • 公開日:

    2019年12月18日

  • 更新日:

    2021年9月13日

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