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観音開きの冷蔵庫は使いやすい?メリットやデメリットを徹底解説

観音開きの冷蔵庫は使いやすい?メリットやデメリットを徹底解説

投稿者:ライター 松本マユ(まつもとまゆ)

鉛筆アイコン 2021年2月25日

「フレンチドア」と呼ばれることもある、観音開きタイプの冷蔵庫は近年人気が高いようだ。中心にドアのラインが入っているためかスリムにも見え、スタイリッシュでおしゃれなデザインが多い。今回はこの観音開きの冷蔵庫について、メリットやデメリットを解説する。冷蔵庫のドアの種類や、観音開きの冷蔵庫を選ぶべき人の特徴もお伝えするので参考にしてほしい。

  

1. 冷蔵庫の扉の種類と特徴

観音開き

観音開きの冷蔵庫とは、2枚のドアが中央から両側に開くタイプを指す。
観音開きタイプの冷蔵庫は人気があるようで、家電量販店ではシャープ、パナソニック、日立、三菱など、どのメーカーからも販売されているのを目にするだろう。
最近は、観音開きでもドアに触れるだけで自動で開くタイプなども出ており、ますます進化を遂げている。

片開き

片開きの冷蔵庫とは、ドアが左右のどちらか一方に開くタイプだ。このタイプは昔から存在するため、多くの家庭で広く親しまれているだろう。
片開きには、右開きと左開きの2種類がある。右開きは右利きの人や左側に壁がある場合によく使われる。反対に左開きは、左利きの人や右側に壁のあるキッチンに向いている。
ドアが1枚で大きい分、開ける際は前面に広めのスペースを必要とするが、ドアの収納ポケットの容量も比較的大きいというメリットがある。

両開き

両開きの冷蔵庫は、左右のどちらからでも開くタイプを指す。これはシャープ独自の技術で、「どっちもドア」と呼ばれている。
片開きの冷蔵庫であれば開く側に回り込まなくてはいけないが、両開きタイプは自分に近い方から開閉できる。また、来客がいるときは目隠しできる方向にドアを開けることで、庫内が見えないようにもできるのだ。

2. 観音開き冷蔵庫のメリット

場所を取りにくい

冷蔵庫内の配置を工夫することで、観音開きの冷蔵庫は片方のドアだけ開けても物を取り出せる。ドアの開け閉めが必要最小限に押さえられるので、省エネにも役立つのだ。
よく使う物はドアポケットや手前の方に入れ、片側だけを開けても取り出せるようにしておこう。積み重ねていくことで、冷蔵庫の電気代が節約できるだろう。

電気代が節約できる

冷蔵庫内の配置を工夫することで、観音開きの冷蔵庫は片方のドアだけ開けても物を取り出せる。ドアの開け閉めが必要最小限に押さえられるので、省エネにも役立つのだ。
よく使う物はドアポケットや手前の方に入れ、片側だけを開けても取り出せるようにしておこう。積み重ねていくことで、冷蔵庫の電気代が節約できるだろう。

間取りを選ばない

片開きの冷蔵庫だと、ドアが開く方向によって置き場所を考えないといけない。
たとえば右開きの冷蔵庫を使っている人が引っ越し、新居のキッチンの壁が右にあった場合、これまでの冷蔵庫が使いにくくなる可能性もある。
その点、観音開きの冷蔵庫はドアが両側に開くため、間取りを選ばない。引っ越しがあっても柔軟に対応できる。

収納ポケットが細かく分かれている

ドアの幅が狭い観音開きタイプは、ドアに付いている収納ポケットも細かく分かれている。そのため物を効率よく収納でき、冷蔵庫の中が整いやすい。
また、よく使うものを収納ポケットに入れておくことで、すぐに取り出せるというメリットもある。

3. 観音開き冷蔵庫のデメリット

冷蔵庫の中が見えにくい

観音開きの冷蔵庫は、片方のドアを開けただけでは反対側が見えにくい。冷蔵庫の中を見渡したいときは両方のドアを開けなくてはいけないため、その点ではやや不便とも言える。

ドアを片手で開けられない

片開きの冷蔵庫はドアを片手で開けられるが、観音開きの冷蔵庫はドアが左と右の両方にあるため、片手ではなかなか開けにくい。
手に物を持っているときなどは、いったん物を置いてから両手でドアを開ける必要がある。

収納量が少ない

片開きの冷蔵庫は1枚のドアが大きい分、ドアに付いている収納ポケットの容量も大きい。しかし観音開きタイプは収納ポケットが小さいので、トータルの収納量も比較的少なくなってしまいがちだ。

壁に隣接して置きにくい

「観音開きの冷蔵庫は間取りを選ばない」ことがメリットだと述べたが、壁に隣接した場所にはやはり不向きだ。ドアが両側に開くため間取りを気にしなくていい反面、壁の近くに置くとドアが90度までしか開かなくなる。観音開きの冷蔵庫は、壁から少し離した場所に設置しよう。

4. どんな人が観音開き冷蔵庫を選ぶべき?

キッチンが狭い家に住んでいる人

観音開きの冷蔵庫がぴったりなのは、冷蔵庫前のスペースが少ししかない家だ。
片開きタイプはドアが大きいため、狭いキッチンにはなかなか置きにくい。ところが観音開きタイプはドアが開く半径が小さいことから、限られたスペースでも開けられるのだ。

冷蔵庫の節電をしたい人

片方のドアだけを開けて物を取り出せることから、観音開きの冷蔵庫は節電になる。月々の電気代がかさみがちな人、少しでも節電したい人に向いている。

引っ越しが多い人

観音開きの冷蔵庫は間取りを気にせず置けるため、引っ越しの多い人にもぴったりだ。仕事の関係で単身赴任や転勤が多い人にはうれしい作りと言えるだろう。

結論

冷蔵庫は高額な買い物となる。選び方を失敗しないためにも、事前にそのタイプのメリットやデメリットを調べ、自分に向いているかを考えておくといいだろう。
観音開きの冷蔵庫は見た目もおしゃれで、近年人気があるようだ。ドアの種類はもちろん、容量や省エネ性能、チルド室・野菜室・冷凍庫などの使い勝手もチェックしてから購入したい。毎日使う冷蔵庫だからこそ、しっかり検討して納得のいく1台を見つけよう。
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  • 公開日:

    2019年12月19日

  • 更新日:

    2021年2月25日

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