1. 冬キャンプには電気毛布がおすすめ

秋から冬にかけてのキャンプでは寒さ対策をどうするかによって、快適さがまったく違ってくる。最近はキャンプ場に電源サイトを設けているところもあり、電気の暖房器具が使えることも多くなった。キャンプで使える暖房のなかでも、とくに電気毛布がおすすめの理由を紹介しよう。
コンパクトで持ち運びに便利
暖房器具にはストーブやホットカーペット、エアコンなどいろいろな種類がある。そのなかでも電気毛布はコンパクトに折りたためて、持ち運びもしやすい。とくにキャンプのように持ち物をできるだけ少なくして移動を楽にすることが必要な場合、電気毛布は便利だ。
消費電力が少ない
キャンプでは、電源サイトが設置されていても、使える電力量は限られている。照明や調理器具などに電気を使う場合、暖を取るための消費電力はできるだけ少ない方がいい。電気毛布は思っているよりも消費電力が少ない。「強」で31Wh、「弱」だと3Whと非常に少ない消費電力で身体を温めることができる。
冬キャンプの最大のポイント「底冷え」対策に
寒い時期のキャンプでは、寝るときの底冷え対策が重要だ。キャンプの場合は地面に寝るため、いくら厚着をしても地面からの底冷えというものがある。この底冷えのため、寒くて眠れないということもある。
電気毛布から発せられる熱で地面からの冷えを遮断。さらに電気毛布の上に被せられた寝袋などによって、暖かさがキープされる。
電気毛布から発せられる熱で地面からの冷えを遮断。さらに電気毛布の上に被せられた寝袋などによって、暖かさがキープされる。
2. キャンプ用電気毛布の上手な選び方

電気毛布にはいろいろな種類があり、大きさや機能などさまざまだ。キャンプ用に使う電気毛布をどう選んだらいいのか迷ってしまうこともある。キャンプ用電気毛布の選び方を紹介しよう。
キャンプ用電気毛布の選び方「種類」
電気毛布といっても「ブランケット」「敷き毛布」「掛け毛布」「掛け・敷き両用」がある。自分が求めているタイプを確認してから選ぶようにしよう。
ブランケットは、一般的な電気毛布よりもコンパクトなので、キャンプや車中での使い勝手がいい。敷き毛布は最もオーソドックスで、価格や消費電力が低く抑えられるのが最大のメリットだ。初めてのキャンプで電気毛布を使うなら、敷き毛布から始めるといい。
掛け・敷き両用は、場面に応じて使い分けできる。背中に掛けたり、夜寝るときに敷いたり1枚で使い回しができる。
ブランケットは、一般的な電気毛布よりもコンパクトなので、キャンプや車中での使い勝手がいい。敷き毛布は最もオーソドックスで、価格や消費電力が低く抑えられるのが最大のメリットだ。初めてのキャンプで電気毛布を使うなら、敷き毛布から始めるといい。
掛け・敷き両用は、場面に応じて使い分けできる。背中に掛けたり、夜寝るときに敷いたり1枚で使い回しができる。
キャンプ用電気毛布の選び方「電源の供給方式」
電気毛布には、ACアダプター式や充電式、USB式などの電源供給が異なるものがある。ACアダプター式は、高い温度設定ができることや長時間使えるというメリットがある。ただし、コンセントのない場所では使えない。
充電式は、電源サイトのないキャンプ場でも使える。USB式は、消費電力の少ない電気毛布ならではの電源供給方式だ。携帯電話などで使うモバイルバッテリーでも使えるため、キャンプでも活躍する。ただしモバイルバッテリーの供給電力には限りがあるので、消費電力が高い電気毛布を使っていたり、長時間使っていたりすると、途中で電源切れになってしまう。
充電式は、電源サイトのないキャンプ場でも使える。USB式は、消費電力の少ない電気毛布ならではの電源供給方式だ。携帯電話などで使うモバイルバッテリーでも使えるため、キャンプでも活躍する。ただしモバイルバッテリーの供給電力には限りがあるので、消費電力が高い電気毛布を使っていたり、長時間使っていたりすると、途中で電源切れになってしまう。
キャンプ用電気毛布の選び方「消費電力」
キャンプ場のように条件が限られている場合には、電気毛布の消費電力をチェックすることが重要だ。ポータブルやモバイルバッテリーの電気容量を確認してから、それに見合う消費電力の電気毛布を選ぶようにしよう。電気毛布自体はそれほど高い消費電力ではないが、キャンプでほかの電気を使う場合など、バッテリー容量を上げるか、電気毛布の消費電力が少ないものを選ぶといい。
3. キャンプ用電気毛布の敷き方や使い方

キャンプ用に電気毛布を使う場合、敷き方を間違えるとまったく暖かさが感じられず、寒い思いをすることがある。せっかくの電気毛布も敷き方次第では、寒くて眠れなくなってしまう。
キャンプで電気毛布を効果的に使うために必要なアイテム
キャンプのときに電気毛布を使う場合、その下に敷く「グランドシート」や「キャンプ用マット」は重要ポイントだ。グランドシートとは、テントの下に敷くシートのことで、地面の凸凹からテントの底面を保護する役割がある。地面からの冷気を防ぐ働きもある。
キャンプ用マットは地面の凸凹を和らげてくれ、寝心地をよくするだけでなく、地面からの冷気を防いでくれる。キャンプで電気毛布を効果的に使うためには、最低でもグランドシート、キャンプマットは準備しておこう。
キャンプ用マットは地面の凸凹を和らげてくれ、寝心地をよくするだけでなく、地面からの冷気を防いでくれる。キャンプで電気毛布を効果的に使うためには、最低でもグランドシート、キャンプマットは準備しておこう。
キャンプで効果的に使う電気毛布の敷き方
テントに付いているインナーマットがある場合には、下から
1. グランドシート
2. テント
3. インナーマット
4. 銀マット
5. 電気毛布
の順番で敷こう。電気毛布の上に肌触りのいいラグなどを敷くといいだろう。
1. グランドシート
2. テント
3. インナーマット
4. 銀マット
5. 電気毛布
の順番で敷こう。電気毛布の上に肌触りのいいラグなどを敷くといいだろう。
4. 人気のキャンプ用電気毛布3選

電気毛布の中でも、キャンプに適したものとなると選ぶのにも迷ってしまう。ここでは、キャンプ用におすすめの電気毛布をピックアップしてみた。ぜひ参考にしてみてほしい。
ELAICE(エレス)「3Wayあったかブランケット mofull(モフル)」
「ひざ掛け」「腰巻」「ポンチョ」の3つの使い方ができる3Wayの電気毛布ブランケットだ。肌触りがフワフワで、思わず頬ずりしたくなる。ポンチョにする場合、ボタンとボタンホールの調整ができるので、身体に合ったサイズに調整ができる。温度設定できるだけでなく、オートタイマー付きなので寝落ちしても安心できる。
LIFEJOY 「電気毛布130×80cm」
初めて電気毛布をキャンプ専用に使う場合には、安いものを選ぶといい。冬のキャンプにはおすすめ。2,000円以下で入手できる安価なモデルが豊富だ。安くても温度調節が細かく調節でき、ダニ退治機能も付いている。コントローラーを外すことで洗濯機で丸洗いもできる。さらに配線が工夫されており、頭寒足熱仕様になっている。冷え性の方にはおすすめの電気毛布だ。
ARRIS「USBひざ掛け毛布」
触り心地が最高と思える起毛生地だ。フリース素材を採用するA面、100%ポリエステル素材を採用するB面。それぞれふんわりとした心地のいい肌触りが特徴だ。さらにヒーターの発熱線の線芯は、電気伝導性と熱伝導性が非常に優れている。80℃から40℃まで周囲の温度に応じて加熱モードを調節できるので、節電効果も期待できる。
結論
室内で使うイメージの強い電気毛布だが、キャンプなどのアウトドアにも大活躍している。持ち運びが便利であること、コンセントがなくても使えること、地面からの冷え対策などメリットがたくさんある。キャンプなどで使う電気毛布は、室内で使う電気毛布とは違う視点で選ぶようにしよう。