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換気に扇風機を使うと効果的?使い方とコツを紹介!

換気に扇風機を使うと効果的?使い方とコツを紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年1月15日

室内にたまった汚れた空気を外に出し、新しくキレイな空気を取り入れる換気は、健康や住宅の寿命にも関わるためとても重要だ。しかし部屋によっては窓がない、空気が流れづらいなどの理由で上手く換気ができない場合もあるのではないだろうか。そんなときは扇風機がおすすめだ。扇風機で換気する効果と、使い方やコツを紹介していく。

  

1. 換気に扇風機を使う効果とは?

換気とは室内のたまった空気を外に出し、外の新しい空気を取り入れること。効率的な換気を行うためには、空気の流れを作ることが重要になる。しかし窓の位置の問題などで空気の流れができない、よどみやすい部屋もあるだろう。そこで活躍するのが、扇風機。夏のイメージが強い扇風機だか、実は年中活躍するアイテムなのだ。扇風機なら、換気に重要な空気の流れを作ることができる。つまり扇風機を使うことでより効率的に換気ができるのだ。

換気をするメリットとは?

つい換気をおろそかにしてしまうことはないだろうか。特に夏場と冬場は、冷暖房で室内を快適な温度に保っていると、換気してしまうのはもったいないと感じることがあるかもしれない。しかし閉めきった室内は空気が入れ替わりづらいため、人体に悪影響を及ぼす可能性がある汚染物質が室内にとどまることになる。汚染物質とは、例えば二酸化炭素や一酸化炭素、花粉、ダニ、ハウスダスト、ホルムアルデヒド、そして現在猛威をふるうコロナなどのウイルス類だ。そういった空気中の汚染物質を外に出し、薄めるためにも換気はとても重要なのである。

さらに人の呼吸、調理、加湿器など、たくさんの水蒸気が発生している室内と屋外の寒暖差が要因となり結露にも繋がる。朝起きると、窓に水滴がびっしりとついて濡れていることはないだろうか。結露はカビの原因となるうえに、壁紙や建材を傷めやすい。加えてカビを餌とするダニの大量発生を招き、アレルギーの原因となるハウスダストが増加することもあるのだ。換気にはそれらの悪循環を防ぐという大きなメリットもある。

換気は何分間すればいい?

窓を開けて換気を行う場合は、1時間に5分~10分間ほどとされている。ただし部屋の広さ、窓の位置や大きさにも左右されるうえ、汚染物質の種類によって屋外へ出ていく速度は異なるため、一概に「何分間が効果的」とは言いきれないことを知っておこう。

2. 扇風機を使った上手な換気方法

換気をする際は一つの窓ではなく、二つの窓を開けるのが望ましいとされている。自然と空気の通り道ができ、効率的に換気ができるからだ。対角線上の窓であればより高い効果を発揮する。温かい空気が上にのぼり、冷たい空気が下にたまる性質を利用し、高い位置の窓と低い位置の窓を開ける高低差を利用した換気方法もある。さらに風には狭い場所から強く吹きこみ、広い場所から出ていくという性質があることから、風の入る窓を小さく開け、出口となる窓を大きく開けることで、換気の効果を高めることも可能だ。

扇風機で換気をする場合も、効率と効果を高めるために、空気の流れや通り道を作ることを意識すると上手に換気ができる。扇風機だけでなく、さらに空気を循環させるのに特化したサーキュレーターを使用するのもおすすめだ。

扇風機で換気をする際の位置と向き

扇風機を使って換気をする際のコツとして、扇風機を置く位置と向きが重要となる。扇風機の位置は窓のそば、そして窓の外に向けて配置するのがよい。サーキュレーターも同じく窓のそばで、外へ向けて配置しよう。

窓を背に室内に向けて置く方が、一見外のキレイな空気を取り込めるように感じるかもしれないが、室内の汚れた空気が外に出ずにとどまったままになってしまう可能性もある。汚れやよどみを解消することが重要になるため、室内の空気を外に出すイメージで、窓のそばに置き、そして外に向けて稼働させるようにしよう。

3. 窓のない部屋を扇風機で換気するコツ

対角線上にある窓を二つ開けることが推奨されていても、窓が一つしかない部屋やそもそも窓のない部屋もある。換気しづらく空気がよどみやすい部屋を、扇風機を使って換気する方法を解説していく。

扇風機を使った窓が一つの部屋の換気

窓が一つしかない、一つしか開けられない部屋の換気は、部屋のドアと窓の両方を開けておく。さらに扇風機またはサーキュレーターを窓のそばに置き、外に向けて空気の流れを作るのがよいとされている。

扇風機を使った窓がない部屋の換気

窓がない部屋はドアをあけ、ドアの外に向かって扇風機またはサーキュレーターを設置しよう。室内の空気をドアから出すイメージだ。その際は、他の部屋の窓やドアもあけ、家全体に空気の流れを作る。さらに浴室や洗面所、トイレなどの換気扇をまわすことで、他の部屋から流れ込んでくる空気も効率よく外に出すことが可能となる。

結論

扇風機やサーキュレーターを使うことで、空気の流れを作り効率よく換気ができる。窓が一つしかない、そもそも窓がないなどの理由で換気がしづらい部屋でも、扇風機やサーキュレーターを使えば効果は高くなるため、ぜひ活用していきたい。健康のためにも、住まいの寿命のためにも、換気はとても重要だ。定期的にしっかりと空気を入れ替え、快適に過ごせるよう意識していこう。
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  • 公開日:

    2020年1月15日

  • 更新日:

    2021年1月15日

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