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エタノール消毒のポイントは?アルコールとの違いや自作する方法も!

エタノール消毒のポイントは?アルコールとの違いや自作する方法も!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年2月25日

ウイルスや細菌による感染予防には石鹸を使った手洗いが基本だが、あわせてエタノール消毒を取り入れている方も多いだろう。エタノールはなぜ消毒効果があるのかを解説するとともに、正しい使い方や無水エタノールを使った消毒液の自作方法も紹介する。

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1. 消毒に使われるエタノールとは?

「アルコール消毒」「エタノール消毒」に違いはあるのだろうか?まずは基礎知識から身につけていこう。

アルコールとエタノールはどう違う?

厳密に言えば、アルコールはエタノールやメタノール、プロピルアルコールなどアルコール類の総称だが、一般的にはエタノールとアルコールはほぼ同義で使われている。名前は似ているが「エタノール(エチルアルコール)」と「メタノール(メチルアルコール)」は全くの別物であり、特にメタノールは劇物であり、取り扱いを誤ると失明の恐れもある危険な薬品であることから間違えることの無いようにしてほしい。本稿では「エタノール=アルコール」として解説していく。

エタノール消毒の効果

エタノールの消毒効果は、インフルエンザやヘルペスといった「ウイルス」、病原性大腸菌や黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌といった「細菌(食中毒菌)」、カビや酵母といった「真菌」まで幅広い。一部、消毒効果がおよばないものもあるが、基本的なウイルスや細菌に対する消毒が目的なら、エタノールは効果的と言えるだろう。

エタノールの人体への影響

エタノールは、ヒトの体の中で燃焼して二酸化炭素となる。そのため、口に入ったとしても基本的に毒にはならない。ただし、一度に大量に摂取した場合などは、体の組織にダメージが残ることがある。子どもがいるご家庭などは、とくに取り扱いには十分注意してほしい。

2. エタノールを使った正しい消毒の仕方

エタノールは消毒に適しているが、使い方が誤っているとその効果が得られにくくなる。正しい消毒の仕方を覚えておこう。なお、ここでは市販の消毒用エタノールスプレーを使用する前提で説明していく。

エタノール消毒の正しい手順

  • 石鹸で手を洗う
  • 清潔なタオルまたはタオルペーパーで水気をしっかり拭き取る
  • エタノールを手のひらに適量スプレーする
  • 片手の指先で、もう片方の手のひらにエタノールをなじませる(逆も行う)
  • 両方の手のひら、指の腹などにエタノールをよく擦り込む
  • 手の甲、指の背にエタノールをよく擦り込む
  • 両手の指を組み合わせ、指の隙間や付け根にもエタノールをよく擦り込む
  • 片手でもう片方の手の親指を包み、エタノールをよく擦り込む(逆も行う)
  • 両手首にもエタノールを擦り込む

エタノール消毒のポイント

水気が残っているとエタノールが薄まり、消毒効果が十分に得られなくなる。手洗いのあとはしっかり拭き取ろう。また、エタノールは「まんべんなく」「乾くまで」擦り込むことがポイントになる。指の隙間や付け根などムラが出ないように意識してほしい。

なお、ウイルスや菌は瞬殺されるものではない。数秒〜15秒ほどかかることもあるため、その間に乾いてしまわない程度の量をスプレーするのもポイントだ。

ドアノブや照明のスイッチをエタノールで消毒する際は、直接吹き付けるのではなく、ペーパータオルなどにスプレーして含ませてから拭き取ろう。

エタノールの取り扱いには注意

消毒作用が強い分、粘膜や皮膚への刺激もそれなりにある。とくに粘膜には触れないように十分気をつけてほしい。皮膚も、肌荒れなどが気になるようであれば使用を中止しよう。また、エタノールは引火しやすいため、火の近くでは絶対に使わないようにすることだ。

3. 消毒用エタノールを自分で作る方法

最後に、消毒用のエタノールスプレーを自作する方法も紹介しておく。事前に、空のスプレーボトルと無水エタノール、精製水を準備しよう。

消毒用エタノールスプレーの作り方

消毒に適したエタノールの濃度は70〜80%と言われている。高くても低すぎても十分な効果が期待できないため覚えておこう。

たとえばエタノール濃度70%の消毒液を作るなら、空のスプレーボトルに、無水エタノール7に対して精製水3の割合で混ぜるだけでいい。スプレーボトルの容量が500mlなら、無水エタノール350ml、精製水150mlという具合だ。

なお、無水エタノールは純度ほぼ100%なので、消毒液を自作する際はゴム手袋を着用し、換気しながら作業しよう。もちろん、火気は厳禁だ。

結論

エタノール消毒について、その効果や正しい手順、自作する方法などを紹介してきた。ただ、ウイルスや細菌による感染症を予防するには、手洗いがもっとも基本になる。手洗いが正しくできてはじめて、エタノール消毒の効果が十分に発揮されると思っておこう。

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