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窓と窓用ミラーフィルムの写真

窓用ミラーフィルムのデメリット!知っておくべき利点と欠点を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月17日

窓の目隠し用にミラーフィルムはどうなのだろうか?購入するなら事前にデメリットを知っておきたい、と思う方も多いだろう。本稿では数ある窓の目隠し用フィルムの中でもミラーフィルムに特化して、メリット・デメリットを解説する。自分で施工するか業者に頼むかの判断基準や、おすすめも紹介しているので参考にしてほしい。

  

1. 窓用ミラーフィルムとは

ミラーフィルムが貼ってある窓の写真
外からの視線が気になる環境にお住まいの方にとって便利なのが、窓用のフィルムだ。いろいろな種類があるが、その中でもまずは「ミラーフィルム」について詳しく解説しよう。

太陽光を反射する金属を含んだフィルムのこと

窓用のミラーフィルムとは、金属が含まれている薄いフィルムのことで「マジックミラーフィルム」などと呼ぶこともある。太陽光を反射するため中が見えにくく、外から見るとまるで「鏡」のように外の景色が映るといった特徴がある。

2. 窓用ミラーフィルムのメリット

窓フィルムを貼っているところの写真
窓用ミラーフィルムにはさまざまなメリット・デメリットがある。まずは貼ることで得られるメリットから見ていこう。

目隠し効果が期待できる

太陽光を反射するため外から室内が見えづらくなる。つまり目隠し効果が得られるというのが最大のメリットである。お隣が近い、通りに面している、高層マンションのベランダから覗かれないか不安といったご家庭にピッタリだ。

紫外線カット効果、断熱効果、結露防止効果など機能性も豊富

商品により紫外線をカットする効果が高かったり、断熱効果が得られたり、結露対策ができたりするミラーフィルムもある。

ある程度の防犯効果も期待できる

窓にミラーフィルムを貼ることで、目隠し効果が期待できる。それにより外からの視線が気にならなくなるだけでなく、室内が見えづらくなるため防犯効果も期待できる。

さまざまなタイプの窓に貼れる

窓の大きさや形に合わせてカットできるため、さまざまなタイプの窓に貼り付けられる。

3. 窓用ミラーフィルムのデメリット

夜に屋外から室内の様子が丸見えの家の写真
一方、窓用のミラーフィルムにはいくつかデメリットもある。貼ってから後悔することのないよう、メリットと併せてデメリットもきちんと理解しておくことが大切だ。

夜間は逆に室内が見えやすくなるおそれがある

夜に室内の照明を点灯させると見え方が「反転」し、外から見えやすくなってしまう。窓に何も貼っていないときと比べれば多少はマシかもしれないが、安心しきってカーテンを全開にしていると、室内が丸見えといった状態になりかねない。ただし、こちらはカーテンを閉めるなどで対策が可能だ。

夜間は外の景色が見えづらくなるおそれがある

優れた目隠し効果が仇となる場合がある。室内の照明がオンになっていることで、外の景色が見づらくなってしまうといった具合だ。夜景がキレイな高層階にお住まいの方などは、とくに欠点に感じる部分かもしれない。

窓が「熱割れ」するリスクがある

ミラーフィルムは太陽光を反射するため、ほかのフィルムと比べれば熱を溜め込みにくいと考えてよいだろう。だがご家庭の窓によっては熱割れを起こすリスクがある。とくに注意したいのは「網入りガラス」「Low-Eガラス」「真空ガラス」「ペアガラス」などである。どの程度のリスクがあるかは環境にもよるためケースバイケースだ。施工前に専門家に確認するなどしたい。

施工や定期的な貼り替えの手間、コストがかかる

施工を業者にお願いすれば手間は省けるが、自分で貼るよりも費用がかかる。自分で施工する場合は気泡がてきないように慎重に作業したり、窓にピッタリ合うようにカットしたりなど、何かと手間がかかることは覚えておこう。またミラーフィルムは消耗品ゆえ、5〜10年(外貼りか内貼りかなどにもよる)など、定期的に貼り替えるコストも考える必要がある。

4. 窓用ミラーフィルムの施工は業者に依頼すべき?

窓フィルムを施工しているところのイメージ写真
窓用のミラーフィルムを貼ると決めた場合、業者に施工をお願いするか自分で貼るかで迷うことがあるはずだ。費用を抑えたいのであればDIY一択だが、上手に貼れるかどうか不安という方もいるだろう。だが業者に依頼した場合に気になるのが料金である。

ミラーフィルムの施工を業者にお願いしたときの費用の目安

業者にもよるが、費用は「平米いくら」で設定されていることが多い。一般的な相場としては「8,000〜12,000円/平米」といったところだろう。ただし作業難易度が高い場所(高所等)などは別料金が必要になる場合がある。また施工費用のみなのか、フィルム代が含まれているのかなども確認しておくと安心だ。

業者に依頼すべきかどうかの判断基準

たとえば自分で施工した場合、たしかに費用は抑えられるが気泡ができて見た目が悪くなったり、サイズが合わず十分な効果が得られなかったりすることも想定される。貼り替える(もう1枚購入する)などすれば結局コストも膨らんでしまうだろう。DIYに自信がない方は、多少費用がかかっても業者に依頼することを検討しよう。

5. 窓用ミラーフィルムのおすすめ3選

窓用ミラーフィルムの写真
窓用のミラーフィルムは数多く販売されている。求める機能性などによって選び分ければよいのだが、いざ選ぶとなると迷ってしまう方もいるだろう。おすすめを3選紹介するので、ひとつの参考にしていただければ幸いだ。

KTJ「マジックミラー 目隠し ガラス透明断熱フィルム」

断熱機能を備えたミラーフィルムだ。夏の暑さ、冬の寒さ対策としても一定の効果が期待できるだろう。紫外線カット率も93%と高く、水だけで貼り付けられる手軽さも魅力である。

FILMGOO「マジックミラー 目隠し ガラスフィルム」

シルバー、ブルーシルバー、ブラックシルバーなど、同じシルバーでもバリエーションが豊富にある。やはり水だけで貼れる点や、断熱効果・UVカット効果などがあるのが特徴だ。

AIDON「窓断熱シート マジックミラーフィルム」

遮熱・断熱効果やUVカット効果があるマジックミラーフィルム。接着剤不要で貼り直しもOKだ。強粘着性により、ガラスが割れたときの飛散防止効果も期待できる。

結論

窓用ミラーフィルムにはメリットがある一方、デメリットも存在する。しかしデメリットをきちんと把握していれば、さまざまな効果が期待できるなど利点のほうが多い。ミラーフィルムにも断熱やUVカットといった機能性を備えたものもあるため、選ぶときは機能もチェックしてみるとよいだろう。
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  • 公開日:

    2020年2月 7日

  • 更新日:

    2022年10月17日

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