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ネジのピッチとは?ネジの基礎知識を一挙紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年2月 2日

壁などに写真や絵画を取り付けたり、カーテンレールを取り付けたりなど、意外と身近な存在であるネジ。自転車やバイクの整備、DIYなどにも欠かせないネジだが、ピッチとは何かご存知だろうか。ピッチサイズが違うとネジがうまく噛み合わず、購入してきたネジが使えないということにもなりかねない。そこで今回はネジのピッチとは何か、ネジの種類や構造、ピッチが測定できる便利なツールを紹介していこう。

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1. ネジの種類と構造を理解しよう

DIYなどで上手にネジを使い分けるには、ネジの構造や種類をしっかりと理解しておく必要がある。

ネジを選ぶ際に「ピッチ」という言葉を目にすることがある。ネジの断面を見てみると、山と谷が存在しているのがわかる。ピッチとは、ネジの隣り合う山の中心間距離のことをいい、「P」という記号が使われる。たとえばピッチが1.5mmの場合は「P=1.5」と記載される。そして、ネジが1回転したときに進む距離のことを「リード」といい、「L」という記号で表される。

DIYなどで使われる一般的なネジは「一条ネジ」といい、ピッチとリードの大きさが等しくなっている。中にはリードがピッチの2倍ある「二条ネジ」や、3倍の「三条ネジ」などがあるが、これらの種類はネジ部の螺旋の数で判断できる。また、これら多条ネジは、一条ネジよりもリードが長いため緩みやすいことから、より大きな力で締め付ける必要がある。このような特性から多条ネジは、ペットボトルのキャップなど開閉することを目的としたものに使用されていることが多い。

ネジとネジ穴の直径が同じであっても、ネジ部(ネジ山のある部分)のピッチやリードが一致していないと正常に締結することができない。このようなネジのピッチの種類を理解したうえで正しくネジを使用することによって、使用中に緩まない強固な締結となる。

2. 並目ネジと細目ネジの構造・用途の違いとは?

並目ネジとは?

並目ネジとは、標準的なピッチ(並目ピッチ)のネジのことで、一般的によく使用されているネジだ。並目ピッチは、現在最も多く流通しているネジの規格で、一般的な部分結合用として使用されている。そのため、流通しているネジ部品の中でも種類が豊富で、幅広い種類の中から選択することができるうえ、量販店などで簡単に入手することができる。DIYなどのあらゆる場面で活躍しているのが並目ピッチのネジである。

細目ネジとは?

細目ネジとは、一般的な並目ネジに比べてピッチが小さいものをいう。つまり、ネジ山の数が多いということだ。リード角(ネジ山から軸までの垂直な面と隣合うネジ山が成す角度)が並目よりも小さいため、細目の方がより強い締結ができ、より緩みにくい構造になっている。

しかし、ネジ部の摩耗が強いため、ネジが動かなくなる「かじり」が起こりやすいといった短所もある。また、電動工具等での締結にも適していないため、作業に手間がかかることもある。

細目ネジは一般的にはあまり流通しておらず、入手するには専門店などへの問い合わせが必要だ。だが細目ネジは主に精密さを必要とするところや微調整が必要なところ、肉薄で強度が不足するところなどには最適なネジである。

3. ネジのピッチを測定し作業を効率化

材料を揃える際や作業工程で、寸法不明のネジがあって困ったことはないだろうか。そんなときに便利なのが、ピッチサイズを測定できる「ピッチゲージ」だ。目的とは違うネジを買い間違えることもよくある話だが、そういった失敗もピッチゲージを使うことで防ぐことができる。また、バイクのネジ交換や家具・家電の修理の際など、ネジのピッチサイズを調べたいときにも活躍するツールだ。

一般的なネジは主に、ミリ・ウィット・ユニファイの3規格から作られている。日本でよく目にするのはミリネジだが、バイクや輸入家具、建築関係などでウィットやユニファイ規格のネジが使われているようだ。ピッチゲージで測定する場合、ミリ仕様のネジはネジ山からネジ山までの距離を測るのに対し、ウィット・ユニファイなどのインチ仕様のネジは1インチ(25.4mm)間にある山の数を測る。ピッチゲージにはミリ用とインチ用があり、インチ用にはウィット(ねじ山の角度55°)とユニファイ(ねじ山の角度60°)とがあるので、規格に合ったピッチゲージを使うようにしよう。

ピッチゲージには、ギザギザが付いた板が何枚も収納されており、このギザギザの板のどれかがネジ山にぴったりと合うようになっている。寸法不明のネジにピッチゲージをあてて、ゲージに刻印されている数字を見ればそのネジのピッチが簡単に測定できる。

また、ピッチゲージは工具だけでなく、今ではアプリでも登場している。DIY初心者でも気軽にダウンロードして使用できるので、とりあえず使ってみてはいかがだろうか。DIYだけでなく、ビジネスにも役立ちそうな便利なツール、ピッチゲージをぜひとも試していただきたい。

結論

ネジのピッチやリードなど、ネジの構造を理解しておけば、より作業を効率的に行うことができる。加えてピッチゲージなどの便利なツールを使えば、購入したいネジのピッチサイズがわかり、買い間違えることなどもなくなるだろう。また、ネジの種類を把握することによって、しっかりとしたネジの締結やネジの緩みを防ぐことができる。バイクの整備やDIYをしている方はスムーズな作業をするためにもぜひ、ネジの基礎知識をしっかりと身に付けてはいかがだろうか。

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