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にんにくの栽培方法!家庭で育てられる?お手入れのコツも紹介!

にんにくの栽培方法!家庭で育てられる?お手入れのコツも紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年7月 7日

にんにくは風味を豊かにするスパイスとして、またスタミナ料理の食材としても欠かせない香味野菜である。幅広く利用できるにんにくを、自宅で栽培したいと考えている方は少なくないだろう。実はにんにくはポイントをおさえれば初心者でも意外と簡単に栽培できるのだ。今回は手軽にプランターを使ったにんにくの栽培方法やお手入れのコツを紹介する。

  

1. 室内でのにんにくの育て方

にんにくの種類

にんにくは品種によって栽培に適した地域が異なる。関東以北であれば寒冷地向けの「ホワイト6片」、関東以西であれば暖地向けの「平戸」がオーソドックスな品種といわれている。にんにくは9月~10月が植え付け時期なので、にんにくの種球は8月頃からホームセンターなどの店頭に出回るだろう。

にんにくの種球の植え付け

種球が準備できたら、薄皮は剥がさずに一片ずつ分けよう。このとき、カビや病気のものは取り除き、大きくて形のよいものを選ぶことが大切だ。次にプランターに水はけのよい培養土を入れる。プランターは幅が60cm程度で深さが20~25cmくらいのものを用意しよう。土は野菜専用培養土で構わない。にんにくの一片をとがっている方を上にして4cmぐらいの深さで埋め、間隔は少なくとも10cmは空けるようにしよう。

にんにくは暑さに弱いので、9月時点でも残暑が厳しい場合は10月に植え付けを行う。しかし、寒すぎると根が十分に張らないので、日中の気温が25度を下回る時期を目安に植え付けるといい。植え付け後1週間~2週間で芽が出てくるはずだ。芽が出るまでは室内で育てるが、芽が出た後は室内から出すことがポイントだ。暖かな室内で育てていると低温が不十分となり球の太りが悪くなってしまうのだ。

2. にんにくは日当たりのよい場所で育てよう

正しい水やりと日当たりのよい環境が大事

にんにくは気候や天候の影響を受けやすく、湿度に非常に弱い。そのため水やりには注意が必要だ。植え付けしてから発芽するまでは、土が乾燥しない程度に水やりをすればよい。芽が出たらはプランターを日当たりや風通しのよい室外に出し、乾燥気味に育てるといいだろう。にんにくは半日陰でも育つが、移動が可能なプランターであれば日当たりのよい栽培に最適な環境を選ぼう。

3月~4月が成長期

にんにくは3月~4月が急速に成長する時期だ。この時期に複数の芽が出てきたら、生育のよい芽を1本残し小さい芽は摘み取ろう。また、4月~5月になると花芽(トウ)が生えてくる。にんにくの球を太らせるためにも、花芽が伸び出してきたら摘み取ることが重要だ。

5月~6月が収穫期

5月中旬~6月にかけて葉先が枯れてきたらいよいよ収穫時だ。地上に出ている葉の5割程度が枯れたら収穫のサインだ。茎の根本を手で握り、真上に引っこ抜けば簡単に抜くことができる。

3. にんにくのお手入れのコツ

にんにくの球を大きくするためにすべき大事なお手入れは、収穫までに2回の追肥を行うことだ。1回目は12月頃で、肥料は鶏糞やボカシ肥を使うといい。肥料は株元にまくようにする。2回目の追肥は春先の2月中頃~3月中頃で、1回目と同様に肥料をまけば十分だ。越冬前の追肥は生育に大きく影響するのでタイミングをみて忘れずに行おう。

追肥のほかにすべきお手入れとしては、先述した成長期に複数生えてきた脇芽をかき取ることと、5月頃に伸び出てくる花芽の摘み取りだ。とくに花芽はそのまま放置すると球が大きくならないので花芽は早めに摘み取りたい。適切なお手入れをして、にんにくを丈夫に大きく育てよう。

結論

にんにくを育てるにはちょっとしたコツが必要だが、ポイントをおさえれば比較的栽培しやすい野菜でもある。スペースもそれほど必要としないのでプランターや鉢などを使って自宅で手軽に育てることができるだろう。収穫したてのみずみずしいにんにくをホイル焼きやガーリックバター、にんにく醤油など、料理や調味料としてさまざまに利用してみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2020年2月14日

  • 更新日:

    2021年7月 7日

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