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電球の選び方とは?口金の調べ方や明るさとワット数の関係も解説!

電球の選び方とは?口金の調べ方や明るさとワット数の関係も解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年4月15日

新生活で必要なものといえば、部屋に合った照明。購入時についてきた電球をそのまま使ってもいいが、こだわって選ぶことで部屋をより快適な空間にしてくれる。電球の基礎知識から、トイレや風呂場など部屋に合わせた選び方のコツまで、わかりやすくご紹介する。

  

1. 選び方の基本!電球には種類がある

電球には一般的な照明器具につかわれる白熱電球のほか、LED電球、小型電球などさまざまな種類がある。光の色にも種類があり、取り付ける場所に合わせて選ぶ必要があるのでぜひともおさえておこう。電球の種類を知ることが選び方を知る第一歩だ。

電球の種類

まずは一般的な住宅用照明に使われる電球の種類や選び方をご紹介する。

白熱電球、蛍光灯、LED電球

オレンジ色のあたたかい光が特徴の「白熱電球」は価格が安くどこでも簡単に手に入れられるが、消費電力が高くコスパが悪い。「蛍光灯」は白熱電球に比べて寿命が長く、消費電力は約4分の1。LED電球よりも安価なので、予算をかけず消費電力をおさえたい方におすすめだ。
「LED電球」は白熱電球の約10倍の価格だが、消費電力は白熱電球の約8分の1。リモコンで操作できる調光機能があるものもある。寿命も長く、省エネ電球として推奨されているので新生活に合わせて選ぶならぜひ試してみたい電球だ。ただし、熱に弱いので注意が必要だ。

小型電球、ハロゲン電球、常夜灯電球

シャンデリアなどの小さいソケットや、補助照明、常夜灯などに使われる小さめサイズの電球たち。小型電球は「ミニクリプトン球」とも呼ばれ、クリプトンガスと呼ばれる気体が封入されている。ハロゲン電球はハロゲンガスが封入されており、最後まで一定の明るさを保てるのが特徴だ。

電球の色の種類

電球が放つ光の色には「色温度」と呼ばれる単位がある。色温度が高いほど光の色は青白く、低いほどオレンジっぽい色になる。選び方によって部屋の雰囲気がガラリと変わるので、ぜひインテリアや用途に合わせて選びたい。

電球色

色温度が低く、あたたかみのあるオレンジ色の光。暗いほど快適に感じる色なので、間接照明によく使われている。寝室やトイレなどリラックスしたい箇所におすすめだ。

昼光色

色温度が高く、クールな青白い光。主に蛍光灯に使われている色をイメージするとよい。明るいほど快適に感じるリビングやキッチン、細かい作業をする勉強部屋や書斎など最適だろう。

2. 電球の口金の選び方は?

電球のサイズと聞かれて「ワット数」と思い浮かべた方も多いのではないだろうか?実はワット数は明るさを示す単位であり、電球のサイズはソケットに差し込む「口金」と呼ばれる部分になる。口金の種類と選び方をご紹介する。

口金の種類

一般的によく使われている白熱電球は「E26口金」。LED電球もこの口金に合わせて作られているものがほとんどだ。他にもミニクリプトンと呼ばれる小型電球は「E17口金」、常夜灯電球は「E12口金」、ハロゲン電球は「E11口金」と電球の種類によって変わるので、選び方に注意しよう。ちなみに数字は口金の直径を示している。例えば、「E26口金」なら26mmの口金、といった具合だ。

口金の確認方法は?

口金は使いたい照明器具のソケット部分によってあらかじめ決められている。選び方を間違えるとソケットにはまらず買い直すハメになってしまうので、必ず確認しておこう。

確認するには照明器具の取扱説明書や付属電球のパッケージを見るのが一番だ。無くしてしまった場合の一番簡単な確認方法は、ソケットの差し込み部分の直径を定規やメジャーなどで測ることだ。他にも電球ごと外して電気屋へ持っていけば、店員さんが確認してくれるだろう。

3. 電球の明るさの選び方

電球の明るさは部屋の印象や居心地を大きく左右する重要な部分である。選び方の基礎知識として、使いたい照明の対応ワット(またはルーメン)を必ず確認するようにしよう。まずは電球の明るさを示す単位「ワット」「ルーメン」についておさえつつ、目的にあった明るさの選び方を紹介する。

ワット(W)

ワットとは白熱電球の明るさや消費電力示す単位で、住宅用照明では40、60、100W形などがよく使われている。ワット数が高いほど明るく、消費電力Wも高くなる。選び方としては、メインの照明として使うなら100W形、プラスして卓上やキッチンカウンターを照らすなら40W形や60W形を選ぶようにするといいだろう。

ルーメン(lm)

ルーメンとはLED電球の明るさを表す単位で、40W形は485lm、60W形は810lm、100W形は1520lmとなっている。白熱電球からLED電球へと切り替えるときには、必ず白熱電球のW形を確認し、それに対応するルーメン数を選ぼう。

4. 場所に合った電球の選び方

電球についての基本的な知識をおさえたところで、最後はキッチン、トイレ、寝室など部屋に合わせた電球の選び方とおすすめの電球を紹介する。

キッチン

キッチンの電球は、色にこだわった選び方をしよう。料理屋洗い物など、手元をみつめながら作業することが多いキッチンは、細かい作業に適した昼光色で、明るさは60W〜100W形の電球がおすすめだ。完成した料理を置いておくカウンターに照明をつけるときは、料理を美味しくみせる電球色を選ぶといいだろう。

リビング

家族が集まるリビングは、電球の明るさを考えた選び方がよい。表情がよく見える100W形の明るい電球がおすすめだ。調光できるLED電球を使えば、食事やテレビ、就寝前のリラックスタイムなど用途に合わせて明るさや色を調整できるので、予算に余裕がある方はぜひ取り入れてみてはどうだろう。

寝室

リラックスしたい寝室はあたたかみのある電球色がよい。ただし掃除をしたり勉強部屋も兼ねている場合は、調光できるLED電球を選ぶか、間接照明やデスクライトなど複数の照明器具を置くなどして、必要な明るさを補強した選び方をするのがおすすめだ。

風呂、洗面所

風呂場や洗面所などの水回りは、「風呂でスマホを使う」「洗面所で身支度や細かな作業をする」など、生活スタイルに合わせた選び方で必要な明るさが変わってくる。またLED電球は熱に弱いため、使用するときは対応できるかどうか確認するようにしよう。

トイレ

短時間しか利用しないトイレは、明るさ40W形〜60W形など、リラックスできる電球色がおすすめ。ただし、スマホをいじったり読書する人もいるため、自分の用途に合わせた選び方を意識するのが大切である。

結論

電球には白熱電球・LED電球などがあり、それぞれ口金と呼ばれるサイズがある。選び方のコツは電球の種類だけでなく、光の色や明るさも意識した選び方を取り入れるとよい。リビングなどのメインルームは「昼光色で明るめ」、トイレや寝室などは「電球色で暗め」と使い分けるのがおすすめだ。
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  • 公開日:

    2020年2月21日

  • 更新日:

    2021年4月15日

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