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シロアリの駆除が重要な理由とは?業者に依頼する費用相場や予防策も紹介!

シロアリの駆除が重要な理由とは?業者に依頼する費用相場や予防策も紹介!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年7月 8日

シロアリはなぜ駆除が必要なのだろうか?また、自分ではなく業者に駆除を依頼したほうがいいとされるのはなぜだろうか?その理由を解説するとともに、業者にお願いしたときの費用相場や駆除したあとの予防策などを紹介する。

  

1. シロアリの驚異!危険なパターンと駆除の必要性

アリと名のつくものの、一般的にはゴキブリの仲間とされているのがシロアリだ。駆除をせずに放置していると木材を食い尽くされ、最悪のケースとして家が倒れてしまうこともある。シロアリの駆除は大切なご家族や財産を守るためにも急務だろう。

シロアリの特徴

シロアリにも種類があるが、とくに家屋に被害をもたらすのは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」だ。

【ヤマトシロアリ】
湿った木材を好むため、浴室や湿度の高い床下などが被害に遭うことが多い。もちろん駆除したほうがいいシロアリだが、幸い食欲がそれほど旺盛ではないため、侵食のスピードは緩やかだとされている。

【イエシロアリ】
イエシロアリは要注意。繁殖力が高いうえ食欲が旺盛、さらに新材を好むといった特徴がある。土の中にコロニー(巣)を形成するため見つけにくく、発見したときはシロアリだけでなく巣ごと駆除することが望ましいとされる。

シロアリは必ず「白い」とは限らない

シロアリは、新たな巣を形成するために羽アリとなって飛ぶことがある。その際、ヤマトシロアリは黒色をしており、イエシロアリは茶褐色をしている。一見すると「黒アリ」に羽根が生えたように見えるが、実はシロアリも黒や茶褐色に変化するのだ。体がくびれておらず、寸胴の羽アリを見かけたらシロアリの可能性が高いため駆除を検討しよう。

シロアリに要注意な住宅とは?

・新築から5年以上経過している
・前回薬剤を散布した日から5年以上経過している
・ウッドデッキ、木の柵や塀などが建物の近くにある
・地面と接している建材がある
・壁紙や天井に黒ずみ、雨漏り、シミ、剥がれなどがある

こういった住宅はシロアリに注意したほうがいいと言われている。一つでも当てはまる場合は、たとえシロアリを見かけていないとしても専門家に診断してもらうことをおすすめしたい。

2. シロアリの駆除は業者がおすすめの理由

シロアリの駆除を自分でする際のメリットやリスクなどを覚えておこう。

シロアリを自分で駆除するメリットとリスク

「コストを大きく抑えられる」「自分の好きなタイミングでできる」といったメリットがある一方「完全に駆除できないことがある」「建物を傷つけてしまうことがある」「不慣れな作業に対する不安が生じる」などのリスクがある。

大きなコロニーになると100万匹ものシロアリが生活しているとも言われており、そのコロニーも1箇所とは限らない。見逃してしまえば駆除しきれず、再発リスクが生じる。作業自体も、家の下に潜り込んだり薬剤を散布したりと難しいものになる。

慣れない作業でケガなどのリスクもともなうため、シロアリの駆除は業者にお願いすることをおすすめしたい。

3. シロアリの駆除を業者にお願いするときの費用相場は?

シロアリの駆除を業者にお願いした場合、費用はいくらくらいが相場になるのかを見ていこう。業者によって料金設定が異なるほか、工法や駆除する面積などによっても変わってくる。そのため実際の費用は見積もりで確認してほしいのだが、ある程度相場を把握しておくと判断しやすいだろう。

シロアリの駆除費用の相場

シロアリの駆除にかかる費用は、おおよそ1m2あたり1,000〜3,000円前後といったところが相場になる。坪に換算すると4,000〜10,000円前後といったところだろう。個人経営の業者の場合などは、より安いケースもある。

高ければいいというものではないため判断が難しいところだが、安すぎる場合は追加費用を請求されたり、いい加減な駆除をされたりする可能性もある。シロアリ駆除の実績が多く、見積もり金額にも納得できる業者で、かつ説明が丁寧など対応に安心できる業者を選んでほしい。駆除したあとの保証サービスが付いているかどうかも確認しておこう。

4. シロアリを駆除したあとの予防策

シロアリを駆除してもらっただけで安心してはいけない。前述のように、コロニーは一箇所とは限らないし、大きなコロニーになれば100万匹を超えるシロアリが生活していることもあるため、一度に駆除しきれていない可能性もゼロではない。

再びシロアリが発生しないよう、できる限りの対策を講じておくことが大切になる。

シロアリの予防策

・通気性を確保する
・ダンボールや木材のクズなどは処分する
・雨漏りなど修復すべき箇所は修復する
・忌避剤を撒いておく

普段からあまり換気をしていなかったり、家具が壁に密着していたりすると湿気が溜まりやすい。シロアリは湿気を好むため、駆除したあとは家全体の通気性を見直そう。また、ダンボールや木材などはエサになりうるため処分しておこう。

あわせて、雨漏りなど傷んでいる場所はできるだけ早く修理しておく、ホームセンターなどで忌避剤を購入して撒いておくといったことも対策になる。

結論

シロアリの駆除は素人には難しい。見逃しやケガのリスクなどもあるため、業者にお願いすることをおすすめしたい。その際、見積もりの作業内容や金額に納得できる業者を選ぶようにし、少しでも不安や疑問があれば、遠慮せずに問い合わせて解消しておこう。
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  • 公開日:

    2020年2月27日

  • 更新日:

    2021年7月 8日

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