ガーデニング初心者にも簡単にできる！「棚」の作り方とおすすめ3選

ガーデニングにおいて棚は必ずしも重要というわけではない。だが、やはりガーデニングをするなら棚の設置もおすすめしたい。

ガーデニングに棚をおすすめしたい理由のひとつは、スペースを有効活用できる点だ。棚といってもサイズや形状はさまざまあるが、小さい棚ならガーデニングに使うアイテムを収納できるし、大きい棚になればプランターを並べてみることもできる。

植物の高さを変えて立体的に見せたり、バランスよく日が当たるようにしたり、水やりがやりやすくなったりなどメリットも豊富だ。さらにデザイン性を重視すれば、庭のアクセントにもなる。ガーデニングと棚はぜひワンセットで考えよう。

わざわざ自作しなくても、ガーデニング用のオシャレな棚は販売されている。だが、DIYでオリジナルの棚を作るのも、ガーデニングのひとつの楽しさではないだろうか？ガーデニング初心者の方にも簡単にできる、棚の作り方をいくつか紹介しよう。

DIYと言っても、ここで紹介する棚の作り方はいずれもごく簡単なやり方なので、ぜひ時間を見つけてチャレンジしてほしい。

ただ、もっとも重要なのは庭にマッチするかどうかだ。ガーデニングのイメージを明確にしておくなど、想像力が大切になってくる。ひとつのアイデアとして参考にしていただき、あとは自分なりにオリジナリティーを加えていってほしい。

棚のサイズを決めたら、必要な大きさと枚数のすのこを購入する。あとは組み合わせるだけで棚が簡単に作れる。色を塗りたいときは、組み立ての前に塗っておくといいだろう。

もしくは、棚の支柱に「ワンバイ材」を使う方法もある。ワンバイ材とは「1×○」などと書かれた木材のことだ。○は1、2、3などの数字で、大きくなるほど木材も大きくなる。DIY初心者に最適な扱いやすい木材なので、すのこを使った棚の支柱にはピッタリだ。

脚立を立てて広げ、踏み桟（ふみざん＝足をかける部分）に足場板を通してあげるだけで、個性豊かな棚ができあがる。

脚立は新品でもいいが、ある程度汚れているものもおすすめ。いい具合に錆びていればそれはそれで味になるし、好きな色に塗ってもいいだろう。プランターを載せる際はバランスに気をつけてほしい。

棚板を挟みながらレンガやブロックを積み上げ、最後に天板を載せて棚にしてしまう方法だ。限られたスペースでガーデニングをする際などにおすすめしたい。ブロックの穴には小物なども収納できる。

最後に、ガーデニングに最適な棚を3選紹介する。どういったガーデニングづくりをするかによって選ぶ棚も変わってくるが、たとえばこんな商品はいかがだろうか？

シンプルな2段の木製棚。ナチュラルテイストのガーデニングはもちろん、それ以外のスタイルにも合わせやすいだろう。奥行き約42cm、高さ約40cm、幅は約60cmと90cmがある。

3段の鉄製棚にアーチが付いている。植物を置くだけでなく引っ掛けることもできるなど、ガーデニングのワンポイントとして存在感を出してくれるだろう。ブラックとホワイトの2色用意されている。

こちらは2段の木製棚にラティス（格子状に板が張られたもの）が付いている。天然木に加えて色もダークブラウンなので、ナチュラルテイストのガーデニングにピッタリではないだろうか。

ガーデニングをシュッと見せるには棚が欠かせない。棚ひとつでガーデニングの印象が変わってしまうこともある。まずは想像力を膨らませて、どういった棚が最適かを探っていこう。アイデア次第で個性的な棚も簡単に作れるので、DIYにもぜひチャレンジしてみてほしい。