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蛍光灯がつかない原因と対処方法は?蛍光灯の種類別に交換方法も解説

蛍光灯がつかない原因と対処方法は?蛍光灯の種類別に交換方法も解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年8月 2日

蛍光灯がつかないときは、いろいろな理由が考えられる。原因によって適した方法が違うので、基本的な知識をチェックしておこう。この記事では、蛍光灯がつかないときの原因別の対処方法と種類別の交換方法を解説する。LEDに交換するメリットと併せて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1.蛍光灯がつかないときに考えられる原因とは?

蛍光灯がつかないときに考えられる5つの原因を解説する。なぜつかないのか判明すれば、対処方法もわかるだろう。

蛍光灯そのものの寿命

最初に疑うことは、蛍光灯の寿命がきてしまったことだ。これは蛍光灯がチカチカしたり、暗くなったりするので事前に察知することができる。故障などではないため解決するのも簡単だ。

蛍光灯と照明器具の接触不良

蛍光灯と照明器具が接触不良をおこすとつかないことがある。正しく取り付けられているか確認しよう。

安定器の故障や配線の不具合

蛍光灯を安定させるための安定器や配線コードの保護が老朽化すると、つかないことがある。安定器の寿命が近くなれば、異音や異臭がすることもあるので注意してほしい。また、ソケットや基盤、スイッチが故障している可能性もある。10数年も使っているものなら、照明器具としての寿命を疑うべきだろう。

グローランプ(点灯管)の故障や寿命

グローランプは照明器具側についているもので、豆電球くらいの大きさをしている。交換しやすいように飛び出ているため、判別自体はすぐにできることだろう。役割としては、蛍光灯を点灯させることなのだが、6千回程度の使用で寿命がくるとされている。

点灯管の寿命であれば、蛍光灯に問題がなくても点灯できないことになる。ただし、グローランプが使われているのはグロースターター式だけだ。ラピッドスタート式もしくはインバーター式なら、ほかの原因が考えられる。

照明器具との点灯方式が合っていない

蛍光灯の点灯方式は、3種類。グロースターター式とラピッドスタート式、そしてインバーター式だ。照明器具によって対応している点灯方式が違うので注意が必要だ。合っていない点灯方式の蛍光灯を取り付けると、寿命が短くなったり明かりがチラついたりする可能性がある。異常放電やショートによる発火などのリスクもあるので、確認してほしい。

2. 新品(交換したばかり)の蛍光灯がつかない原因は?

新品の蛍光灯がつかない場合、寿命ということは考えにくい。原因としては接触不良や安定器の故障が疑われる。また、型番が対応していない可能性があるので、今まで使用していた蛍光灯と同じか確認してみよう。接触や安定器、型番に問題がなければ、蛍光灯の初期不良かもしれない。

3. 2本あるうち1本の蛍光灯がつかない原因は?

2本セットで蛍光灯を交換したときでも、寿命には多少の差がでる。1本がつかなくなったときは、数日以内にもう1本が寿命を迎えるのが一般的だ。また、丸型蛍光灯を交換したとき片方がつかないなら、つなぐソケットを間違えている可能性がある。外側と内側の蛍光灯に、それぞれ正しいソケットを接続しているかを確認しよう。

4. LED蛍光灯がつかない原因は?

LEDの蛍光灯にはグローランプを使わないので、それ以外の原因を探ってみよう。寿命や接触不良、安定器の故障などが考えられる。新品のLED蛍光灯なら初期不良の可能性もあるだろう。

また、LED蛍光灯は長寿命だが熱に弱い。内部温度が80度を超えると劣化が始まるので注意が必要だ。高温によって回路が破壊されると、つかなくなってしまう可能性がある。

5. 蛍光灯がつかないときの対処方法

蛍光灯がつかないとき、正しい方法で対処すれば直る可能性が高い。原因別に6つの対処方法を紹介しよう。

蛍光灯の寿命なら交換する、接触不良なら付け直す

蛍光灯の寿命なら新品に交換する。照明器具に対応しているか、型番を確認しておくことが重要だ。接触不良が原因の場合は、一度取り外してから正しい方法で付け直す。

新品(交換したばかり)の蛍光灯は別の照明器具で確認する

新品であっても初期不良が考えられるので、可能であればほかの場所でその蛍光灯がつくかを確認しよう。単純に接触不良の場合は修理できる可能性もあるため、ひねったり、何度か着脱したりしてつくかつかないかを確認してほしい。

グローランプ(点灯管)を交換する

グローランプは消耗品であり、通販などでも購入することができ、交換も自分自身で問題なくできるだろう。一般的に点灯管は蛍光灯の2倍程度の寿命とされるが、逆にいえば蛍光灯を2回交換する頃には、点灯管も1回は交換が必要になっている可能性が高い。

安定器を交換する

点灯管を交換しても駄目ならば、照明器具の故障の可能性が高まる。照明器具自体の買い替えや業者の修理を視野に入れよう。安定器の交換には、専門的な知識と技術が必要になる。電気を扱う作業になるため、安全のため業者に依頼するのがおすすめだ。

いずれを試しても解決しない、または不安がある場合は業者を呼ぶ

原因がわからない、紹介した方法を試しても解決しないといったときは、業者に依頼しよう。専門的な知識がないまま照明器具や蛍光灯を修理した場合、感電や故障といったリスクもゼロではない。完全に故障するとさらに修理費用がかかる可能性があるので、速やかに業者に依頼しよう。

賃貸物件にお住まいの方はまずは大家や管理会社へ連絡

蛍光灯などの消耗品は入居者が交換するケースが多い。ただし、照明器具などの故障が疑われる場合は、まず大家や管理会社に連絡しよう。故障の原因にもよるが「設備」として費用を負担してもらえるケースもある。

入居時に自分で取り付けた場合は、照明器具を交換しても問題ないだろう。ただし、原状回復の義務があるため、穴を開けたり工事をしたりするなら、必ず相談してからにしてほしい。

6. 直管型蛍光灯の交換方法

直管型蛍光灯は真っ直ぐなタイプの蛍光灯だ。それでは基本の交換方法を解説する。

直管型蛍光灯の交換方法

直管型蛍光灯は主に「切り込みタイプ」と「はめ込みタイプ」に分かれる。切り込みタイプの場合、端をつかんだまま90度回転させて、取り外しや取り付けをしよう。点灯したあとは熱くなるので、電源を切って時間をおいてから作業してほしい。

はめ込みタイプは片方の端を押し込んで、反対側を手前に引くことで取り外せる。あとは逆の手順で新品に交換しよう。また、直管型蛍光灯には防水キャップがついているタイプもある。キャップを緩めて先に外しておくことが重要だ。

7. 丸型蛍光灯の交換方法

丸型蛍光灯は輪の形をしている。ご家庭で設置されることが多い蛍光灯なので、交換方法を確認しておこう。

丸型蛍光灯の交換方法

丸型蛍光灯を交換するときはまずカバーを取り外す。次は照明器具と蛍光灯をつなぐソケットを抜こう。あとはフックから蛍光灯を取り外して、新品と交換してからソケットをつなぐ。2本ある場合はつなぐソケットを間違えないように注意しよう。あとはカバーを被せれば完了だ。

8. 電球型蛍光灯の交換方法

電球型蛍光灯は球体タイプの蛍光灯だ。簡単に交換できるので手順を覚えておいてほしい。

丸型蛍光灯の交換方法

丸型蛍光灯を持ってクルクルと回転させれば取り外せる。取り付けるときは逆方向にクルクルと回すだけでOKだ。左回りで外して右回りで取り付けるのが一般的だが、例外もあるので注意しよう。ただし、真っ直ぐに回さないと接続不良になる可能性があるので、交換のあとゆがみがないか確認するのがポイントだ。

9. 従来の蛍光灯をお使いならLEDへの交換を検討しよう

照明器具は思った以上に故障するパーツや、定期的に交換しなければいけないパーツが多い。現実問題として、交換費用や電気代、蛍光灯の生産が将来的にどんどん減っていくことを考えると、LEDへの変更を検討することをおすすめする。

LEDへの交換をおすすめする理由

LEDに高価なイメージを持っているかもしれないが、それは過去の話だ。現在は大手メーカー品でも従来の照明と比べて、そう変わらない価格に落ち着いている。

その背景として、省エネ推進や2020年開始の水俣条約による水銀ランプの生産終了などがある。すでに大手メーカーで従来蛍光灯の生産終了をアナウンスしているところもあり、LEDが主流に切り替わっているのだ。こうなると、従来品と比較して電気代が安く、寿命が長いLEDのメリットは非常に大きい。

今回のように、故障に悩まされる頻度も格段に減らせることが期待できるだろう。それぞれの一般的な寿命を比較してみると、まず平均的な蛍光灯の寿命は約6千~1万2千時間程度であるのに対し、LEDはなんと4万時間だ。寿命が長く、すでに価格もこなれているLEDへの買い替えを積極的に検討してはいかがだろうか。

10. 蛍光灯がつかない原因はさまざま!不安なときは無理をせず業者を呼ぼう

蛍光灯がつかない原因はさまざまだ。寿命なら交換すればよいが、それでも直らないケースもある。まずは接触不良やグローランプを確認してみよう。照明器具と点灯方式が合っているか、型番が間違っていないかなども、重要なチェックポイントだ。

紹介した対処方法を試してもつかない場合は、安定器や照明器具が故障している可能性がある。自分で修理するのは難しいので、無理をせず業者に依頼しよう。賃貸ならまず大家や管理会社に連絡を入れてほしい。

結論

蛍光灯がつかないときはまず寿命を疑おう。新品を取り付ければ点灯するので、種類別の方法をチェックして交換してほしい。それでも点灯しなかったり、蛍光灯が新品だったりする場合は、そのほかの原因を疑う必要がある。紹介した方法を試しても蛍光灯がつかないなら業者に依頼しよう。これをキッカケにLEDへの交換を検討するのも選択肢の一つだ。
  • 公開日:

    2020年3月17日

  • 更新日:

    2021年8月 2日

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