1. 初心者向けのハーブは?

ハーブはラテン語の「草=herba」を語源とする植物で、その起源は古く、古代エジプトやメソポタミアの時代から薬用植物として使われてきた。
中世ヨーロッパでペストが大流行したときには、ハーブはペスト除けとして使われた。実際はペストを治すほどの効果はないのだが、当時は貴重な薬として扱われていたのだ。
現在ではハーブは料理やお茶、アロマテラピーやクラフトなど幅広い用途で使われる。人気のあるハーブも栽培はそれほど難しくないので、興味があれば自宅で育ててみよう。初心者におすすめのハーブは以下の8種類だ。
中世ヨーロッパでペストが大流行したときには、ハーブはペスト除けとして使われた。実際はペストを治すほどの効果はないのだが、当時は貴重な薬として扱われていたのだ。
現在ではハーブは料理やお茶、アロマテラピーやクラフトなど幅広い用途で使われる。人気のあるハーブも栽培はそれほど難しくないので、興味があれば自宅で育ててみよう。初心者におすすめのハーブは以下の8種類だ。
2. 初心者におすすめの育てやすいハーブ8選

- カモミール
カモミールは2000年前から薬草として使われてきたハーブ。鎮静作用や風邪予防、消化促進、入眠作用などの効果があるといわれ、「母の薬草(マザーハーブ)」の異名を持つ。愛らしい白く小さい花が特徴的で、ハーブティーや入浴剤として使われることが多い。 - ミント
ミントは初心者には一押しのハーブ。別名「ハッカ」と呼ばれ、爽やかな香りは気分をリフレッシュする効果があり、衣食住さまざまなシーンで幅広く使うことができる。多年草なので一度植えると以後数年は楽しめる点でもおすすめだ。 - ローズマリー
ローズマリーは肉料理や魚料理などで使われる。料理の香りつけはもちろん、消化促進作用もあるので、メインディッシュに使うハーブとして非常に優れている。また抗酸化作用ものぞめるので「若返りのハーブ」としても古来から尊ばれてきた。スキンケアや入浴剤にも使われることが多い。 - ローリエ
ローリエは日本名で「月桂樹」と呼ばれる。ローズマリーと同じく料理に使われることが多く、香り付けに優れた効果を発揮する。暑さに強く、生育も旺盛なので初心者でも育てやすい。 - バジル
バジルは夏のハーブの代表格。古代ギリシャでは王族の香水などに使われたことから「王様のハーブ」と呼ばれていた。イタリアンには欠かせない食材で、パスタやピザ、トマト料理に添えられている。さわやかな香りで、暑い夏にはピッタリのハーブだ。 - レモングラス
レモングラスは東南アジア原産のイネ科のハーブで、トムヤンクンなどの料理に多用されている。虫よけとしての効果も高く、レモンと生姜を組み合わせたような香りが特徴的だ。日当たりがよく、肥沃な土壌に植えると生育が良好でどんどんとれる。成長期の水切れに注意をしよう。 - イタリアンパセリ
イタリアンパセリは暑さ・寒さに強いのが特徴で、室内の鉢植えでも簡単に育てられる。料理にも幅広く使えるので、キッチンで育てている家庭も多い。特にイタリアンには相性抜群、トマト料理、パスタ料理を作ることが多い人にはおすすめのハーブだ。 - セージ
セージは不老長寿の万能薬として古代ギリシャの時代から重宝されている。ハーブティーや肉の香り付けに使われることが多い。観賞用の品種も多く出回っているため、購入時には品種を確認しよう。
3. ハーブの育て方

ハーブは種からだと育てるのが難しいものもあるので、初心者は苗を買ってきて育てよう。基本的に生命力は雑草並みに強いので、日当たりがよく、水やりを適切に行えば、肥料は控えめでもしっかり成長する。ただし、種類によって育て方は異なるので、取り扱い方法をよく確認して、指定の手順に沿って成長させよう。
結論
ハーブは古くから薬草として重宝されてきた植物群。基本的に生命力が強いので育てやすいのが特徴だ。
初心者でも人気の品種を栽培することはできるので、ハーブ好きの人は自分で育ててみよう。日当たりと水やり、肥料に注意すると生育は良好になる。収穫できたら食用に限らずあらゆるシーンで活用しよう。
初心者でも人気の品種を栽培することはできるので、ハーブ好きの人は自分で育ててみよう。日当たりと水やり、肥料に注意すると生育は良好になる。収穫できたら食用に限らずあらゆるシーンで活用しよう。