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電球を交換しようとしている人の手の写真

電球カバーの必要性とは?外し方や簡単なDIYアイデアと注意点も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年12月26日

電球カバーの役割や必要性について解説するとともに、外し方や交換方法、100均アイテムなどを使って手軽にできるDIYアイデアも紹介する。DIYには火災といった危険性もともなうため、注意点も詳しくお伝えする。

  

1. 電球カバーの役割と必要性

いろいろな素材・形状の電球カバーの写真
電球カバーといえば部屋のアクセントとなるインテリア用品といったイメージを持つ方も多いのではないだろうか。

電球カバーの役割

電球カバーにはインテリアとしての役割のみならず、まぶしさを軽減したり、光を拡散したり、電球が破損するのを防止したりなど、さまざまな役割がある。電球を裸のまま使用するのもオシャレではあるが、ケースバイケースで取り付けを検討したい器具である。

電球の種類による必要性の違い

たとえば白熱電球はかなり高温になる。うっかり触れるとやけどといった大怪我を招くおそれもあるため「安全に使用する」という意味でも電球カバーは取り付けたい。
一方LED電球は白熱電球と比べると発熱しにくいため、電球カバーは不要に感じるかもしれない。だがLED電球は外部の熱や湿度に弱いという特性がある。LED電球にとっては、そうした外的要因から守るために電球カバーが必要というわけだ。

使用場所による必要性の違い

浴室や洗面所、キッチンなど水回りに使用する電球には必ずカバーがついている。お察しの通り感電といった危険から守るためだ。一方、リビングや自室などではカバーなしで使用している方も多い。電球カバーにはそうした事故などから守る役割があることも覚えておこう。

2. 電球カバーの交換方法

電球カバーと電球を交換しようとしている人の写真
今お使いの電球カバーを交換したい場合、あるいは裸電球に新たにカバーを取り付けたい場合などは、どのように取り外したり交換したりすればよいのだろうか。賃貸などに多い電球カバーの取り外し方と、裸電球につけられる電球カバーの種類および取り付け方を紹介する。

電球カバーの外し方

賃貸などで使われていることが多い、ガラス製やブラケットタイプの電球カバーはほとんどの場合取り外すことができる。また別の電球カバーへの交換は取り付け部分の構造にもよるが、アダプターなどを利用することで交換できる場合がある。

【ガラスタイプ】

ガラスタイプの電球カバーはねじ込み式やホルダーナット式が多い。電球を回して外すのと同じ要領で交換可能だ。カバーの形状によって、電球を先に外すタイプ、カバーを先に外すタイプに分かれるので外す前に構造をチェックしておこう。

【ブラケットタイプ】

壁に取り付けるブラケットタイプの電球カバーは、ネジなどで固定されている場合とふたのようにパカっと開くものがある。ネジで固定されているタイプは、ドライバーでネジを外して分解するようにして外していく。開くタイプは先に電球を取り出し、カバーの内側にある留め具をドライバーで外していこう。

【ソケットタイプ】

賃貸のトイレや玄関などでは、電球を直接天井に取り付けるソケットタイプの照明器具が使われていることが多い。この場合、ペンダントタイプの電球カバーなどは取り付けできない場合がある。そんなときは、通販などで手に入るシーリングアダプターが便利だ。ソケットに取り付けるだけでペンダントタイプの電球カバーが付けられるようになるので、ぜひ試してみよう。

裸電球につけられる電球カバーが販売されている

ソケット部分を直接固定パーツで挟んでネジで固定するタイプの電球カバーや、ペンダントライト用のコードとカバー、そしてソケットがセットになったものが通販で購入できる。ほかにも、スタンド式の裸電球にはワイヤーで電球を直接挟む「キャッチ式」、ペンダントタイプにはワッシャーと呼ばれるパーツの間に挟むタイプなど、メーカーによってさまざまな種類のカバーがある。お好みや用途・目的に合わせて選ぶとよいだろう。

3. オシャレな電球カバーのDIYアイデア

木の背景に「DIY」の文字が描かれた写真
100均アイテムでも手軽にできる、オシャレな電球カバーのDIYアイデアを紹介しよう。ただしいずれの場合も、後述する注意点をよくご理解いただき、くれぐれも火災の原因にならないよう細心の注意を払っていただきたい。

ペール缶でつくる電球カバー

  • 電動ドリルなどで、ふたの部分にソケットが入る大きさの穴をあける
  • 底の部分を缶切りで切り取り、ヤスリで切り口をなめらかにする
  • ふたの穴にソケットを差し込み、電球を取り付ければ完成
100均やホームセンターなどで手に入る、円錐型のペール缶を使ったDIYアイデアだ。シルバーの無機質さをそのまま残してもよいし、好きな色でペイントしてもよい。サイズが合えばどんな缶でも代用できるので、ぜひいろいろと試してみてはいかがだろうか?

風船と麻紐でつくる電球カバー

  • 風船・麻紐・ボンド・水・ハケを用意する
  • 電球のサイズに合わせて風船を膨らませておく
  • ボンドを水で薄めて麻紐を浸す
  • 風船に麻紐をランダムに巻きつけ、仕上げにハケでボンド液を塗る
  • 完全に乾いたら風船を割って取り出す
  • ソケットが入る穴をあけ、ソケットと電球を取り付ければ完成
麻紐は作りたいカバーのサイズに合わせて選ぶとよい。アジアンテイストな麻紐の電球カバーは和室にもおすすめだ。

4. 電球カバーをDIYする際の注意点

電気配線の写真
電球カバーをDIYする際にもっとも注意したいのは火災などの事故である。「電球とカバーの距離を十分に保つこと」「白熱電球に自作のカバーを取り付けるのは避け、LED電球のみにすること」この2点は基本として守ってほしい。そのほか、次のような点にも気をつけよう。

火災につながるおそれがある素材は使用しない

電球カバーをDIYする際、布や紙などの燃えやすい素材は使わないように注意しよう。LED電球は白熱電球よりも高温になりにくいが、とはいえ火災の危険性がゼロとは言い切れないためだ。

対応ワット数を確認する

電球カバーのDIYにともない電球そのものを交換する場合、気をつけたいのが対応ワット数だ。たとえば60Wまでという指定なのに90Wの電球を取り付けると、熱がこもり器具が溶けるなどして火災や故障を招くおそれがあるため気をつけよう。

電気配線には手を出さない

もうひとつ、電球カバーのDIYで気をつけたいのが電気配線だ。配線をいじるには電気工事士と呼ばれる国家資格が必要であり、無資格で勝手に配線を変えることは法律違反になる場合もある。そもそも見えない電気が相手なので感電といったリスクもあるので、絶対にやめておこう。無理に電球カバーをDIYしようとsず、先ほど紹介したアダプターなどを使って今ある設備を上手に活用しよう。

結論

電球カバーは安全性や明るさ調整のためにぜひ取り入れたい器具だ。白熱電球とLED電球とでは電球カバーが果たす役割が異なることも覚えておこう。DIYでも手軽につくれる一方、火災や破損などの事故を防ぐため素材などには十分注意していただきたい。
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  • 公開日:

    2020年3月 3日

  • 更新日:

    2021年12月26日

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