1. ふすま張り替えに適した時期や症状とは?
ふすま張り替えはどういったケースで行うべきなのだろうか?汚れたり破れたり、あるいは単純に模様替えだったりという場合は分かりやすい。だが、それ以外にもふすま張り替えに適した時期や症状などがある。
ふすま張り替えの目安は10年
ふすま紙の種類や使い方、環境などにもよるためあくまで一般的な例だが、ふすま張り替えの目安は10年前後とされている。たとえ破れていなくても、紫外線を浴びたり湿気を含んだりして劣化するためだ。
もちろん、10年に関わらず「シミが目立ってきた」「大切な来客がある」「冠婚葬祭などの催しがある」という場合も、ふすま張り替えに適していると言えるだろう。
もちろん、10年に関わらず「シミが目立ってきた」「大切な来客がある」「冠婚葬祭などの催しがある」という場合も、ふすま張り替えに適していると言えるだろう。
2. ふすま張り替えを専門業者に依頼するといくら?
ふすま張り替えには大きく「専門業者に依頼する方法」「自分で張り替える方法」がある。ふすま張り替えのための時間が取れない方や、DIYはまだ不安があるといった方は、専門業者にお願いするといいだろう。ふすま張り替えを業者にお願いする際の、費用の目安を紹介する。
ふすま張り替えの費用の目安
ふすま張り替えにかかる費用は業者によって設定が異なるほか、ふすま紙の種類やグレード、ふすまの枚数などによっても変わる。そのため詳しくは見積もりを取り寄せてほしいのだが、安いもので片面1,600円程度から、高いもので片面24,000円程度からを目安にするといいだろう。
ふすま張り替えの費用はピンきりなので価格帯は幅広いが、その間にも片面3,000円程度のものや5,000円程度のものなど、細かく分かれているので安心してほしい。
小さな子どもがいるご家庭なら破れてもいいように安いふすま紙を選ぶ、少しだけお殿様気分を味わいたいなら奮発して最高級和紙を選ぶなど、環境や目的によって選んでいこう。
ふすま張り替えの費用はピンきりなので価格帯は幅広いが、その間にも片面3,000円程度のものや5,000円程度のものなど、細かく分かれているので安心してほしい。
小さな子どもがいるご家庭なら破れてもいいように安いふすま紙を選ぶ、少しだけお殿様気分を味わいたいなら奮発して最高級和紙を選ぶなど、環境や目的によって選んでいこう。
3. 簡単DIY!ふすま張り替えを自分でする方法を紹介
最後に「ふすま張り替えのDIYにチャレンジしたい」という方のために、簡単にできるふすま張り替えの手順を紹介しよう。
なお、DIYでふすま張り替えをするには「のり」「シール」「アイロン」といった方法がある。ここでは、初めての方でもやりやすい「アイロン」を使ったふすま張り替えの手順について紹介していく。なお、アイロンを使ってふすま張り替えをする場合は、古いふすま紙の上に重ねて貼ることができる。
なお、DIYでふすま張り替えをするには「のり」「シール」「アイロン」といった方法がある。ここでは、初めての方でもやりやすい「アイロン」を使ったふすま張り替えの手順について紹介していく。なお、アイロンを使ってふすま張り替えをする場合は、古いふすま紙の上に重ねて貼ることができる。
ふすま張り替えの手順【アイロンで貼るタイプ】
1.引手(開閉の際に手をかける部分)を取り外す
2.引手の跡とふすまの枠をマスキングテープで養生する
3.ふすま紙を貼る位置を決める
4.アイロンで接着させる
5.枠に沿って周囲を接着させる
6.余った部分をカットする
7.最初に外した引手を戻す
8.「2」の養生をゆっくり剥がす
以上が、アイロンを使ったふすま張り替えの大まかな流れだ。
引手を外すときは、マイナスドライバーをふすまと引手の間にはめて少し上下に動かす。クギが浮いてくるので、ペンチやクギ抜きなどを使って抜こう。また、ふすま紙の位置決めのポイントは絵柄の有無。絵柄が下にあれば下から、上にあれば上から決めていこう。
アイロンがけにはスチームアイロンを使用する。高温に設定しスチームを出しながら接着させていこう。流れとしては、まず「ふすまの中心」からタテにアイロンを滑らせて接着させていき、次にヨコ(右や左)にアイロンをかけながら全体を接着させる。
全体を接着できたら四隅を切り込み、枠に沿って周囲をしっかり接着させていこう。最後にもう一度、全体を接着させればゴールは近い。余ったふすま紙をカットして、最初に外した引手を戻し、養生を剥がせばふすま張り替えの完了だ。
なお、ふすま張り替えの手順は商品のパッケージなどに書かれている場合もあるので、そのときは商品ごとの手順にしたがってほしい。
2.引手の跡とふすまの枠をマスキングテープで養生する
3.ふすま紙を貼る位置を決める
4.アイロンで接着させる
5.枠に沿って周囲を接着させる
6.余った部分をカットする
7.最初に外した引手を戻す
8.「2」の養生をゆっくり剥がす
以上が、アイロンを使ったふすま張り替えの大まかな流れだ。
引手を外すときは、マイナスドライバーをふすまと引手の間にはめて少し上下に動かす。クギが浮いてくるので、ペンチやクギ抜きなどを使って抜こう。また、ふすま紙の位置決めのポイントは絵柄の有無。絵柄が下にあれば下から、上にあれば上から決めていこう。
アイロンがけにはスチームアイロンを使用する。高温に設定しスチームを出しながら接着させていこう。流れとしては、まず「ふすまの中心」からタテにアイロンを滑らせて接着させていき、次にヨコ(右や左)にアイロンをかけながら全体を接着させる。
全体を接着できたら四隅を切り込み、枠に沿って周囲をしっかり接着させていこう。最後にもう一度、全体を接着させればゴールは近い。余ったふすま紙をカットして、最初に外した引手を戻し、養生を剥がせばふすま張り替えの完了だ。
なお、ふすま張り替えの手順は商品のパッケージなどに書かれている場合もあるので、そのときは商品ごとの手順にしたがってほしい。
結論
のりを使ったふすま張り替えは初めての方では難しいこともあるが、今回紹介したアイロンで貼るタイプや、もうひとつシールで貼るタイプなどは、DIYに慣れていない方でもチャレンジしやすい。しばらくふすま紙を交換してない方はぜひ、これを機にふすま紙の張り替えを検討してみてはいかがだろうか?