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フローリングの張り替えはDIYでできる?必要な道具や費用を紹介!

フローリングの張り替えはDIYでできる?必要な道具や費用を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年7月 8日

毎日踏み歩いている家の床には、傷や汚れ、ヘコみなどが無数についているため、傷んだフローリングを、張り替えたいと考える人も多いだろう。その他、和室から洋室にリフォームしたい、ペットや子どもが走り回れるように防音性を高めたいと思う人もいるはずだ。そこで今回は、フローリングを張り替える際にかかる費用や工程などを紹介していく。

  

1. フローリングの耐用年数と張り替えるタイミング

フローリングの耐用年数は、一般的に10〜15年ほどと言われている。状態が良好だと15〜20年持つものもあるが、10年を超えると傷や汚れが目立つようになる。

フローリングから以下のようなサインが出始めたら、張り替えを検討してもよいだろう。

フローリング張り替えのサイン

・歩くとギシギシという音が出る
・一部がヘコんでいる、または反っている
・黄ばんだり変色したりしている

フローリングが痛む主な原因は、長年の傷が蓄積されることによる経年劣化である。その他、重い物を落としてしまったり、湿気や水分を含んで腐食すると、フローリングの寿命はどんどん縮んでいく。あまりにフローリングの劣化状況が気になるのであれば、フローリングの張り替えを検討してみてはどうだろうか。

アパートやマンションなど賃貸の場合、事前に管理人や不動産会社に相談することを忘れずに。

2. フローリングを張り替える方法は大きく2種類

フローリングを張り替える方法は、大きく分けて2つある。既存のフローリングをはがして新しく設置する「張り替え工法」と、既存のフローリングの上に新しいものを重ねる「重ね貼り工法」だ。

張り替え工法

メリット:下地の状態を確認できる、床材の種類を自由に変更できる。
デメリット:大きな手間と費用がかかる、作業の難易度が高い。

重ね貼り工法

メリット:安価かつ短期で施工できる、床の強度が増す。
デメリット:下地の状態を確認できない、床が厚くなるのでドアの開閉に支障が出るおそれがある。

フローリングの劣化が激しい場合や、床材自体を丸ごと変えたい場合は張り替え工法がおすすめで、費用や工期を抑えたい場合は重ね貼り工法がおすすめだ。

費用面を考えて、自分で施工を考える人もいると思う。

重ね貼り工法を自分で施工することは十分可能だが、張り替え工法はまったくの素人だと難易度が高い。張り替え工法を希望する場合は、一度リフォーム会社へ相談してみてるのもいいだろう。

3. フローリングの張り替えにかかる費用

フローリングを張り替え工法で変える場合は、概ね以下の費用が必要となる。

・1畳 3~6万円
・4畳 7~14万円
・6畳 9~18万円
・8畳 10~20万円

重ね貼り工法の場合は、上記の値段から1〜5万ほど安くなると考えてほしい。

また使用する床材によっても費用は変わる。天然木を使用した「無垢材」やボードを加工した「複合材」、ほかにも防音性能や床暖房などの有無により価格は上下する。

フローリングを変える目的や予算と相談して、ベストな床材を選ぼう。

4. DIYで張り替えるときに必要な道具と手順

DIYで張り替える際に、主な道具は以下の通り。

・フローリング材
・フロア釘(フローリング材を固定する釘)
・幅木(壁と床が接する場所に貼る横板)
・ハンマー
・のこぎり
・木工用ボンド
・メジャー

張り替え工法の場合は、まずはじめに古いフローリング材をはがし、下地をむき出しの状態にしていく。

重ね貼り工法の場合は、はがす必要はないので新しい床材を端から順に貼りつけよう。最後の列は隙間ができやすいため、きれいに仕上げるために幅木を使って調整するのがポイントだ。

結論

毎日踏み歩いているフローリングには、想像以上に傷や汚れが蓄積しているおそれがある。張り替える際には、費用や工期などの面から張り替え方法をしっかり検討しよう。張り替え工法は少し難易度が高い作業を伴うが、重ね貼り工法であればDIYでも比較的容易に施工ができるため、トライしてみてはどうだろうか。
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  • 公開日:

    2020年3月15日

  • 更新日:

    2021年7月 8日

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