このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
自転車の傘差し運転は違反!雨の日対策を万全に安全運転する方法

自転車の傘差し運転は違反!雨の日対策を万全に安全運転する方法

投稿者:ライター 松岡由佳里(まつおかゆかり)

2020年3月25日

通勤や通学で自転車を利用している人も多いだろう。自転車は日常生活の中で、便利で運動不足解消にもなる身近な存在だ。しかし、雨の日の傘差し運転は危険だ。傘を差して自転車を運転することが違法だということを知らない人も多い。傘を差さず、雨の日でも安心して自転車を運転する方法を考えてみた。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 雨の日の自転車は危険。傘差し運転はもっと危険!

傘差し自転車運転は視界が悪くなる

雨が降ると、レインコートやレインポンチョ、レインハットなどを着用することが多くなる。これらを着用することで、左右の視界が狭くなってしまう危険性があるのだ。また、小雨だからとレインウエアを着用しない場合でも、雨が顔に当たるのを避け、つい下を向いてしまいがちになるので、人や車が横切ったりするときの危険察知が遅くなる傾向がある。傘を差しての運転は、傘が視界を遮るため、さらに危険度が増すことになる。

自転車の傘差し運転は心理的に余裕がなくなる

レインウエアで十分装備をしていたとしても、雨の中、自転車をこぐのは気分のいいものではない。「早く目的地に着きたい」という心理がどうしても働いてしまう。ましてや傘を差して自転車を運転すると体が濡れてしまうため、止まるべき交差点で止まらなかったり、無理な追い越しをしたりして、自転車を運転するリスクを大きくしてしまうのだ。

自転車の傘差し運転はスリップしたときに危険

雨の日は、路面が濡れているため通常よりもタイヤがスリップしやすくなる。いつもの通勤・通学路でも、マンホールやタイル、横断歩道や段差など、滑りやすくなっている箇所がたくさんあるので、日ごろからチェックしておいた方がいいだろう。滑りやすい路面で傘を差して片手運転をしていると、バランスを崩しやすいので非常に危険だ。

2. 自転車に乗りながら傘を差すのは違反?

自転車の傘差し運転は違反!なのに、なぜよく見かけるのか

2015年の道路交通法が改正され、自転車の傘差し運転は全国的に違反行為であることが決められた。しかし、これ以前は自転車の傘差し運転の是非に関しては、各都道府県に一任されており、あいまいなルールだったのである。
そのため昔から自転車に乗っている人は、傘差し運転は当然のこと、ましてや傘差し運転が違反だとは思いもよらないというのが現状だ。

自転車が車両という認識がないから傘を差してしまう?

自転車は免許もいらず、運転するときも講習などを受ける必要はない。そのため心理的に都合のいいときに「歩行者」や「車両」と立場をコロコロと変えてしまうのだ。

「歩行者だから歩道を走ってもいい」「車両だから車道を走るのは当然」というグレーゾーンにいるため、無法地帯になっているのだ。

しかし自転車はれっきとした「車両」であり、傘差し運転というルール違反をすれば自動車と同じように罰せられることを認識する必要がある。

自転車の傘差し運転。違反するとどうなる?

そもそも道路交通法では、自転車を含む車両の運転者は、ハンドル、ブレーキなどの装置を確実に操作し、他人に危害を及ぼさないように運転しなければならないと明記されている。つまり傘差し運転だけでなく、片手運転でもこの道路交通法に抵触するのだ。

具体的な罰則として、3年間に2回以上自転車で傘差し運転などの違法運転を行った場合、安全講習会を受けなければならない。もし、この安全講習会を無視してしまうと、今度は裁判所に呼び出されて、5万円以下の罰金を払わなくてはならないのだ。

3. 傘差し運転はダメ!雨の日に自転車を乗る場合はどうすればよい?

傘はNG!レインウエアを着用で自転車を

雨の日の自転車運転では、傘を差すのではなく、両手が使えるようなレインウエアを着用しよう。レインウエアにはいろいろな種類があるが、安全対策が施された自分に合ったウエアを選ぶ必要がある。

上下に分かれているレインスーツ系は、自転車に乗るときに風の影響を受けにくく、防水性が高いというメリットがある。しかし、蒸れやすいので夏には汗だくになってしまう。また、着脱も面倒で携帯するにもかさばるというデメリットがある。

今人気のポンチョ系は、かさばらないので携帯に便利だ。自転車に乗るときには風通しがいいので蒸れにくい。さらに、バックパックを背負ったまま着ることができるといったメリットがある。しかし完全防水とはいかず、特に足は濡れやすい。風が強いとあまり役に立たないというデメリットがある。

自転車専用傘差しホルダーは違反?

両手が使えるなら、自転車専用の傘差しホルダーを使えばいいと考える人も多いだろう。しかし、傘差しホルダーを使っても違反になってしまう可能性がある。道路交通法では、自転車を含む軽車両に乗せられる荷物は「幅30cm以下」かつ「高さ2m以下」でなくてはならない。幅30cm以下の傘では役に立たないだろうし、高さ2m以下の傘では実用向きとは言えず、実質NGとなっているのだ。

結論

雨の日の自転車運転は、特に危険が増す。そのうえ傘を差しての危険運転は、道路交通法違反として当然のことだろう。普段から自転車が軽車両であることを認識して、交通ルールを守ることが大切だ。いつ自分が被害者、加害者になるかわからない。万が一のことを考えて、自転車保険に加入しておくことも検討するべきだろう。

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ