1. ガーデニングの醍醐味!花壇は場所選びから

ガーデニングが趣味という方は多いだろう。四季折々違った顔を見せてくれる庭にほっこりしたり、害虫の駆除に手を焼いたりなど、生き物を扱う楽しさと大変さを感じさせてくれる素敵な趣味だ。
そんなガーデニングのひとつに花壇がある。花壇の有無で庭の風景が一変するため、いわばガーデニングの醍醐味とも言えるだろう。とはいえ、花壇を作るにはどこから手を付ければよいか分からないという方もいるはずだ。ガーデニングにおける花壇作りは、場所選びから始まる。
そんなガーデニングのひとつに花壇がある。花壇の有無で庭の風景が一変するため、いわばガーデニングの醍醐味とも言えるだろう。とはいえ、花壇を作るにはどこから手を付ければよいか分からないという方もいるはずだ。ガーデニングにおける花壇作りは、場所選びから始まる。
花壇の場所選び
ガーデニング全体のバランスなどを見て花壇の場所を決めることが大切なのだが、迷っている方もいるだろう。その場合は、植物がよく育ってくれるよう「日当たりや風通しがよい場所」を候補にしてはいかがだろうか。
ただしここで落とし穴がある。日当たりがよすぎる場所に花壇を作った場合、夏場の強い日差して植物が傷んでしまうことがある。半日陰なら制約が少ないため、植物を育てやすいだろう。
ただしここで落とし穴がある。日当たりがよすぎる場所に花壇を作った場合、夏場の強い日差して植物が傷んでしまうことがある。半日陰なら制約が少ないため、植物を育てやすいだろう。
2. ガーデニングをおしゃれに決める花壇の作り方

おしゃれなガーデニングに花壇は欠かせない。ガーデニングの初心者という方にも簡単にできるレンガを使った花壇の作り方を紹介する。
レンガを使った花壇の作り方
下準備〜1段目まで
1.スコップなどで花壇を作る位置に目印(線)を引いておく
2.線の外側を10cmほど掘り、砂利などの路盤材を3cmほどの高さで敷いていく
3.レンガを水に浸して(沈ませて)空気を抜くと同時に水も含ませておく
4.路盤材を平らに踏み固める
5.砂とセメントを3:1で混ぜて下地用のセメントを作る
6.レンガゴテを使い、「5」と水を混ぜていく(耳たぶ程度の固さが目安)
7.路盤材の上に、レンガよりもやや横幅を太めにして下地用セメントを敷いていく(高さ=厚みは2cmほどが目安)
8.レンガを下地用セメントの上に並べていく(レンガ同士1〜2cm隙間をあける)
9.下地用セメントに水を加えて、ヨーグルト程度の固さにする
10.並べたレンガの隙間、目地を埋めていく
11.水糸などを使い、レンガが水平に並んでいるかを確認する
まずはここまで進めてほしい。「8」で並べたレンガは、地面から2cmほど顔を出しているのが理想だ。不足しているときは、面倒だが下地用セメントで調整しよう。
2.線の外側を10cmほど掘り、砂利などの路盤材を3cmほどの高さで敷いていく
3.レンガを水に浸して(沈ませて)空気を抜くと同時に水も含ませておく
4.路盤材を平らに踏み固める
5.砂とセメントを3:1で混ぜて下地用のセメントを作る
6.レンガゴテを使い、「5」と水を混ぜていく(耳たぶ程度の固さが目安)
7.路盤材の上に、レンガよりもやや横幅を太めにして下地用セメントを敷いていく(高さ=厚みは2cmほどが目安)
8.レンガを下地用セメントの上に並べていく(レンガ同士1〜2cm隙間をあける)
9.下地用セメントに水を加えて、ヨーグルト程度の固さにする
10.並べたレンガの隙間、目地を埋めていく
11.水糸などを使い、レンガが水平に並んでいるかを確認する
まずはここまで進めてほしい。「8」で並べたレンガは、地面から2cmほど顔を出しているのが理想だ。不足しているときは、面倒だが下地用セメントで調整しよう。
2段目以降
1.レンガゴテを使って下地用のセメントと水を混ぜる(固さは耳たぶ程度)
2.1段目のレンガの上に下地用セメントを塗っていく
3.1段目のレンガの上に2段目のレンガを並べていく
4.2段目のレンガをハンマーの取っ手部分で叩くなどして押し固める
5.2段目が水平になったのを確認したら、同様の手順で3段目以降を積んでいく
レンガを押し固める際に下地用セメントがはみ出すが、後から取り除くのでこのときは気にしなくてもいい。水平にならないときは下地用セメントで高さを調節しよう。
2.1段目のレンガの上に下地用セメントを塗っていく
3.1段目のレンガの上に2段目のレンガを並べていく
4.2段目のレンガをハンマーの取っ手部分で叩くなどして押し固める
5.2段目が水平になったのを確認したら、同様の手順で3段目以降を積んでいく
レンガを押し固める際に下地用セメントがはみ出すが、後から取り除くのでこのときは気にしなくてもいい。水平にならないときは下地用セメントで高さを調節しよう。
仕上げ
1.はみ出した下地用セメントはブラシなどで擦り落とす
2.逆に下地用セメントが不足している目地などがあれば埋める
3.下地用セメントを乾燥させる
下地用セメントは完全に乾くまで2〜3日かかる。急激に固まるとヒビが入ってしまうことがあるため、直射日光が当たる場所に花壇を作る際は、日が沈むまでブルーシートをかけておくといいだろう。
なお、レンガはいろいろな種類がある。ガーデニングの全体像と花壇とのバランスを考えて、最適なレンガを見つけてほしい。
2.逆に下地用セメントが不足している目地などがあれば埋める
3.下地用セメントを乾燥させる
下地用セメントは完全に乾くまで2〜3日かかる。急激に固まるとヒビが入ってしまうことがあるため、直射日光が当たる場所に花壇を作る際は、日が沈むまでブルーシートをかけておくといいだろう。
なお、レンガはいろいろな種類がある。ガーデニングの全体像と花壇とのバランスを考えて、最適なレンガを見つけてほしい。
3. 季節別!ガーデニングの花壇におすすめしたい花

おしゃれな花壇ができあがったら、次はどんな花を植えるかがポイントになる。ガーデニングにおすすめしたい花を季節別に紹介するので、参考にしてほしい。
春
春の花壇におすすめの花は「パンジー」「チューリップ」「ビオラ」「スイセン」「スノーポール」「ムスカリ」「キンギョソウ」など。優しい色合いとグラデーションが特徴のキンギョソウなどは、ガーデニングを華やかにしてくれるだろう。
夏
夏の花壇なら「ペンタス」「ひまわり」「ラベンダー」「マリーゴールド」「サルビア」「インパチェンス」「トレニア」などはいかがだろうか?とくにペンタスは暑さに強く、夏のガーデニングには欠かせない花にもなっている。
秋
秋の花壇には「セロシア」「コスモス」「キキョウ」「リコリス」「シュウメイギク」「ダリヤ」といった花が似合う。セロシアは形や鮮やかな色が特徴的で、夏が終わり秋へと向かう寂しげなガーデニングに文字通り「ひと花」添えてくれるだろう。
冬
冬の花壇には「シクラメン」「ポインセチア」「シレネ」「スイセン」「フクジュソウ」といった花はいかがか。シレネは、高さはないがさまざまな花と合わせやすく、ガーデニングの花壇の縁に沿うように並んでいると美しい。
4. ガーデニングの花壇のお手入れ方法

ガーデニングの花壇のお手入れは「水やり」と「花ガラ摘み」がポイントになる。とくに水やりはタイミングが難しいと感じる方も多いのではないだろうか?ガーデニングでおしゃれな花壇が完成しても、すぐに枯れてしまっては悲しすぎる。
花壇のお手入れ方法
・水やりは「土壌が乾いてきた」と感じるタイミングで行う
・花ガラはこまめに摘んでおく
・伸びた茎や枝もこまめに切り取る
・月1回程度液肥を与えておく
水やりは、夏場なら夕方、冬場なら午前中がおすすめ。また、花ガラ(咲き終わった花)をそのままにすると病気にかかったり、新しい花がつきにくくなったりする。見つけたらこまめに摘んでおこう。ガーデニングで美しい庭を保つには花壇をはじめとするこまめなお手入れが必要だが、苦労した分、素敵な景色を見せてくれるはずなので頑張ろう。
・花ガラはこまめに摘んでおく
・伸びた茎や枝もこまめに切り取る
・月1回程度液肥を与えておく
水やりは、夏場なら夕方、冬場なら午前中がおすすめ。また、花ガラ(咲き終わった花)をそのままにすると病気にかかったり、新しい花がつきにくくなったりする。見つけたらこまめに摘んでおこう。ガーデニングで美しい庭を保つには花壇をはじめとするこまめなお手入れが必要だが、苦労した分、素敵な景色を見せてくれるはずなので頑張ろう。
結論
花壇がある庭は明るく楽しい。ガーデニングを趣味としている方は、ぜひ花壇を取り入れよう。今回はレンガを使った作り方を紹介したが、市販のアイテムでももちろん構わない。ぜひ自分だけの花壇を完成させて、ガーデニングをより一層楽しんでほしい。