目次
1. マットレスにも寿命がある!目安や判断基準は?

素材や使い方などによって前後するものの、一般的なマットレスは「5〜8年程度」、高品質のものは「10年程度」で寿命を迎えると言われている。寿命といっても、マットレスは電化製品のように動かなくなるということはないため、判断基準に迷うかもしれない。
種類別のマットレスの寿命の目安
・8〜10年...ポケットコイル
・6〜8年...ボンネルコイル、ラテックス、ファイバー、高反発
・3〜5年...低反発
あくまで一般的な目安だが、マットレスの素材によって寿命が違う。ただ、使い方などではこれよりも早く寿命がくることもある。買い換えるかどうか迷ったときの判断基準も知っておこう。
・6〜8年...ボンネルコイル、ラテックス、ファイバー、高反発
・3〜5年...低反発
あくまで一般的な目安だが、マットレスの素材によって寿命が違う。ただ、使い方などではこれよりも早く寿命がくることもある。買い換えるかどうか迷ったときの判断基準も知っておこう。
マットレスが寿命かどうかを判断する基準
- マットレスに凹み、ヘタリが見られる
- スプリングが背中などに当たる
- 寝心地が悪く寝付きにくくなった(寝返りが増えた)
- 朝起きると疲れている、腰が重い、肩が張っている感じがする
- きしみ音がする
- 柔らかくなったように感じる
- 汚れがひどい、カビが生えている
お使いのマットレスに寿命が近づいているかどうかは、こうした兆候で判断できる。当てはまる数が多いほど寿命が近い、またはすでに寿命を迎えていると考えよう。
なお、上記はマットレスに見られる兆候だが、マットレス自体はまだ使える場合でも、ご自身の体重が増えるなどすれば「以前よりも沈む」「寝心地が悪い」と感じることもある。
なお、上記はマットレスに見られる兆候だが、マットレス自体はまだ使える場合でも、ご自身の体重が増えるなどすれば「以前よりも沈む」「寝心地が悪い」と感じることもある。
2. 寿命がきたマットレスをそのまま使い続けると体に影響が出ることも

寿命にも関わらず「まだ使えるから」と同じマットレスで寝続けることで、思わぬ影響が出てしまうことがある。
寿命がきたマットレスは買い替えたほうがいい理由
・スプリングが体にあたって血行を阻害してしまう
・寝返りが増えることで深い睡眠がとれなくなってしまう
・体が歪んでしまい頭痛、肩こり、腰痛などの原因になってしまう
寝心地が悪くなったり肌触りが悪くなったりするのももちろんだが、寿命がきたマットレスをそのまま使い続けることで体に悪影響を与えてしまうことがある。寿命がきたマットレスは快適な睡眠、ひいては健康のためにも買い替えをおすすめしたい。
・寝返りが増えることで深い睡眠がとれなくなってしまう
・体が歪んでしまい頭痛、肩こり、腰痛などの原因になってしまう
寝心地が悪くなったり肌触りが悪くなったりするのももちろんだが、寿命がきたマットレスをそのまま使い続けることで体に悪影響を与えてしまうことがある。寿命がきたマットレスは快適な睡眠、ひいては健康のためにも買い替えをおすすめしたい。
3. マットレスの寿命を少しでも延ばすお手入れのコツ

マットレスは、日々のちょっとしたコツで寿命を延ばせることがある。何もしていないという方は、ぜひ今日から心がけてほしい。
マットレスの寿命を延ばすコツ
・ローテーションする
・除湿する
・市販のアイテムで劣化を遅らせる
いつも同じ位置で寝ている方は一定箇所が劣化しやすく、その分寿命が早まる可能性がある。マットレスは定期的に上下(頭と足)・表裏を入れ替えてあげると、負荷が分散され寿命の延びにつながるだろう。ローテーションは2〜3カ月に1回が目安だ。
また、マットレスを床に直接敷かない、朝起きたら立てておく、寝室をこまめに換気する、マットレスの底面を浮かせて風を当てるといった方法で湿気を溜め込まないことも大切だ。
そのほか、市販の敷きパッドや除湿シート、マットレス専用のプロテクターなどを使うことも、寿命を少しでも延ばすコツになる。できるところから取り入れてほしい。
・除湿する
・市販のアイテムで劣化を遅らせる
いつも同じ位置で寝ている方は一定箇所が劣化しやすく、その分寿命が早まる可能性がある。マットレスは定期的に上下(頭と足)・表裏を入れ替えてあげると、負荷が分散され寿命の延びにつながるだろう。ローテーションは2〜3カ月に1回が目安だ。
また、マットレスを床に直接敷かない、朝起きたら立てておく、寝室をこまめに換気する、マットレスの底面を浮かせて風を当てるといった方法で湿気を溜め込まないことも大切だ。
そのほか、市販の敷きパッドや除湿シート、マットレス専用のプロテクターなどを使うことも、寿命を少しでも延ばすコツになる。できるところから取り入れてほしい。
4. 寿命を迎えたマットレスを処分する方法

最後に、残念ながら寿命を迎えてしまったマットレスを処分する方法にも触れておく。買い替えた際に引き取ってくれるところもあるが、自分で処分する場合は参考にしてほしい。
寿命がきたマットレスを処分する方法
・自治体の粗大ごみに出す
・不用品回収業者に依頼をする
寿命がきたマットレスを自分で処分する場合、上記いずれかになるだろう。安く済むのは自治体の粗大ごみだ。ただ、予約した日時に指定場所まで運ばなければならないという欠点がある。
一方、不用品回収業者は自宅まで取りに来てくれるし、都合があえば土日や夜間でも引き取りにきてくれる。値段は高めだが、忙しい方やマットレスを運ぶのが難しい方などには便利だろう。
なお、寿命を迎えたマットレスを不用品回収業者に処分してもらう際、「無許可営業」の業者に依頼してはいけない(※1)。ご家庭から出る廃棄物を回収できるのは、管轄の自治体が許可した業者のみである。
またご家庭の廃棄物は「一般廃棄物」に分類される。「産業廃棄物収集運搬業」「古物商」といった許可では回収できないので注意しよう。不安な方は、やはり自治体の粗大ごみをおすすめしたい。
・不用品回収業者に依頼をする
寿命がきたマットレスを自分で処分する場合、上記いずれかになるだろう。安く済むのは自治体の粗大ごみだ。ただ、予約した日時に指定場所まで運ばなければならないという欠点がある。
一方、不用品回収業者は自宅まで取りに来てくれるし、都合があえば土日や夜間でも引き取りにきてくれる。値段は高めだが、忙しい方やマットレスを運ぶのが難しい方などには便利だろう。
なお、寿命を迎えたマットレスを不用品回収業者に処分してもらう際、「無許可営業」の業者に依頼してはいけない(※1)。ご家庭から出る廃棄物を回収できるのは、管轄の自治体が許可した業者のみである。
またご家庭の廃棄物は「一般廃棄物」に分類される。「産業廃棄物収集運搬業」「古物商」といった許可では回収できないので注意しよう。不安な方は、やはり自治体の粗大ごみをおすすめしたい。
結論
マットレスは寿命がきたら潔く買い換えよう。快適な睡眠が損なわれれば健康にもよくない。それに、睡眠の質は精神面や仕事のパフォーマンスにも関係してくる。日々をエネルギッシュに過ごすためにも、マットレスの寿命は正しく把握しておこう。