1. 防災用品って何が必要?

今の日本において、防災用品を揃えておくことはもはや常識といっても過言ではないだろう。いつやってくるか分からない自然災害に備え、各ご家庭では十分な備蓄が求められる。だが、いざ防災用品を揃えようとすると「何を」「どれくらい」など迷ってしまうことがある。まずは、大まかにどういった防災用品を揃えればいいか考えてみよう。
防災用品って何が必要?
ひと口に防災用品といっても意外と幅広い。だが、防災用品を揃える最大の目的は「自分自身やご家族の身を守る」「通常の生活に戻るまで生き延びる」ためだ。
具体的には「食料」「飲料」「生活必需品」が当てはまる。余裕があれば、少しでも快適に避難生活を送るためのものなども加えておこう。
また、一般的には災害発生から3日分の備蓄が推奨されている。ただし、東日本大震災や熊本地震などでは3日を超えても救援物資が届かないエリアもあった。被害の程度によっては3日分では足りないこともあるため、防災用品、とりわけ食料や飲料はできれば7日分備蓄しておくことをおすすめしたい。
どういった防災用品を揃えておくべきか、より具体的に紹介していく。
具体的には「食料」「飲料」「生活必需品」が当てはまる。余裕があれば、少しでも快適に避難生活を送るためのものなども加えておこう。
また、一般的には災害発生から3日分の備蓄が推奨されている。ただし、東日本大震災や熊本地震などでは3日を超えても救援物資が届かないエリアもあった。被害の程度によっては3日分では足りないこともあるため、防災用品、とりわけ食料や飲料はできれば7日分備蓄しておくことをおすすめしたい。
どういった防災用品を揃えておくべきか、より具体的に紹介していく。
2. これだけは揃えておきたい防災用品

まずは、少なくとも「これだけは揃えておきたい」という防災用品を見ていこう。
これだけは揃えておきたい防災用品
【飲料水と食料】
水1人1日3リットル×7日分、インスタント麺、アルファ米、缶詰、ビスケット、チョコ、乾パンなど
【貴重品】
印鑑(届出印、実印)、預金通帳、保険証(その他権利書や保険証券などもあれば)、現金(公衆電話を使うための10円玉をとくに多めに)など
【薬類】
救急箱(常備薬、処方薬なども含む)
【あると便利なもの】
懐中電灯、ライター(マッチ)、缶切り、ろうそく、ナイフ、衣類、手袋(軍手)、毛布、携帯ラジオ(乾電池)、ヘルメット、防災ずきん、モバイルバッテリー、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、カセットコンロ、簡易トイレ、雨具、新聞紙(寒さをしのぐ、着火するため)など
これだけ防災用品を揃えておけば、万が一救援物資が届かなかったときでもしばらくは生き延びられるだろう。大規模停電に備え、ポータブル蓄電池などを用意しておくのもいい。
なお、防災用品として備蓄する飲料や食料は、消費期限に気をつけながら保管しよう。期限が近づいたときは先に消費し、改めて買い足しておくようにしてほしい。
水1人1日3リットル×7日分、インスタント麺、アルファ米、缶詰、ビスケット、チョコ、乾パンなど
【貴重品】
印鑑(届出印、実印)、預金通帳、保険証(その他権利書や保険証券などもあれば)、現金(公衆電話を使うための10円玉をとくに多めに)など
【薬類】
救急箱(常備薬、処方薬なども含む)
【あると便利なもの】
懐中電灯、ライター(マッチ)、缶切り、ろうそく、ナイフ、衣類、手袋(軍手)、毛布、携帯ラジオ(乾電池)、ヘルメット、防災ずきん、モバイルバッテリー、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、カセットコンロ、簡易トイレ、雨具、新聞紙(寒さをしのぐ、着火するため)など
これだけ防災用品を揃えておけば、万が一救援物資が届かなかったときでもしばらくは生き延びられるだろう。大規模停電に備え、ポータブル蓄電池などを用意しておくのもいい。
なお、防災用品として備蓄する飲料や食料は、消費期限に気をつけながら保管しよう。期限が近づいたときは先に消費し、改めて買い足しておくようにしてほしい。
3. 各個人で揃えておきたい防災用品

次に、各個人で揃えておきたい防災用品を見ていこう。ただ、個々に必要なものは幅広いので、ここでは一般的な例を紹介する。
各個人で揃えておきたい防災用品
メガネ、コンタクトレンズ、入れ歯(洗浄剤も)、生理用品、くし、ブラシ、手鏡、化粧品、ゴム(髪を結わえるもの)、介護用品、補聴器、紙おむつ(乳児・高齢者用)、哺乳瓶、粉ミルク、離乳食など
各個人またはご家庭によって異なるが、おおよそこういった防災用品を揃えておくといいだろう。余裕があれば、自分が好きなアイテム、あると心が安らぐアイテムなどを防災用品として揃えておくのもおすすめだ。
各個人またはご家庭によって異なるが、おおよそこういった防災用品を揃えておくといいだろう。余裕があれば、自分が好きなアイテム、あると心が安らぐアイテムなどを防災用品として揃えておくのもおすすめだ。
4. できれば揃えておきたい防災用品

最後に、必須ではないもののあると便利な防災用品を紹介する。
できれば揃えておきたい防災用品
ビニール袋、ビニールシート、ガムテープ、油性マジック、ランタン、タオル、安全ピン、ハンカチ、手ぬぐい、折りたたみ椅子、バール、給水用ポリタンク、ホイッスル、ロープ、など
これらはあると役立つ防災用品なので、できれば揃えておこう。ほかにも、ご家族で話し合っていただき、各ご家庭で必要な防災用品を書き出すなどして揃えてほしい。
これらはあると役立つ防災用品なので、できれば揃えておこう。ほかにも、ご家族で話し合っていただき、各ご家庭で必要な防災用品を書き出すなどして揃えてほしい。
結論
防災用品は、必要最低限のものから揃えていこう。その際、まずはメモなどに書き留めておくと買い忘れなどを防げるはずだ。また、通販などで防災用品がセットになったリュックなども販売されている。持ち出し用として備えておくのもいいだろう。