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書籍がボロボロに!シミ(紙魚)とはどんな虫?害の有無や駆除方法も

書籍がボロボロに!シミ(紙魚)とはどんな虫?害の有無や駆除方法も

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年3月16日

本棚から古い本を取り出そうとしたとき、ササッと動いた小さな影にゾクッとしたことはないだろうか?もしかするとそれは「シミ」と呼ばれる虫かもしれない。謎多きシミについて、どういった虫なのか?人体への害はあるのか?駆除方法は?など基礎知識をまとめている。

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1. 謎多き「シミ」とはどんな虫?

シミは「紙魚」と書く。漢字だけを見れば魚をイメージしてしまうかもしれないが、虫であり、英語でも「シルバーフィッシュ」などというシャレた名前がつけられている虫だ。灰褐色のウロコで覆われており、見た目にもテカテカしている。

シミは体長1cmほどと小さい虫ながら、クネクネと素早く動き回る様子や、ティッシュなどで捕獲した際に付着する銀色をした粉などは、見る者の背筋をゾクッとさせる威力がある。

シミについてもっと詳しく

シミはなんと、ゴキブリよりも古く約3億年以上も昔から存在していたと推定されている。しかも形態をほとんど変えずに生き延びてきたというから驚きだ。シミは、寿命が7〜8年とほかの虫に比べて非常に長いのも特徴的だが、絶食状態でも1年以上生き続けられるという虫でもある。

そんなシミは、ジメジメした湿気と適度な温度を好む虫で、書籍や本棚、トイレ、軒下、それに浴室などで見かけることもある。ただし夜間活動性の虫なので、昼間に見かけることは少ない。

そのため、シミを初めて見かけたときは正体不明の虫であることに加え、毒の有無なども分からずビックリしてしまう方がほとんどだろう。

2. シミという虫はどんな被害をもたらす?

シミを見かけたときの嫌悪感や不快感は相当なものかもしれないが、シミそのものは人体には害を及ぼさない虫とされているので、その点(毒性など)は安心していいだろう。

シミがもたらすのは「紙類」への食害

書籍や資料、掛け軸といった紙類に食害を及ぼすのがシミという虫である。ただし害を被るのは表面程度で「穴をあけてしまう」といった大きな被害になることはないと言われている。とはいえ、大切な資料であったり貴重な絵画、掛け軸であったりすれば、別の意味で大ダメージを受けてしまう可能性がある。

食品に害が及ぶことも

シミという虫は、場合によって小麦粉やパン、そのほか乾燥させて貯蔵している食品などに害を及ぼすこともある。ある程度温度があり、ジメジメした場所に食品を保管しているご家庭は要注意だ。

3. シミという虫の駆除方法と普段からできる対策

最後に、シミという虫の駆除方法と、普段から寄せ付けないようにするための対策をお伝えする。

今いるシミを駆除する方法

すでにシミという虫を見かけたことがある場合、あるいは、古い書籍などが何者かにかじられているといった場合は、シミを駆除しよう。

【殺虫剤】
もっとも手っ取り早いのが、スプレータイプの殺虫剤を使う方法だ。効果や効能に「シミ」が含まれているか確認してから購入しよう。

【燻煙剤】
シミがどこに隠れているか分からないときは、燻煙タイプの殺虫剤もいいだろう。シミだけでなく、ゴキブリやアリ、ムカデなどほかの害虫も一緒に駆除できて一石二鳥だ。

なお、燻煙タイプの殺虫剤を使用したあとは、本棚などをキレイにしたり掃除機をかけたりして、死骸を取り除くこともお忘れなく。

シミを寄せ付けないための対策

お伝えしたようにシミは紙類を好む虫なので、不要な紙類は廃棄するなどしよう。また湿度もシミが寄り付く要因になるため、本棚や掛け軸、絵画の周りなどを清潔にし、乾燥剤や除湿剤を設置する、こまめに換気をして湿度をコントロールするといった対策を施そう。

なお、書籍や掛け軸といった大切なものは、晴れた日に日光にあてて乾燥させる方法もあるが、その場合は色あせといったリスクもともなうため、十分気をつけてほしい。

結論

いつの間にか本がボロボロにかじられていた、という場合はシミの仕業かもしれない。被害が拡大してしまう前に、まずは今いるシミを駆除しよう。そのあとで、それ以降シミが寄り付きにくくするために、清潔にしたり湿度をコントロールしたりして対策しよう。

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