1. コーヒーを水筒に入れるメリット

外出先でも自分のお気に入りのコーヒーを飲みたい方は、水筒にコーヒーを入れて持ち歩くと便利だ。コーヒーを水筒に入れて持ち歩くのはどんなメリットがあるのか紹介しよう。
自分の飲み慣れたコーヒーを好きな時に飲むことができる
飲みたい時に飲みたい味のコーヒーを飲めるのは幸せだ。アウトドアなどで、キレイな景色を見ながらコーヒーの香りが漂えば、それまでの疲れも吹き飛ぶことだろう。
好きな温度のコーヒーが飲める
マグカップに入れるとアツアツのコーヒーがすぐに冷えてしまう。冬は熱いコーヒー、夏は冷たいコーヒーを飲みたいものだ。そんな時は保温機能が付いた水筒を活用しよう。そうすれば、半日くらいは自分好みの温度のコーヒーを飲むことができる。ただし、ホット専用やコールド専用の水筒があるので、買うときには注意が必要だ。
節約になる
外出先でコーヒーが飲みたいと思うと、コンビニや自動販売機でコーヒーを買うこととなるが、コンビニでも1杯100円、高いところだと1杯150円は費用が掛かってしまう。しかし、家で作れば、1杯100円することはなく、数十円程度に出費を抑えることができる。
また、マイボトルを持参すると割引してくれる店もある。
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2. コーヒーを水筒に入れるデメリット

水筒にコーヒーを入れる際のデメリットについても紹介しておこう。
水筒のパッキン部分などのゴムにコーヒーの色やにおいがつく
マグカップでも長い時間コーヒーを入れておくと茶色いシミがつくことがあるが、水筒のパッキン部分などは顕著に色がついてしまう。一度ついた色や匂いはなかなか落ちないので、水筒をコーヒー専用にするのも手だ。
時間が経つと風味が変わってしまう
コーヒーは時間が経つと、酸化により香りや味わいが変化してしまう。コーヒーが空気と長時間触れることで酸化が進み、コーヒーが本来の味ではなく、苦くなったりする。
菌が繁殖する
菌が生きていくために必要な条件は、水分・温度・栄養源であるが、水筒の中は、これらの条件が揃ってしまう。水筒は使うたびにキレイに洗浄しなければ、すぐに菌の住み家となってしまうので注意が必要だ。水筒を正しくメンテナンスして、清潔に保つようにしよう。
3. コーヒーを入れる水筒を選ぶポイント

コーヒーを水筒に入れて持ち歩くには、保温性が大切である。真空構造の水筒は、外の温度が伝わりにくく、長時間に渡って温度を一定に保つことができるのでおすすめだ。さらに、菌の繁殖の面からは、メンテナンスしやすい水筒を選ぶことも大切だ。
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水筒の内側にテフロン加工やフッ素加工などがされていると、コーヒーの匂いや汚れが付きにくくなり、雑菌の繁殖が抑えられる。
また、水筒でコーヒーを飲む際に、蓋にアロマホールという穴があいたものだと香りをより一層楽しむことができる。
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水筒に直接口をつけて飲むのが嫌な方は、コップ付きタイプの水筒もある。水筒の飲み口が大きく大容量なものだと、水筒の中に手を入れスポンジで念入りに洗うことができる。その際、研磨剤などを使ってしまうと、水筒の内面に傷がつき、その凹凸に菌が付着しやすくなるので注意が必要だ。水筒の栓の部分がシンプルな構造であるほど凹凸が少なく、手入れがしやすい。
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4. コーヒーを水筒に入れるときのポイント

水筒にコーヒーを入れる際に、ちょっとした注意でおいしいコーヒーを長時間飲むことができる。
コーヒーは熱い状態から温度が下がる過程で酸化が進み、味が損なわれてしまう。そのため、アイスコーヒーであれば水筒に入れておいても味が大きく変化することは少ない。ただ、人間は冷たいものは味を感じにくくなる傾向があるので、アイスコーヒーを入れる際には少し濃いめに入れるのがコツとなる。
また、コーヒーを入れた水筒にミルクや砂糖は入れないほうがよい。ミルクが菌の温床になったり、ミルクのたんぱく質が熱で変化して、コーヒーの味を低下させる原因となるためだ。どうしてもコーヒーにミルクを入れたい場合は、飲む直前にコーヒーを別容器に入れ、ミルクを混ぜて飲むことをおすすめする。
コーヒーの酸化は空気との接触によるところが大きいので、水筒の中に残る空気が少なくなるように、コーヒーを多めに入れるのがよい。その際、コーヒーを入れすぎると栓ができなくなったり、できたとしても栓を開けた際にコーヒーがこぼれたりするので、ちょうどよい量を水筒に入れるようにしよう。
コーヒーを入れるお湯も沸騰したものでなく、沸騰後に1分くらい放置し、適温である90度くらいまで温度を下げてからコーヒーを入れるようにしよう。
コーヒーは熱い状態から温度が下がる過程で酸化が進み、味が損なわれてしまう。そのため、アイスコーヒーであれば水筒に入れておいても味が大きく変化することは少ない。ただ、人間は冷たいものは味を感じにくくなる傾向があるので、アイスコーヒーを入れる際には少し濃いめに入れるのがコツとなる。
また、コーヒーを入れた水筒にミルクや砂糖は入れないほうがよい。ミルクが菌の温床になったり、ミルクのたんぱく質が熱で変化して、コーヒーの味を低下させる原因となるためだ。どうしてもコーヒーにミルクを入れたい場合は、飲む直前にコーヒーを別容器に入れ、ミルクを混ぜて飲むことをおすすめする。
コーヒーの酸化は空気との接触によるところが大きいので、水筒の中に残る空気が少なくなるように、コーヒーを多めに入れるのがよい。その際、コーヒーを入れすぎると栓ができなくなったり、できたとしても栓を開けた際にコーヒーがこぼれたりするので、ちょうどよい量を水筒に入れるようにしよう。
コーヒーを入れるお湯も沸騰したものでなく、沸騰後に1分くらい放置し、適温である90度くらいまで温度を下げてからコーヒーを入れるようにしよう。
結論
美味しいコーヒーを持ち歩くのに水筒は便利な道具である。お気に入りのコーヒーを最適な状態で持ち運べる水筒を正しく選定し、酸化による風味の劣化や、菌の繁殖まで気を配ることができれば、いつでもどこでも美味しいコーヒーを楽しむことができるだろう。