1. 防災用品に欠かせない!簡易トイレとは?

防災用品に欠かせないものと言えば食料や飲料水。これらは生き延びるためにも必要な、防災用品の最重要アイテムだろう。
だが、トイレも忘れてはいけない。少々の空腹は我慢できるかもしれないが、トイレだけはどうしても我慢し続けることができないためだ。防災用品を揃えるときは、トイレも一緒に購入しておこう。
だが、トイレも忘れてはいけない。少々の空腹は我慢できるかもしれないが、トイレだけはどうしても我慢し続けることができないためだ。防災用品を揃えるときは、トイレも一緒に購入しておこう。
簡易トイレとは
大規模な災害時には、水道や電気がストップしてしまうことが想定される。そのため、防災用品として簡易的なトイレを備蓄しておくことが大切だ。
明確な定義はないものの、既存のトイレに取り付けたり、それ単体で広げたり組み立てたりして使用するトイレを簡易トイレと呼ぶのが一般的だろう。コンパクトなものが多いので、防災用品に加えるのにも適している。
ただし、簡易トイレの問題点として「使えば使うほどゴミ(汚物)が増える」点が挙げられる。防災用品に簡易トイレを加える際は、同時に保管場所やニオイ対策も考えておかなければならないだろう。
明確な定義はないものの、既存のトイレに取り付けたり、それ単体で広げたり組み立てたりして使用するトイレを簡易トイレと呼ぶのが一般的だろう。コンパクトなものが多いので、防災用品に加えるのにも適している。
ただし、簡易トイレの問題点として「使えば使うほどゴミ(汚物)が増える」点が挙げられる。防災用品に簡易トイレを加える際は、同時に保管場所やニオイ対策も考えておかなければならないだろう。
2. 防災用品に加えるならどれ?簡易トイレの種類と選び方

防災用品としての簡易トイレは、種類によって使い方が変わってくる。避難状況によって適した簡易トイレを選ぼう。簡易トイレの種類と選び方のポイントを解説する。
既存のトイレに取り付ける簡易トイレ
・吸水ポリマーシートタイプ
・吸水パックタイプ
・粉末凝固剤タイプ
・タブレットタイプ
これらは、汚物の収納袋を「既存のトイレに取り付ける」といった使い方が前提になる。そのため、このタイプを防災用品に選ぶとしたら、自宅避難またはトイレの設備がある避難所を想定したケースだろう。
吸水ポリマーシートや吸水パックといったタイプは、その上に用を足すとシートが排泄物を吸水(吸収)してくれるというもの。一方の粉末凝固剤やタブレットタイプは、排泄物に振りかけたり投入したりすると固まる、というものだ。
・吸水パックタイプ
・粉末凝固剤タイプ
・タブレットタイプ
これらは、汚物の収納袋を「既存のトイレに取り付ける」といった使い方が前提になる。そのため、このタイプを防災用品に選ぶとしたら、自宅避難またはトイレの設備がある避難所を想定したケースだろう。
吸水ポリマーシートや吸水パックといったタイプは、その上に用を足すとシートが排泄物を吸水(吸収)してくれるというもの。一方の粉末凝固剤やタブレットタイプは、排泄物に振りかけたり投入したりすると固まる、というものだ。
携帯できる簡易トイレ
それ単体を広げるなどしてトイレにできるのが、携帯できる簡易トイレ。(人目につかなければ)場所を選ばず排泄できるのが特徴だ。避難先にトイレがないかもしれないケースを想定して防災用品を選ぶ際に、加えておくといいだろう。
備蓄用と持ち出し用に分けて準備する
たとえば4人家族なら、ご家庭にはトイレに取り付けるタイプのものを「1日5回×4人×1週間分」備蓄しておきたい。また、持ち出しバッグの防災用品に加えるなら、携帯用の簡易トイレを「1日5回×4人×3日分」が目安となる。ご家庭に備蓄する用と持ち出し用に分けて準備しておくとより安心だろう。
そのほかのポイント
使い方や凝固剤のタイプ、想定している避難場所などから絞り込んでいくことになるが、ほかにも着目しておきたいポイントがある。汚物の収納袋のサイズだ。サイズが小さすぎると既存のトイレに合わない可能性がある。それに、サイズは容量にもつながる。大きければ、それだけ保管しておける量も増えるため安心感につながるだろう。
3. 防災用品におすすめ!簡易トイレ3選

最後に、防災用品におすすめしたい簡易トイレを紹介する。防災用品としてどの簡易トイレを選べばいいか迷ったときの参考にしてほしい。
小久保工業「緊急簡易トイレ」
洋式トイレまたはバケツなどに取り付けして使える。最悪の場合そのまま袋を広げても使えるだろう。消臭成分のある凝固剤がセットになった、防災用品におすすめの簡易トイレだ。
クリロン化成「驚異の防臭素材BOS 非常用トイレ」
バッグなどで持ち運べるため、持ち出し用の防災用品におすすめしたい簡易トイレ。基本的にはトイレに取り付けるのだが、やはり緊急時はそのまま使えそうだ。驚異の防臭素材というのも心強い。
昭和技研「携帯トイレ トイレくん」
こちらは完全に単体で使用するタイプの簡易トイレなので、持ち出し用の防災用品に加えておこう。すべて男女兼用で、500mlまでと1,000mlまで(いずれも小向け)があるほか、万能タイプ(大小兼用)がある。
結論
食料や飲料水と同じように、トイレも災害時の重要な問題である。避難場所の衛生環境にも悪影響を及ぼしかねないため、防災用品を揃える際は必ず、何かしらの簡易トイレも購入しておこう。選ぶ際は使い方やサイズ、凝固方法などじっくり比較して絞り込むといいだろう。