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シルバーの冷蔵庫が置かれた、一般的なキッチンの写真

冷蔵庫マットは必要ない?メリット・デメリットやおすすめ5選を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月21日

冷蔵庫マットは必要か?必要ないのか?悩む方も多いのではないだろうか?本稿では冷蔵庫マットの必要性について、その役割(効果)やメリット・デメリットなどを交えてじっくり考えていく。選ぶときのポイントやおすすめ5選も紹介しているので、ぜひそちらも参考にしていただきたい。

  

1. 冷蔵庫マットは必要ない?

扉全開の冷蔵庫の写真
冷蔵庫マットとは何かを簡単におさらいしておこう。

冷蔵庫の下に敷くマット

冷蔵庫の脚と床の間に敷く専用のマットのことで、主に床を保護する役割がある。凹みや傷防止などのために敷くというご家庭が多いだろう。ダンボールなどでも代用できるが、濡れることもあるためどうせ敷くなら専用のマットのほうがよいだろう。防虫や耐震など、独自の機能を持った冷蔵庫マットもある。

冷蔵庫の必要性

【必要か必要ないかはご家庭による】

冷蔵庫マットが必要かどうかはご家庭によって異なる。床の傷や凹みを絶対に防ぎたいなら必要だが、掃除のしやすさを優先するならないほうがよい。ケースバイケースなので、後述するメリットとデメリットをじっくり比較して検討しよう。

【ただし「賃貸物件」なら退去時のトラブルを低減できる可能性がある】

賃貸物件を退去する際は、入居中に生じた損傷を回復する「原状回復義務」がある。通常使用による傷や経年劣化などは対象外であることが基本だが、故意にあるいは過失により床を傷つけたり凹ませたりした場合、その修復費用を支払わなければならなくなる可能性が高い。冷蔵庫マットで床を保護することで、そうしたトラブルを低減できる可能性がある。

2. 冷蔵庫マットを使うメリット

ピンクの冷蔵庫マットのイメージ写真
冷蔵庫マットを使うことでどんなメリットが得られるのだろうか?

床を傷や凹みから守れる

冷蔵庫マットのもっとも大きなメリットが、床を傷や凹みなどから守れる点だ。冷蔵庫は重量があり、模様替えをしない限り同じ場所に設置している。そのため床が傷つく、もしくは凹むことがある。冷蔵庫マットはそうしたトラブルを軽減してくれるため「新築なので床を傷つけたくない」「賃貸物件なのでできるだけ丁寧に使いたい」といった方におすすめだ。

床が濡れるのを防げる

汁物を取り出す際など、床にこぼしてしまうことがある。水であればまだよいが、味噌汁やタレなどはにおいも付くし汚れるしで掃除が大変である。そんなとき冷蔵庫マットがあれば、床の汚れを防げる。あるいは冷蔵庫から垂れた水滴で床にシミができたり、冷蔵庫の脚の錆が床に移ったりすることもある。冷蔵庫マットはそれらも防いでくれるメリットがある。

冷蔵庫の音や振動を軽減できる

「騒音」とまではいかないが、冷蔵庫も音や振動を発する。とくに賃貸物件にお住まいの方は、下階や隣の部屋に伝わっていないか心配になることもあるだろう。冷蔵庫マットには音を吸収したり、振動を伝わりにくくしたりする効果も期待できる。

冷蔵庫がずれるのを防げる

滑り止め素材を使った冷蔵庫マットも多い。床に直置きしたときと比べて地震の際のずれ、転倒などを防げる可能性が高くなるだろう。

3. 冷蔵庫マットを使うデメリット

若草色の冷蔵庫が置かれたキッチンの写真
一方、冷蔵庫マットにはデメリットもある。取り入れようか検討中の方は双方を把握しておくことが大切だ。

素材によっては床にへばりついてしまうことがある

冷蔵庫マットを長く使っていると、重みでフロアにへばり付いてしまうことがある。ムリに剥がすと一部が残ったり、床のワックスが剥がれたりすることがある。

マットと床の間が濡れると腐食するおそれがある

冷蔵庫マットの下、つまり床との間に液体が入り込むとやっかいだ。乾きにくいため放置すると腐食したり、カビが発生したりするおそれがある。拭き取るにも冷蔵庫を移動させる必要があるなど、大変な作業になることが想定される。

掃除がしづらいことがある

フラットではないため、冷蔵庫の下が掃除しにくくなることがある。そもそも冷蔵庫の下など掃除の頻度が低いかもしれないが、大掃除などの際、フロアワイパーが入らなければ冷蔵庫を移動させるなど、手間取ることも考えられる。

劣化して機能性が低下することがある

冷蔵庫マットも熱や重み、水分や汚れ、摩擦などさまざまな要因で劣化していく。退色して見た目が悪くなるだけでなく、クッション性や防音・制震機能、あるいは滑り止め機能なども低下する。効果を維持するためにも定期的な交換は必要になるだろう。

4. 冷蔵庫マットの種類と選び方

濃いグレーまたは黒い冷蔵庫マットのイメージ写真
冷蔵庫マットにはいろいろな種類がある。床や目的で適した商品が異なるため、選び方を確認しておこう。

素材

素材には「ポリカーボネート」「シリコン」「ゴム」などがある。ポリカーボネートは軽量で耐久性に優れた素材で、シリコンは耐熱性や撥水性に優れた素材だ。天然ゴムには防音効果が、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン)ゴムには耐久性が期待できる。コルクは見た目がオシャレで、ダニに強いのが特徴だ。それぞれ違った効果があるため、目的に合わせて選ぼう。

形状

全体に敷くシートタイプと、足だけに敷くパッドタイプがある。シートタイプは面積が広く安定性があり、商品のバリエーションが豊富だ。ただし冷蔵庫の下が狭くなりやすく、掃除しにくいといったデメリットがある。パットタイプは脚の下に敷くので掃除はしやすく、冷蔵庫マットの下に液体が入り込む心配もないが、床の汚れを防ぐ効果は得られなくなる。主にゴム製なので選択肢も少ない。

サイズ

冷蔵庫に対してマットが小さすぎると床を保護できず、大きすぎると邪魔になる。冷蔵庫の脚の距離を測っておき、不足しないサイズを選ぼう。あるいは自由にカットできるタイプもおすすめだ。

耐荷重や耐熱性といった機能にも着目

とくに大型の冷蔵庫をお使いのご家庭は、冷蔵庫マットの耐荷重をチェックしておくとよいだろう。また商品により「滑り止め」「防音」「耐衝撃」「耐熱」などの機能がある。たとえば背が高い冷蔵庫で転倒するリスクを減らしたい方は滑り止め、賃貸物件で下階が気になる方は防音などが候補か。防水や耐震、防臭や抗菌、防カビといった機能もある。

床材に合うかどうかも確認しておこう

水に弱いフローリングなら防水機能がついた冷蔵庫マットを選ぼう。防音性が低いフロアタイルであれば、防音機能が高いタイプの冷蔵庫マットがおすすめだ。凹みやすいクッションフロアには、耐久性に優れるポリカーボネートがよいだろう。冷蔵庫マットは柔らかいため、床材が柔らかいと一緒に凹むおそれがある。安定性が損なわれるため硬めの冷蔵庫マットを選ぶのがポイントだ。

5. 冷蔵庫マットのおすすめ5選

グレーの冷蔵庫マットのイメージ写真
おすすめの冷蔵庫マットを5つ紹介しよう。

日晴金属「冷蔵庫キズ防止マット」

衝撃に強く傷がつきにくいポリカーボネート製だ。耐熱性が高く床暖房にも対応している。透明なので、敷いたときに目立ちにくいのも特徴だ。

シー・シー・ピー「冷蔵庫下敷きマット」

冷蔵庫の害虫を防ぐ接触型害虫忌避剤「ムシブロック」を採用している。無臭で安全性が高いため、ペットや子どもがいるご家庭でも使いやすい。

セイコーテクノ「冷蔵庫キズ防止マット」

国際規格のポリカーボネートを使用した冷蔵庫マットだ。フロスト加工が光の反射を防ぐため、傷が目立ちにくい。角を丸く加工して安全性を高めている。

タツフト「冷蔵庫用ゴムマット hmd-7015 シリーズ」

パットタイプの冷蔵庫マットだ。ゴム製なので滑り止め効果も期待できる。片面フラット仕様で、キャスターを転がすだけで冷蔵庫をのせられる。

和気産業「ハイパー防振ゴムマット 洗濯機・冷蔵庫用」

パットタイプのゴム製冷蔵庫マットだ。防振・防音効果がある。高さ調節できるのが特徴で、2枚重ねて使えば冷蔵庫の下の掃除がしやすくなる。

6. 床の保護などが目的なら冷蔵庫マットを使おう

白い冷蔵庫が置いてあるキッチンの写真
冷蔵庫マットは床の傷や凹みを防ぐのにおすすめのアイテムだ。床が濡れるのを防いだり、音や振動を軽減したりとさまざまな効果が期待できる。とくに「床を保護したい」「転倒を防止したい」といった場合は取り入れてみてもよいだろう。

結論

冷蔵庫マットを床の保護や振動の軽減に役立てよう。いろいろな種類があるので、材質やほしい機能性などから絞り込んでいくと見つけやすいはずだ。冷蔵マットにはメリットが多い一方、床との間が濡れて腐食したり、掃除がしにくくなったりするなどデメリットもある。双方を比較し、必要かどうか判断しよう。
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  • 公開日:

    2020年3月19日

  • 更新日:

    2022年4月21日

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