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窓の防犯フィルムが重要な理由とは?選び方や注意点、貼り方も解説!

窓の防犯フィルムが重要な理由とは?選び方や注意点、貼り方も解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年3月25日

防犯対策の一環に、窓ガラスに貼る防犯フィルムを検討している方も多いだろう。防犯フィルムは本当に効果があるのだろうか?窓ガラスに防犯フィルムを貼ることの重要性を解説するとともに、商品を選ぶ際の注意点や貼り方などを解説していく。

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1. 窓ガラスの防犯フィルムが重要な理由

窓ガラスに貼る防犯フィルムは、空き巣など侵入者への対策として有効である。その理由と、なぜ窓に防犯フィルムを貼ることが重要なのかを見ていこう。なお本章では、令和2年3月4日現在、警視庁のサイトで公開されている情報(※1)をもとに解説を進めている。

侵入者の多くは「窓」からだった

一戸建て住宅における、侵入窃盗の侵入口としてもっとも多かったのは【窓57.6%】。次いで【表出入口18.2%】【その他の出入口15.8%】と続くが、この時点で、窓がいかに「多くの侵入者にとって侵入口となっている」のかが分かるだろう。

3階建て以下の共同住宅においても【窓53.3%】で同じくトップ、4階建て以上の集合住宅では表出入口に次いで2位となったが、それでも【窓32.9%】と決して低いわけではない。

侵入者が窓ガラスを破る手口

・鋭利な工具(ドライバーなど)で静かに窓ガラスを割る「こじ破り」
・ハンマーやバールなどのちから技で叩き割る「打ち破り」
・バーナーなどの熱で窓ガラスを割る「焼き破り」

侵入者は、主にこういった方法で窓ガラスを破り、建物内に侵入する。わずか数秒で破られてしまうこともあり、子どもの送り迎えや犬の散歩、近所のコンビニへの買い物などでも油断はできない。

防犯フィルムの重要性

侵入者は、侵入に「2分」手間取った場合、その17%が犯行を諦めるとされている。これが「2分を超えて5分以内」となると、さらに51%が諦めるという。

トータルすると、侵入に「5分」かけさせることができれば、68%もの侵入者が侵入を諦める可能性がある、ということになる。

前述のこじ破り、打ち破り、焼き破りといった攻撃に対して「5分」を耐えることができる防犯フィルムであれば、万が一、窓ガラスを破られそうになっても窃盗などの被害に遭う確率を減らせる。

何も対策を講じていない窓は数秒で破られてしまうこともあるため、その効果は雲泥の差だ。これらが、窓ガラスの防犯フィルムが重要と言われる理由である。

防犯フィルムの注意点

ただし、防犯フィルムにはデメリット(リスク)もある。防犯フィルムを貼り付けたからといって、必ずしも窓ガラスを「破られない」というわけではない。

5分以上攻撃され続ければ、いくら防犯フィルムを貼っていても破られてしまうことがある。そもそも、防犯フィルムは5分を必ず耐え抜けるとも限らない。つまり、心の底から安心はできないということだ。

また、破られにくいということが仇になる可能性もある。たとえば災害時などに窓ガラスを割って緊急避難をしようとしたときに割れない、つまり逃げ遅れてしまう可能性も想定しておかなければならない。

防犯フィルムを設置する窓ガラスをどう選ぶかも大切になるし、防犯フィルム以外の防犯対策を検討することも大切になる。

2. 窓ガラスの防犯フィルムを選ぶ際の注意点

防犯フィルムを選ぶ際に気をつけたいのが「似て非なる商品がある」ということだ。

防犯フィルムに似て非なるフィルムとは

ひとつが「防災フィルム」。地震などで窓ガラスが割れたときに、破片が飛び散らないように防ぐためのものである。防犯フィルムとはその強度などが全く異なるので気をつけよう。

また、単なる「目隠しフィルム」もある。外からの視線を遮るために作られたもので、貼るとすりガラス調になるなどの覗き見防止効果はあるが、防犯フィルムのような機能性はゼロだ。

CPマークとは?

防犯フィルムを探すうちに「CPマーク」にたどり着くかもしれない。先に概要を覚えておこう。

警視庁、国土交通省、経済産業省などの関係省庁、および、建物部品に関連する民間団体で構成された「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」がある。

同会議において「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載および公表された建物部品にのみ、使用が認められているマークを「CPマーク」という。

試験結果に基づき、「侵入までに5分以上の時間を要する」といった一定以上の効果があると認められた建物部品だ。

ただし防犯フィルム単体ではなく「クレセント錠がサブロック付き」「補助錠を設置している」「単板ガラスにおいては厚みが5mm以上必要」といったように設置条件がある。

CPマーク認定商品を取り入れたいときは、防犯フィルムとあわせてこうした施工条件をクリアすることが必要になる。

3. 窓ガラス全面への防犯フィルムの貼り方

市販の防犯フィルムを購入した場合、業者に施工を依頼するか、自分で貼り付けることになる。最後に後者、自分で貼り付ける場合の流れを紹介する。ただし防犯フィルムによって細かい貼り方などは異なるので、パッケージに記載された手順があればそちらを優先してほしい。

防犯フィルムを貼るのに必要なモノ

・防犯フィルム
・スプレー容器
・中性洗剤(食器用など)
・カッターナイフ
・ペーパータオル
・スクイージー

以上を用意し、スプレー容器に水300mlと1〜2滴の中性洗剤を混ぜて水溶液を作っておこう。またスクイージーとは窓用のワイパーのことだが、カード型のものがあると使いやすい。これは、防犯フィルムに同梱されていることもある。

ペーパータオルは窓ガラスをキレイにする際に使う。タオルなどは繊維が残ってしまうことがあるため防犯フィルムには向かないと覚えておこう。

また、カットする必要がある防犯フィルムだったときは、先に窓を採寸してから防犯フィルムをカットしておこう。

防犯フィルムの貼り方

1.用意しておいた水溶液を窓に吹き付ける
2.スポンジなどで汚れをしっかり落とす(ガンコな汚れがあればカッターで削る)
3.ペーパータオルで乾拭きし、完全に乾燥するまで待つ
4.水溶液で窓ガラスを濡らす
5.防犯フィルムを剥がす(水溶液をかけながら)
6.防犯フィルムを貼り付ける
7.スクイージーを防犯フィルムの中央から外へと動かして完全に空気を抜く
8.防犯フィルムと窓の隙間の水分が完全に乾くのを待つ

以上、ポイントのみだが、一般的な防犯フィルムを貼り付ける流れだ。なお、「8」は商品にもよるが1〜3カ月かかることもあるので覚えておこう。

結論

窓ガラスの防犯フィルムは、空き巣など侵入対策に効果が期待できる。ただし、中にはほとんど防犯効果が望めない商品などもあるので、選ぶときは厚みや効果などをじっくり選ぼう。また、防犯フィルムだけでは完璧ではないため、補助錠や防犯ガラスなどほかの防犯対策との併用も検討しよう。

参考文献

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