【サンスベリア】肥料をあげて葉を美しく！おすすめの錠剤や液剤は？

サンスベリアを元気に美しく育てるためには、生育期である春から秋（5月～9月）にかけて定期的に肥料を与えることが大切だ。ただし、過剰な肥料や、サンスベリアにとって休眠期である冬に肥料を与えると養分過多で肥料焼けを起こし、枯れてしまう恐れがあるので注意しよう。

サンスベリアに錠剤タイプの肥料を与える場合は、緩効性化成肥料がおすすめだ。緩効性化成肥料とは、肥料成分がゆっくりとしみわたり、1～2か月間は効果が持続する肥料のことである。また、においが少なく虫がわきにくいのが特徴で、サンスベリアをインテリアグリーンとして楽しむ方には化成肥料はおすすめだ。以下にサンスベリアにおすすめの緩効性化成肥料を紹介しよう。

1．ハイポネックス　「ハイポネックス錠剤肥料　置くだけカンタン！ 観葉植物用」
葉の育成に有効な窒素が多めに含まれているため、サンスベリアの葉をより丈夫に、美しく育てることができる。においが少ないハート型の錠剤はインテリア性の高さもポイントだ。

2．花ごころ　「サンセベリアの肥料」
サンスベリアを美しく育てるためにつくられた専用の肥料である。植物に欠かせない窒素・リン酸・カリウムがバランスよく配合され、サンスベリアの葉や株を丈夫に育てるために最適である。

3．ハイポネックス　「プロミック　観葉植物用」
早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続するのが特徴。においが少ないので室内でも安心して使用できる。

サンスベリアには錠剤タイプのほかに液剤タイプの肥料を使ってもよい。サンスベリアに液剤タイプの肥料を与えるのであれば、春から秋（5月～9月）にかけて、2週間に1回程度を目安に与えるといいだろう。液剤タイプは効果は早いが、肥料をあげる回数は錠剤タイプに比べて多くなる。

液剤タイプの肥料には水で薄めて使う原液タイプとそのまま使えるストレートタイプがある。原液タイプは希釈倍率を間違えると肥料焼けを起こしてしまう可能性があるので注意が必要だ。ストレートタイプは水で薄める必要がないため、手軽で使いやすいが割高である。以下にサンスベリアにおすすめの液剤タイプの肥料を紹介しよう。

1．ハイポネックス　「ハイポネックスハイグレード観葉植物」
サンスベリアの葉の色をより鮮やかに育てたい方におすすめの薄めて使う肥料である。葉面からも吸収されやすい速効性のある窒素を豊富に含んでいるのがポイントだ。ちなみに1000倍に薄めた液をサンスベリアの葉に散布すると葉の色をより鮮やかに保つことが期待できるので試してほしい。

2．ハイポネックス　「ハイポネックスストレート液肥 観葉植物用」
窒素・リン酸・カリウムの3つの成分が0.2：0.1：0.1の割合で配合された、そのまま使える肥料だ。根から素早く吸収され効き目が早いのが特徴。葉の色を鮮やかな緑にし、株を丈夫に育ててくれる。

サンスベリアに与える肥料は、100均で販売されているものを利用してもいい。100均には錠剤や液剤、スプレータイプなど、さまざまな肥料が販売されているのでどれを選べばよいか迷う方も多いだろう。以下に観葉植物の育成におすすめの100均の肥料を紹介するので参考にしてほしい。

1．ダイソー　「化成肥料」
土に混ぜたり置き肥したりと、汎用性の高い肥料だ。植物の生育に欠かせない窒素・リン酸・カリウムをバランスよく配合しているので、サンスベリアを大きく美しく育てることができる。

2．Can Do（キャンドゥ）　「花と野菜の化成肥料」
製造元は安心安全で高品質の肥料を自社生産している瀬戸ヶ原花苑だ。ほぼ無臭であるため、インテリアグリーンとしてサンスベリアを育てる方にもおすすめである。

力強い葉が印象的なサンスベリアは育てやすい観葉植物ではあるが、長く美しい葉を保つためには葉を拭いてあげたり、葉水をしてあげることも大切だ。また適度な肥料も欠かせない。今回紹介したような錠剤や液剤タイプといったさまざまな肥料があるので、自身の性格やライフスタイルに合う肥料を選んでサンスベリアを美しく育てよう。