1. バジルの植え付けや水やり
バジルは、ホームセンターなどで苗を購入して、鉢やプランターに植え付けて育てることができる。まず、バジルの植え付けと水やりについて紹介する。
バジルの植え付けについて
バジルの植え付けを行う際は次の道具などを用意する。
- ハーブ用培養土
- バジルの苗
- 鉢やプランター
- 鉢底ネット
- 鉢底石(軽石)
- 軍手
バジルの植え付け手順は次のステップで行う。
- 鉢(プランター)に鉢底ネットを敷いてから、鉢底石を入れる
- ハーブ用培養土を鉢(プランター)に入れる
- バジルの苗をポットからはずし、根に付いている土を落とす
- バジルの苗を鉢(プランター)の中に植えるハーブ用培養土を鉢(プランター)に入れる
- ハーブ用培養土を鉢(プランター)に入れる
水やりについて
バジルは乾燥に弱いので、土が乾いたらたっぷりと水やりを行うのが大切だ。夏は土の渇き具合を確認して、気温が低い朝と夕2回水やりを行う。水は葉っぱでなく、根元にかけるようにするとよい。水やりは重要なので日々しっかり行うようにしよう。
2. バジルを育てる際の日光の当て方と害虫
バジルを鉢やプランターに植えたら、日光の当て方や害虫にも注意しなければいけない。害虫が原因で収穫量が激減することもあるのだ。ここではバジルの日光の当て方や害虫について紹介する。
日光の当て方
バジルは、日光を浴びるとよく育つ。鉢植えのバジルは日光がよく当たる場所に置こう。ただし、直射日光は苦手なので、午前中の柔らかな日差しにあてるか、半日陰になる場所に置くのがおすすめである。
害虫がついた時は?
バジルは害虫がつきやすいといわれるので注意が必要だ。とくにアブラムシやハダニなどは、バジルにとって注意しなければならない害虫である。もしもアブラムシがバジルについてしまったら、牛乳や木酢水を吹きかけることで駆除できる。ハダニは、コーヒー、牛乳、酢を吹きかけると駆除できるので、試してみよう。
3. バジルの肥料や増やし方、収穫について
バジルを育てる上では、肥料を与えるとともに摘芯も行わなくてはならない。肥料や摘芯を行うことで大きく育ち、多くの収穫が期待される。ここではバジルの肥料や摘芯、収穫時期について紹介する。
肥料について
バジルを育てる際は、肥料切れにさせないことがポイントだ。植え付けの際に使ったハーブ用腐葉土に含まれる肥料では足りなくなるので、追肥する必要がある。肥料は固形肥料や油かすを月に1回根元に施すか、1週間に1回程度液体肥料を施すようにするとよい。バジルの葉が黄色っぽくなると、肥料が不足しているサインである。その場合は早めに肥料を与えるようにしよう。なお、肥料をあげすぎることにも注意が必要である。
摘芯について
摘芯とは、草丈が20cm程度になった茎の先を摘み取ることだ。摘芯によって、脇芽が増え、収穫量を増やすことができる。
収穫について
バジルは1~2ヵ月で収穫期を迎える。草丈が20cm程度になったら、茎の先端を切り、収穫するようにしよう。花がつくと葉が硬くなってしまうため、花芽(つぼみ)は早めにはさみでカットする。適切な収穫を行えば、バジルは長く楽しむことが可能である。
結論
バジルの育て方を紹介した。バジルは苗を鉢などに植え付け、水やり、日光の当て方、害虫に気をつけながら肥料を与えて育てる。摘芯をすることで、多くの収穫が期待されるだろう。収穫したバジルはイタリア料理などに使えるので、ぜひ試してほしい。バジルは鉢やプランターで簡単に栽培できるので、ベランダやキッチンなどで、育ててみよう。