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防犯カメラの設置場所と穴をあけない方法!注意点やメンテナンスも

防犯カメラの設置場所と穴をあけない方法!注意点やメンテナンスも

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年7月12日

防犯意識が高まる昨今、防犯カメラを設置するご家庭も増えている。ここでは、防犯カメラの種類や特徴、一般的な設置方法と穴をあけない方法、設置後のお手入れなどを解説していく。最後におすすめの防犯カメラを紹介しているので参考にしてほしい。

  

1. 防犯カメラの種類と設置の自由度、特徴

防犯カメラには種類があり、それぞれ設置方法や特徴が異なる。まずはひと通り把握しよう。

防犯カメラ

屋外用・屋内用(有線)、ワイヤレス、ダミーなどがある。有線は安定した通信が可能だが、設置場所は電源の近くなどに限られる。ワイヤレスは設置の自由度が高いメリットがあるが、通信環境によっては不安定になることがある。

ネットワークカメラ

一部有線タイプもあるが、基本的にはWi-Fi接続する。スマホアプリと連動し、外からでも映像を確認したり、双方向通話ができたりする。設置の自由度は高いが、Wi-Fi環境によって不安定になることがある。

デザイン

ボックス型(バレット型)とドーム型がある。ボックス型は設置してあるだけで存在感があり、侵入者に対する威圧効果が高い。ドーム型は広範囲に撮影可能なものが多い。景観を損ねにくいのも特徴だ。

機能

夜間撮影モードや暗視モードなどがあると、暗闇でもクリアな映像が撮影できる。レンズの向きを変えたり首振りできたりする機能が搭載されているものもある。

そのほか、バリフォーカルレンズ(可変焦点レンズ)と言って焦点距離が変えられる機能や、スピーカー・マイクが搭載されていて音を聞いたり声で威嚇したり、双方向通話可能なものまである。

防犯カメラを屋外に設置するなら防水機能は必須だ。「IP44」「IP65」などが防塵・防水性能の等級を表す。

数字の一桁目は「人体・固形物に対する保護」を、二桁目は「水の侵入に対する保護」を表しており、数字が大きい方が高性能な防犯カメラになる。

2. 屋外防犯カメラの設置場所と方法

基本的な設置場所

玄関や門扉など家の出入り口の上部に設置するのが基本だ。車上荒らし対策としてガレージに設置することも多い。防犯カメラの存在を分かりやすくしておくことで、犯罪の抑止を狙いたい。

見落としやすい設置場所

家の外周をぐるりと一周してみよう。普段は意識できない思わぬ死角があるかもしれない。物置や庭木で隠れている場所など侵入者にとって好都合と思える場所も設置場所の候補になる。軒下、雨どい、ベランダ、植栽まで入念にチェックしよう。

設置方法

壁にネジ穴をあける設置方法が一般的だ。不安定な箇所はアンカーを差し込むといった工夫が必要になる。壁の強度が防犯カメラの重量に耐えられるかも確認しておきたい。

穴をあけたくない場合

壁に穴をあけたくない場合、ポールなどに挟み込むクランプタイプや、バンドで固定するタイプを選ぼう。いずれもネジ式と比べて脱着が容易だが、場所や設置方法によって不安定になることがある。盗難に遭う可能性も否定できないので、設置の高さや固定方法は大切だと心得よう。

設置の際の注意点

手が届く場所に設置するとイタズラされる可能性があるので注意したい。防犯カメラが撮影できる角度や、夜間も鮮明に写せているかといったポイントも確認しておこう。

3. 設置場所に合った防犯カメラの選び方

設置場所に合った防犯カメラを選ぶ際のポイントも理解しておきたい。

玄関、ガレージなどに設置する場合

防犯カメラの存在を知らしめるため、できればボックス型で有線のものがおすすめだ。「録画中」などビラを貼っておくのもいい。ただ、露骨すぎて友人や近所の方に不快感を与えないようにすることも大切だ。

庭に設置する場合

庭には広角に映せるドーム型の防犯カメラがおすすめだ。死角がある場所は首振り機能があるものがいい。離れたガレージや物置などに設置する場合、声で威嚇できるマイク・スピーカー付きも検討しよう。

逆光・明暗差が大きい場所に設置する場合

西日が当たる場所なら「逆光補正機能」、屋根があるなど明暗差が大きい場所に設置するなら「WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能」が搭載されている防犯カメラを探してみよう。

電源の有無や通信環境も重要

有線を選ぶ場合は電源の有無を確認するのを忘れずに。無線でWi-Fi接続する場合も、スマホなどでWi-Fiを問題なく受信できるか通信環境は確認しておきたい。

4. 防犯カメラ設置後のメンテナンスやお手入れの頻度

防犯カメラ設置後のメンテナンス方法

  • 防犯カメラ全体の動作確認
  • 録画は正常にできているか
  • 設置角度に問題はないか
  • 夜間でも鮮明に写っているか
  • 配線に劣化や不具合はないか
  • しっかり固定されているか など
少しでも心配な点があれば、メーカーに問い合わせて万全にしておこう。Wi-Fiのネットワークが変更になった場合は、設置した防犯カメラの設定も忘れずに変更したい。

メンテナンスの頻度

屋外に設置した防犯カメラは、風雨に晒されたり気温・湿度などの影響を受けたりする。風に揺れて角度が変わってしまったり、雨でレンズが汚れてしまったりすることも考えられる。できれば、1ヶ月に1回は不具合がないか確認しておきたい。

5. タイプ別おすすめ防犯カメラ3選!設置方式も紹介

マザーツール「MTW-SD02FHD」

ネジでしっかり固定する防犯カメラだ。防水仕様で屋外にも設置できる。フルHD録画に対応したSDレコーダーを搭載しているほか、夜間撮影も可能な200万画素の高画質、広範囲撮影が可能なバリフォーカルレンズを搭載するなど、ワンランク上の防犯対策が期待できる。

セレン「SEC-G851」

ネジで固定するタイプのドーム型防犯カメラだ。赤外線LEDが21個搭載されており、8mまで赤外線照射が可能なため屋外設置に向いている。設置後もカメラの角度調節が可能だ。

ライテック「YC160」

ネジ留めのほか、クランプで挟み込んで設置することもできる。最大の特徴はLEDセンサーライトが搭載されている点だ。センサーが反応するとライトが点灯する。光で威嚇し、映像で記録できる防犯カメラだ。

結論

防犯カメラは設置場所が大切だ。侵入者は玄関から堂々と入ってくることもあれば、想定外の場所から侵入してくることもある。設置場所とその場所に合った防犯カメラを選びたい。有線・無線、各種機能、設置方法などを参考に、最適な防犯カメラを選んでほしい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年4月 5日

  • 更新日:

    2021年7月12日

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