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冠水とは?氾濫や浸水との違い、冠水した道路を車で走る危険性を解説

冠水とは?氾濫や浸水との違い、冠水した道路を車で走る危険性を解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年4月27日

「冠水」とは具体的にどういう状態を指す言葉なのだろうか?「氾濫」「浸水」といった言葉とはどのように違うのだろうか?冠水の基礎知識を解説するとともに、冠水した道路を車で走る危険性、被害にあった車の対処法などをお伝えしていく。

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1. 冠水とは?氾濫や浸水との違いは?

まずは「冠水」とはどういった状態のことなのか、「氾濫」「浸水」とはどう違うのかなどをはっきりさせていこう。

氾濫とは

氾濫とは、台風による豪雨といった影響で、河川の水が溢れ出てしまう状態を指す言葉である。細かくは「外水氾濫」「内水氾濫」に分けられている。

【外水氾濫】
外水氾濫とは、水が堤防を超える、または破堤(堤防が壊れること)によって溢れ出ることをいう。

【内水氾濫】
内水氾濫とは、河川の水位が上昇したり流域内に多くの雨が降ったりして、住宅の排水を処理しきれずに水浸しになってしまうことをいう。

浸水とは

冠水と似ているが、浸水とは一般的に、あるモノが水に浸る、もしくはあるモノに水が入り込むことを指す。たとえば氾濫によって住宅が水浸しになってしまうのは浸水だ。

冠水とは

冠水とは、住宅などではなく「田畑および道路など」が水に浸かった状態を指す。台風や集中豪雨などの影響で河川が氾濫し、本来道路である場所が大きな水溜りになってしまっているような状態が冠水だ。

このように、冠水とは浸水と似ているが対象が異なる。また氾濫とは意味が大きく異なると覚えておこう。

2. 冠水した道路を車で走行する危険性とは?

冠水で気をつけなければならないのが、車の運転だ。冠水した道路を車で走行する危険性とはなにか、再認識しよう。

冠水した道路を車で走行する危険性とは

・車が甚大なダメージを受けてしまう可能性がある
・深かった場合、脱出できなくなってしまうおそれがある

冠水とは、豪雨などで河川が氾濫することで道路が水浸しになってしまうことを指すとお伝えした。その冠水した道路を車で走ってしまうと「車へのダメージ」や「閉じ込めなどのおそれ」が生じる。

【車へのダメージ】
車へのダメージとは具体的に何かを見ていこう。

たとえば、車のエンジンルームには電気系統が集中している。冠水した道路を走り、これらの電気系統が水浸しになってしまうとショートを起こしたりエンジンが停止したりしてしまう可能性がある。

たとえ無事に冠水した道路を抜けられたとしても安心はできない。修理費用が高くつくだけならまだしも、ショートすることによる発火や車両火災といったリスクを抱えてしまうからだ。

【閉じ込めなどのおそれ】
次に、閉じ込めなどのおそれとは具体的にどういうことかを説明する。

冠水した道路は、どれくらいの深さなのかがわかりにくい。思ったよりも深く冠水していた場合、水圧でドアが押されて開かなくなってしまうおそれがあるというわけだ。電気系統がショートしていれば窓も開けられないため、非常に危険である。冠水した道路を車で走行することは、絶対に避けてほしい。

3. 冠水で被害にあった車の対処法とは?

冠水道路を走行してしまった車の対処法とはどういったものか、具体的なポイントを最後にお伝えしよう。冠水による被害は自動車保険の対象になるのか?といったところも気になるだろう。

冠水で被害にあった車の対処法

・水が引いてもエンジンをかけてはいけない
・ロードサービスや整備工場、自動車販売店などに速やかに連絡をする
・バッテリーは、マイナス側のターミナルを外しておく。さらに、外したらテープなどを巻きつけてバッテリーに触れないようにしておく

自動車保険の補償対象となるのか

同じように冠水によって被害にあった車とはいえ、自動車保険(いわゆる任意保険)の対象になるのかどうかは、ケースバイケースとなる。

たとえば冠水の原因が「豪雨などによる河川の氾濫」だった場合、補償対象となることが多いようだ。また、地震による津波の影響で道路が冠水し、それによって被害を被った場合は補償対象とはならない可能性が高い。

いずれにせよ、契約している保険会社のプランなどによって変わってくるため、事前に確認しておくことをおすすめする。

結論

冠水とは、田畑や道路が水浸しになってしまうことをいう。浸水や氾濫との違いも含め、意味を正しく理解しておこう。また、冠水した道路を車で走行するのは大変危険である。普段から冠水しそうな道路をチェックしておくこと、豪雨の際はその道路を走らないことも心がけよう。
  

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