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ガスコンロの設置は自分でできる?資格が必要なケースや注意点を解説

ガスコンロの設置は自分でできる?資格が必要なケースや注意点を解説

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年4月29日

ガスコンロを自分で設置しようとしている方、注意点は正しく理解できているだろうか?設置ミスは、ガス漏れなど非常に危険なトラブルを招きかねないため、中途半端に行うのは危険だ。自分で設置可能なガスコンロの種類や注意点をまとめたので、参考にしてほしい。

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1. 自分で設置できるガスコンロとは?

ガスコンロには大きく「ビルトイン型」と「テーブル型」がある。それぞれの特徴や、自分で設置できるかどうかについて見ていこう。

ビルトイン型

システムキッチンなどに組み込まれているガスコンロ。施工にあたって資格(ガス可とう管接続工事監督者)が必要になる。設置はもちろん、引っ越しの際に撤去して新居に持って行きたいときも、素人にはできないので専門業者などにお願いしよう。

テーブル型

自分で設置&撤去できるのが、テーブル型のガスコンロだ。設置や撤去にあたって特別な資格を必要とせず、持ち運びも自由にできるうえ価格も安価などコスパに優れている。

本稿ではこれ以降「ガスコンロ=テーブル型のガスコンロ」として、設置方法や注意点などについて解説していく。

2. ガスコンロを設置する前の準備について

ガスコンロを設置するには、ガスコンロとガス栓をゴム管(専用のホース)で接続する必要があるのだが、事前に調べておくことがある。設置に必要なモノも変わってくるので、まずは前準備について説明しておこう。

ガスの種類

ガスには「都市ガス(12A・13A)」「プロパンガス(LPガス)」がある。設置にあたっては、ご家庭で使用しているガスの種類と、ガスコンロが対応しているガスの種類を両方見ておく必要がある。相違があった場合はガスコンロを改めて購入することになる。

なお、ガスの種類が不明なときは、ガス事業者に問い合わせて調べてもらおう。

ゴム管の種類

ゴム管は都市ガスが「白」、プロパンガスが「オレンジ」だ。いずれもJISマークが付いているものを選ぶことと、ゴム管止めが付属していることを確認し、なければ買い足しておこう。また、内径には種類があるが、ガスコンロの接続に用いるのは「9.5mm」とおぼえておこう。

なお、設置に際して古いゴム管を使い回すのはおすすめできない。安全性の観点からも、必ず新品を用意しよう。

ガス栓の種類

ガス栓はどれも同じではない。「ホースエンド」「コンセント」という2つのタイプに分かれている。前者は、ガス栓とゴム管の接続部分の根元に「赤い線」が入っており、ゴム管をそのまま接続できる。

一方、後者は赤い線が入っておらず、ゴム管をつなぐには専用の「ソケット」を用意する必要がある。ソケットは別途購入するものなので、忘れないでおこう。

3. ガスコンロの設置方法と要注意ポイント

ガスコンロを設置する際の手順を、ガス栓の種類別に解説していく。注意点もまとめているので、必ずチェックしてほしい。

ガス栓が「ホースエンド」だった場合

1.キッチンとガスコンロ本体、両方のガス栓の位置を確認し、距離を測る
2.ガスの種類に合わせ「1」の距離に応じた長さのゴム管を用意する
3.ゴム管にゴム管止めを通す
4.ガスコンロ本体のガス栓のキャップを外す
5.赤い線が見えなくなるまでゴム管をしっかり差し込む
6.「5」で差し込んだ部分を、ゴム管止めで固定する
7.キッチン側も同様に「3」〜「5」の手順で接続する

なお、ゴム管の長さには少し余裕を持っておき、長すぎる場合はハサミを使って「まっすぐ」カットしよう。また、設置の際にねじれ、曲がりなどが生じないよう短めにするのがポイントだ(もちろん、2つのガス栓に確実に差し込める程度に)。

ガス栓が「コンセント」だった場合

1.キッチンとガスコンロ本体、両方のガス栓の位置を確認し、距離を測る
2.ガスの種類に合わせ「1」の距離に応じた長さのゴム管を用意する
3.ゴム管に、ソケットに付属しているゴムキャップを通す
4.ソケットの根元までしっかりゴム管をはめ込む
5.ソケットの根元までゴムキャップをずらし、ソケットにふたをする
6.ソケットとガス管の接続部分を熱湯にさらし、収縮させて固定する
7.ゴム管の反対側にゴム管止めを通す
8.ガスコンロ本体のガス栓のキャップを外す
9.赤い線が見えなくなるまでゴム管をしっかり差し込む
10.キッチンのガス栓に、「カチッ」と音が鳴るまでソケットをはめ込む

ソケットの種類によっては、熱湯にさらさないこともある。正しい接続手順は、商品のパッケージなどに記載されている接続方法を確認していただきたい。

ガスコンロの設置にあたっての注意点

ガスやゴム管およびガス栓の種類、必要な部品など少しでも不明な点があるときは、曖昧なまま設置作業を進めず、必ずガス事業者やガスコンロの販売店などに確認をしてほしい。施工不良によるガス漏れといったトラブルを避けるためだ。賃貸にお住まいならオーナーや管理会社などでもいいだろう。

またソケットを取り付ける際は、接続部分に無理な力がかからない形状のものを選ぼう。たとえばキッチンのガス栓の先に壁があり、ゴム管を取り付けるとグニャっと曲がってしまうというケースだと、接続不良によるガス漏れのリスクがある。L字型のソケットにするなどして、回避しよう。

そのほかホースエンドなら「赤い線が隠れているか」、コンセントなら「カチッと音が鳴ったか」など、正しく接続されていることを最後にもう一度確認してほしい。

4. ガスコンロの設置を業者にお願いする際の費用

ここまで、ガスコンロの設置方法を紹介してきたが、もっとも注意しなければならないのがガス漏れだ。ときとして命に関わる重大なトラブルを招きかねないため、少しでも不安がある方はガスコンロの設置を業者にお願いすることをおすすめしたい。

ガスコンロの設置にかかる費用だが、業者によって異なるものの、おおよそ数千円〜1万円ほどが相場になる。それほど高額というわけではないので、安全のためにも業者へ依頼することも検討しよう。

結論

ガスコンロのうち、自分で設置できるのは「テーブル型」だ。資格は不要だが、ガスの種類やゴム管の内径、ガス栓の種類など接続にあたっての確認事項や注意点は多い。トラブルを防ぐためにも、正しい知識を身につけて慎重に作業にあたってほしい。
  

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