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布マスクの使い方は?感染予防効果や清潔に繰り返し使うためのコツも

布マスクの使い方は?感染予防効果や清潔に繰り返し使うためのコツも

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2020年8月12日

話題になっている「布マスク(ガーゼマスク)」は、不織布マスクと違い洗えば繰り返し使えるのが特徴。だが正しい洗い方でなければ、雑菌の繁殖を招きかねないため注意が必要だ。経済産業省が推奨する、布マスクの正しい洗い方を紹介する。

  

1. 布マスクの使い方や効果について

ガーゼを何層にも重ねて作る、昔ながらのマスクが「布マスク(ガーゼマスク)」だ。近年では使い捨ての不織布マスクが主流になってきているが、その不織布マスクの品不足が続いている昨今、布マスクが大きな注目を浴びている。

基本的な使い方はどのマスクも同じだが、いくつかポイントがある。布マスクの効果とあわせて、使い方をおさらいしよう。

布マスクの使い方のポイント

・可能であれば、布マスクに触れる前に手を洗う
・布マスクの上下、裏表を確認する
・鼻、口、顎をしっかり覆うように当て、ゴム紐を耳にかける

以上が布マスクの使い方だ。ごく基本的なところだが、正しい使い方を再確認しておこう。なお布マスク着用中は、指先の汚れなどが付着しないよう、表側には極力触れないでおくといい。

また外す際は、布マスクに付着しているホコリや細菌、ウイルスなどが手に付着する可能性がある。外したあとは手をしっかり洗っておくこともお忘れなく。

布マスクに期待できる効果

使い方よりも効果が気になる、という方も多いだろう。

布マスクには、自分が咳やクシャミをしたときの飛沫を、ある程度抑制する効果が期待できる。いわゆる「咳エチケット」対策だ。100%防ぐことは難しいが、ガーゼが飛沫を遮断するため、何もしていないときと比べれば遥かにその効果はあると言えるだろう。

ただし、布マスクはガーゼを何層にも重ねているが、不織布マスクと比べるとどうしても目が粗く、またフィルター効果も薄い。そのため細菌やウイルスを「吸い込むのを防ぐ」という効果は、期待しないほうがいいだろう。

2. 布マスクを長持ちさせる使い方とは

布マスクの大きな特徴は、繰り返し使えるという点だ。続いては、布マスクをできるだけ長持ちさせるための使い方を見ていこう。

布マスクを長持ちさせる使い方のコツ

布マスクをできるだけ長持ちさせるための使い方のコツは「清潔さを保つ」こと。繰り返し使えるのは魅力だが、清潔でなければ布マスクに付着している細菌やウイルス、ホコリなどを吸い込んでしまうなど、逆効果になりかねない。長持ちさせる使い方、つまり正しい洗い方や保管方法を覚えておこう。

布マスクの正しい洗い方

大きめの桶などに水を「2L」入れ、衣料用の液体洗剤を「0.7g」を目安に混ぜ、よく溶かしておく。その中で布マスクを10分程度浸け置きしてから、軽く押し洗いをする。このとき、繊維を傷める可能性があるため「もみ洗い」は避けよう。

次に、桶の水を入れ替えて十分すすぎ、布マスクに残った洗剤を洗い流す。あとは、ピンチハンガーなどを使って風通しのいい日陰に干し、乾くのを待とう。

それでも汚れが気になるときは、塩素系漂白剤を使った洗い方がある。

ゴム手袋(台所用の厚手のもの)を装着し、桶に水「1L」と衣料用の塩素系漂白剤「15ml」を混ぜてよく溶かす。その中で布マスクを10分程度浸け置きし、キレイな水をたっぷり使いながら、2回ほどよくすすごう。

次に布マスクを取り出し、清潔なタオルなどで挟んで軽く叩きながら水分を取り除く。あとはピンチハンガーなどを使って、風通しのいい日陰に干して乾燥させよう。

長持ちさせる使い方のコツは、常に清潔に保つことだ。ぜひ正しい洗い方を身につけておこう。なお布マスクは、1日1回(汚れたときはその都度)洗うことが望ましいとされている。

布マスクの保管方法

もうひとつ、布マスクを長持ちさせるための使い方のポイントとして「保管方法」が挙げられる。

布マスクは、不織布マスクと比べて保湿性に優れているとされるが、その分湿りやすい。湿った状態のまま使い続けると、雑菌の繁殖などを招くおそれがある。外したあとにすぐに洗えればよいが、そうでないときは風通しのいい場所で乾燥させておこう。

また、食事の際などにテーブルの上に直置きしたり、バッグにそのまま入れたりすると汚れが付着してしまう可能性がある。清潔なジッパー付き袋などを持ち歩き、一時的に外す際はそこに保管するといった方法もおすすめだ。

3. 布マスクの使い方とあわせて覚えておきたいこと

ここまで、布マスクの基本的な使い方や、長持ちさせるための使い方のコツなどを解説してきた。最後に、布マスクの使い方とあわせて覚えておきたいポイントをお伝えする。

手洗い・うがいを忘れずに

いくら正しい使い方を覚えても、それ以外の部分(手洗い、うがい)がおざなりになってしまうと、感染予防などの効果は大きく低下してしまうだろう。

使い方や効果のところでも触れたが、布マスクには自分が咳やクシャミをした際の飛沫を抑える効果は期待できても、細菌やウイルスを吸い込むことを防ぐ効果はほとんど期待できない。

フィルター付きの不織布マスクでも、マスクと顔との間に隙間があれば、細菌などを吸い込んでしまう可能性がある。マスクの効果は過信せず、手洗い・うがいをこまめに実施しよう。

結論

布マスクの使い方は、基本的にはほかのマスクと同じだ。だが、布マスクの最大の特徴は「洗うことで繰り返し使える」ところにある。できるだけ清潔に、かつ長持ちさせるためにも、今回お伝えした使い方、洗い方などをしっかり身につけておこう。
  • 公開日:

    2020年4月12日

  • 更新日:

    2020年8月12日

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