1. 在宅時に突然、停電したら?やることまとめ

まずは、在宅時に停電したらどうするべきか、ケース別にやることをまとめたので確認していこう。
在宅時に停電したら「範囲」をチェック
・ひと部屋などご家庭内の一部だけで起こっている停電か?
・ご家庭内におけるすべての電気が停止している状態か?
・近所でも停電が発生しているか?
在宅時に突然停電したら、最初に停電の範囲を確認しよう。それにより、適切な対処法が変わってくるためだ。その対処法とは以下のとおり。
・ご家庭内におけるすべての電気が停止している状態か?
・近所でも停電が発生しているか?
在宅時に突然停電したら、最初に停電の範囲を確認しよう。それにより、適切な対処法が変わってくるためだ。その対処法とは以下のとおり。
一部だけ停電したら
1.ブレーカーを確認する
2.ブレーカーが切れていたら、電気が落ちた部屋のコンセントからプラグを抜く
3.ブレーカーを入れる
ひと部屋などご家庭内で一部だけ停電したら、電気を使いすぎている可能性が考えられる。
まずはブレーカーをチェックしよう。切れていた場合、先に電気が落ちた部屋へ向かい、コンセントに差されているプラグをいくつか抜いてからブレーカーを入れ直す。
これでたいがいは復旧するはずだ。ブレーカーが切れていない状態で停電したら、電力会社へ連絡をして確認しよう。
2.ブレーカーが切れていたら、電気が落ちた部屋のコンセントからプラグを抜く
3.ブレーカーを入れる
ひと部屋などご家庭内で一部だけ停電したら、電気を使いすぎている可能性が考えられる。
まずはブレーカーをチェックしよう。切れていた場合、先に電気が落ちた部屋へ向かい、コンセントに差されているプラグをいくつか抜いてからブレーカーを入れ直す。
これでたいがいは復旧するはずだ。ブレーカーが切れていない状態で停電したら、電力会社へ連絡をして確認しよう。
家中すべてが停電したら
1.近所で停電が発生しているか確認する
2.近所で停電が発生していなかったときは、分電盤をチェックする
3.ブレーカーが切れていたら、不要な家電のプラグを抜く
4.ブレーカーを入れ直す
ご家庭内全体が停電したら、近所で停電が発生していないか確認しよう。近所が無事なようであれば、ブレーカーが切れた可能性が高い。
原因は、同じように電気の使いすぎが考えられる。不要な家電、もしくはブレーカーが切れるきっかけになったと思われる家電のプラグを抜こう。
ブレーカーが切れていない、対処しても復旧しない、すぐにまた電気が落ちてしまうというときは、電力会社に連絡をしてほしい。
2.近所で停電が発生していなかったときは、分電盤をチェックする
3.ブレーカーが切れていたら、不要な家電のプラグを抜く
4.ブレーカーを入れ直す
ご家庭内全体が停電したら、近所で停電が発生していないか確認しよう。近所が無事なようであれば、ブレーカーが切れた可能性が高い。
原因は、同じように電気の使いすぎが考えられる。不要な家電、もしくはブレーカーが切れるきっかけになったと思われる家電のプラグを抜こう。
ブレーカーが切れていない、対処しても復旧しない、すぐにまた電気が落ちてしまうというときは、電力会社に連絡をしてほしい。
近所も停電しているようだったら
ご家庭も含め近所全体が停電したら、何らかのトラブルが発生している可能性が高い。少し待っても復旧しない場合は、電力会社に連絡をして確認しよう。
復旧時の注意点
不意に停電したらそれだけでパニックになってしまうかもしれないが、とくに注意したいポイントがあるので覚えておいてほしい。それは「通電火災」だ。
アイロンや電気ストーブなど「熱」を発する電化製品をお使いの場合、通電後に何かの拍子で燃えやすいモノが触れてしまうと、火災に発展する可能性がある。
たとえば大規模停電で避難している場合などは、ご家庭に誰も残っていないため、大変危険だ。停電したら、その停電に対処することも大切だが、復旧後の通電火災への対処も忘れないようにしよう。この場合の対処とは「ブレーカーを切っておく」ことである。
アイロンや電気ストーブなど「熱」を発する電化製品をお使いの場合、通電後に何かの拍子で燃えやすいモノが触れてしまうと、火災に発展する可能性がある。
たとえば大規模停電で避難している場合などは、ご家庭に誰も残っていないため、大変危険だ。停電したら、その停電に対処することも大切だが、復旧後の通電火災への対処も忘れないようにしよう。この場合の対処とは「ブレーカーを切っておく」ことである。
2. 外出時に突然、停電したら?注意点まとめ

続いて、外出時に停電したらどのような行動を取るべきか、注意点とあわせて見ていこう。突然停電したらさまざまなリスクが想定されるが、ここでは「信号機が停止」したケースと「エレベーター」に閉じ込められたケースについて解説する。
信号機が停止した!
外出時に停電したら、信号機の消灯に気をつけよう。とくに車を運転中は注意が必要だ。警察官が迅速に対応し、交差点に立ってくれることがある。その際は、警察官の指示に従おう。
警察官がいない場合は、安全な場所に停車させて復旧を待とう。走行する際は、歩行者やほかの車、バイク、自転車などに細心の注意を払いながら徐行するなど、十分に安全確認を行ったうえで慎重に運転してほしい。
警察官がいない場合は、安全な場所に停車させて復旧を待とう。走行する際は、歩行者やほかの車、バイク、自転車などに細心の注意を払いながら徐行するなど、十分に安全確認を行ったうえで慎重に運転してほしい。
エレベーターに閉じ込められた!
もうひとつ、エレベーターも要注意だ。乗っているときに停電したら、閉じ込められてパニックになってしまうかもしれない。停電時バッテリーを搭載したエレベーターなら、そこからいちばん近い階まで自動で運転し、ドアを開けてくれる。
そうでないエレベーターだったときは「非常」などと書かれたボタンを押し、管理会社へ連絡して指示を仰ごう。また、庫内に緊急装備品が置いてあるエレベーターもある。必要に応じて利用するといいだろう。くれぐれも、ドアをこじ開けて無理やり出ようとしないことだ。転落してしまえば大ケガどころでは済まないこともある。
そうでないエレベーターだったときは「非常」などと書かれたボタンを押し、管理会社へ連絡して指示を仰ごう。また、庫内に緊急装備品が置いてあるエレベーターもある。必要に応じて利用するといいだろう。くれぐれも、ドアをこじ開けて無理やり出ようとしないことだ。転落してしまえば大ケガどころでは済まないこともある。
3. もし今、停電したら?日頃からできる備えとは

点検や節電、工事といった停電は事前告知があるのでパニックになることはないだろう。復旧する時間もおおよそ分かるので、備えもしやすい。問題は「突然停電したら」だ。最後にその「突然停電したら」に備えて日頃から用意しておきたいモノ、心得などをお伝えする。
停電したらどうなる?
停電したら、当然だが電気が使えなくなる。長引けば長引くほど、生活に与える影響が大きくなっていくだろう。
たとえば真夏なら冷房器具、冬なら暖房器具が使いたくても使えない。電気を使うコンロなら調理もできないし、冷蔵庫の中のモノも傷んでしまうかもしれない。それに、夜は暗闇で思うように行動できなくなってしまうおそれがある。
また固定電話やIP電話なども、一部を除き基本的には使えなくなる。電気がなければスマホの充電すらもできない。停電したら、このように日常生活にさまざまな影響が出ることを、改めて認識しておこう。
たとえば真夏なら冷房器具、冬なら暖房器具が使いたくても使えない。電気を使うコンロなら調理もできないし、冷蔵庫の中のモノも傷んでしまうかもしれない。それに、夜は暗闇で思うように行動できなくなってしまうおそれがある。
また固定電話やIP電話なども、一部を除き基本的には使えなくなる。電気がなければスマホの充電すらもできない。停電したら、このように日常生活にさまざまな影響が出ることを、改めて認識しておこう。
停電に備えて日頃からできること
・非常食
・水
・モバイルバッテリー
・ポータブル蓄電池
・携帯用のラジオ
・貴重品(現金、通帳、印鑑など)
・懐中電灯(ローソク、ライター、マッチもあれば)
・交換用の乾電池
・防災ずきん、ヘルメット、軍手、ロープ
・救急医療品
・簡易トイレ
・カセットコンロとガス
・体を冷やすもの(とくに夏)
・体を温めるもの(とくに冬) など
停電への備えでここまで?と思われたかもしれないが、停電の原因が地震や台風など自然災害によるものだった場合、復旧に数日〜数週間かかる可能性が出てくる。そうした大規模かつ長期間におよぶ停電への備えとして、これらを準備しておくことをおすすめしたい。
非常食や水は少なくとも3日分はほしい。なお水は、1人1日3Lが基本とされる。ご家族の人数分だけ用意しておこう。
・水
・モバイルバッテリー
・ポータブル蓄電池
・携帯用のラジオ
・貴重品(現金、通帳、印鑑など)
・懐中電灯(ローソク、ライター、マッチもあれば)
・交換用の乾電池
・防災ずきん、ヘルメット、軍手、ロープ
・救急医療品
・簡易トイレ
・カセットコンロとガス
・体を冷やすもの(とくに夏)
・体を温めるもの(とくに冬) など
停電への備えでここまで?と思われたかもしれないが、停電の原因が地震や台風など自然災害によるものだった場合、復旧に数日〜数週間かかる可能性が出てくる。そうした大規模かつ長期間におよぶ停電への備えとして、これらを準備しておくことをおすすめしたい。
非常食や水は少なくとも3日分はほしい。なお水は、1人1日3Lが基本とされる。ご家族の人数分だけ用意しておこう。
結論
停電したら、慌てずにまずは範囲を確認し、状況に応じてお伝えした流れで対処していこう。避難する際は通電火災を防ぐため、ブレーカーを切ることをお忘れなく。停電は生活に与える影響が大きい。「万が一」に備えて、日頃からできる準備をしておこう。