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防災設備ってどんなもの?4つの防災設備とその機能

防災設備ってどんなもの?4つの防災設備とその機能

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年5月21日

地震、火災などの自然災害はいつ発生するかわからない。大きな災害を経て、人々の間でも、自身の安全を確保するための防災意識が高まっている。災害時に人や建物を守ってくれるのが「防災設備」だ。今回は4つの防災設備とその機能について紹介する。

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1. 防災設備とは

防災設備とは、建物とその建物を利用する人々の命を災害から守る機能を持った設備全般を指す。防災設備を設置する目的は、できるだけ早く災害を察知し、人々がスムーズに避難できるようにすること。そして、災害による被害を最小限にすることだ。防災設備には「火災に対するもの」と「地震など他の自然災害に対するもの」の2種類があるが、一般的に「防災設備」というと、防火設備の意味合いが強い。また、火災を防ぐために建物内で設置するべき設備や点検などは、法律で定められている。

知っておきたい火災の法律

防災設備の中でも防火に関するものは、国や各自治体が定める基準に沿って設置しなければならない。また、ただ設置すればいいというわけではなく、定期的な点検や報告義務も生じる。防災設備に関係する法律を紹介しよう。

・消防法、消防法施行令
消防法は、防火についての基本的な規定が定められた法律のことである。火災予防をし、国民の生命や財産を火災から保護するために制定された。また、さらに細かい基準などを定めた消防法施行令という政令もある。消防法は国会が制定し、消防法施行令は内閣で制定される。

・火災予防条例
国が定めた防災法に加えて、各市町村が定めた火災予防条例というものもある。火災時に必要となる事がらは地方によって差があるので、より安全性を向上させるために各自治体が自主的に定めている。

・建築基準法に基づく定期報告制度
国が建築物の構造や設備などに関して、満たさなければならない最低基準を定めたものが建築基準法だ。建築法では特定建築物に規定される建物の所有者や管理者に対して、設備の定期点検やその報告を義務付けている。

2. 防災設備の種類と機能【自動火災報知設備】

防災設備の中でもメジャーなものが「自動火災報知設備」である。火災報知器とも呼ばれるこの防災設備は、熱や煙を感知することでブザーやベルが鳴るというものだ。音により建物内にいる人々に火災が発生したことを速やかに伝え、避難を促す機能を持つ。防災強化として公共施設以外に、戸建て住宅への設置を定めている地域もある。

3. 防災設備の種類と機能【防火防排煙設備】

火災が発生した時に、重要なことの1つが被害を抑えることである。防火防排煙設備は火災時に炎や煙の広がりを防ぐための防災設備だ。この防災設備の中には防火戸・防火シャッター・防火ダンパー・排煙口などが含まれる。火事の際には、意外にも火ではなく煙による被害で命を落とす方も多い。また、炎が広がってしまうと近隣への飛び火などによる被害拡大が予想される。このように、被害を抑えるための防災設備をまとめて「防火設備」とも呼ぶ。

4. 防災設備の種類と機能【避難誘導設備】

火災が発生し、建物内の人々に火災発生を知らせたあとは、屋外への避難が必要だ。避難誘導設備は、避難を補助するための防災設備である。この防災設備には、避難器具(滑り台、避難はしご、救助袋、緩降機、避難橋など)と、非常口へ誘導するための誘導灯および誘導標識が含まれる。避難に関する防災設備の中でも照明が付いているものが誘導灯、付いていないものが誘導標識と区別される。

5. 防災設備の種類と機能【消火設備】

火を消すための防災設備は「消化設備」と呼ばれ、火災の規模を左右する重要なものだ。人々の避難とともに消火活動も実施されるが、火が小さい内に消化すれば火災の規模も小さく、鎮火のスピードも早くなる。消化用の防災設備には、火災を察知して作動するスプリンクラーや、消防隊が来る前に近くの人が使える消火器などいくつかの種類がある。火災に遭遇した際には、消火器などの防災設備を使う可能性もあるため、使い方を知っておこう。消火器など、一般の人でも使える消火設備の使い方は地域や消防によるイベントなどでレクチャーして貰えることがある。

結論

防災設備は、災害(主に火災)から私たちの命や財産を守るために必要だ。火災の規模が大きくなると、その建物だけでなく周囲の建物にも影響がでる。そのため、火はできるだけ早く消すことが重要だ。そして、万が一に備えて私たちも各防災設備の機能や使い方を知っておこう。
  

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