目次
- 1. マウスパッドがなければ「代用品」で乗り切ろう
- 2. マウスパッドの代用品になりうるものの特徴
- 3. 身近にあるマウスパッドの代用品を7選紹介
- 4. マウスパッドがなくても代用品を知っていれば安心
1. マウスパッドがなければ「代用品」で乗り切ろう

マウスパッドはマウスを快適に操作するためのアイテムだが、うっかり買い忘れたり洗って乾いていなかったりして使えないこともある。普段からノートPCをマウスで操作している方は、持ち出したときに家にマウスパッドを忘れてしまうことがあるかもしれない。
そもそもマウスパッドの役割とは?
マウスパッドを使う理由として「操作性を向上させる」「マウス(ソール)の劣化を防ぐ」といったことが挙げられる。マウスの種類(読み取り方式)によっては使わなくても快適に操作できることがあるなど「何が何でも必要」というアイテムではないが、安定した操作のために使っている方は多いだろう。
直置きして無理に使うと劣化の原因になる
マウスパッドがないからと諦め、テーブルに直置きしてマウスを使うという方法もあるが、その場合マウスのソール部分が摩擦で傷つき劣化するおそれがある。急激に劣化するといったことは考えにくいかもしれないが、長期間その状態が続きマウスを買い換えることになればコストも膨らむため、できれば避けたいところだ。それにテーブルの素材によってはマウスの反応が悪くなり、作業がはかどらないなどストレスの元にもなりかねない。
マウスパッドがなくても身近なもので代用できる
「マウスパッドがない」そんなシーンでも慌てる必要はない。代用品で乗り越えられる可能性があるからだ。もちろんその代用品が身近にあることが条件だが、思わぬアイテムで代用できることもあるため覚えておくとよいだろう。
2. マウスパッドの代用品になりうるものの特徴

マウスパッドの代用になりそうなものには共通の条件(特徴)がある。本稿で紹介するアイテム以外でも、その特徴を備えていればマウスパッドの代用品として使える可能性が高い。
マウスパッドの代用品になりうるものの特徴
【表面が平らである】
表面が平らというのは「ツルツルしている」という意味ではない。そのもの自体が凹凸していたり歪んでいたりするとマウスの操作性に影響を与えるため、できる限り凹凸の少ないもの、あるいは凹凸があっても非常に細かく、マウス操作に影響を及ぼさないものを選ぼう。
【ほどよく滑る(滑りすぎない)】
滑りすぎるとマウスが勝手に動いてしまうことがある。より正確な操作が求められる作業などではストレスになることも。エンボス加工などほどよく滑る素材のものを選ぼう。
【使用場所や用途に合ったサイズである(またはカットして調節できる)】
使用場所に合うサイズであること、あるいはカットしてサイズを調節できることも重要だ。とくに机上など、限られたスペースで使うにはサイズ感が重要になる。外出先で使う場合も、カフェのテーブルなどは省スペースであることが多いため、サイズ調節できるかどうかも忘れずにチェックしておきたいポイントだ。
【ある程度の耐久性を備えている】
一時的な「間に合わせ」ならよいが、しばらくの期間代用するのであれば耐久性も求められる。
光学式やLED、レーザーなどの種類で適する代用品が変わることも
マウスには「光学式」「LED」「レーザー」といった種類がある。光学式の場合は光沢面やガラス面で使用しても反応しないことがある。またLEDも光沢面では反応しないケースが多い。レーザーは比較的どの素材でもOKだが、マウスパッドの代用品を探す際はマウスのこうした特徴も知っておくとよいだろう。
3. 身近にあるマウスパッドの代用品を7選紹介

マウスパッドの代用品はいくつもあるが、身近にありそうなものに絞って7つ紹介する。
紙(コピー用紙など)
コピー用紙などの紙はマウスパッドの代用にうってつけだ。サイズを自由に調節できるのもメリットである。ただしマウスを使っていると紙が動いてしまうなど、ややストレスになるかもしれないため固定するためのひと工夫は必要だろう。
本(ハードカバー)
本もマウスパッドとして代用できる。ただし文庫本などは小さすぎるため、ある程度大きさがあり、かつカバーが付いている本がおすすめだ。長方形なのでマウスが動かしにくいことがあるかもしれない。また厚すぎると高い位置で操作しなければならないため、やはりやりにくい場合がある。薄めのハードカバーの本などがないか探してみよう。
ダンボール
凹凸があるダンボールは使いにくいかもしれないが、比較的キレイな状態のダンボールであればマウスパッドの代用品として使える可能性がある。紙ほぼではないものの、カットしてサイズ調節しやすいのもメリットだろう。
まな板
ある程度のスペースを確保できるのであれば、まな板を使う方法もある。厚いまな板は使いづらいが、薄めのポリプロピレン製などのまな板であればマウスパッドにピッタリだ。
クリアファイル(または下敷き)
100均でも手軽に手に入る、クリアファイルや下敷きなどもマウスパッドの代用になるアイテムである。ツルツルして反応しないときは、そのうえに紙や本などを置いてもよいだろう。
カッターマット
ほどよく摩擦があり、紙よりもしっかりしているのでマウスの操作性はかなり高いはずだ。ただしマウスパッドに向くサイズに調整できないのは難点かもしれない。
家具の下に貼るクッション
意外なアイテムもマウスパッドの代用になる。家具を移動する際に「滑りをよくする」ためクッションで、ニチアスの「カクスベール」などがある。マウスのソール部分に貼るだけで操作性がグンとアップするうえ、テーブルに直置きして使う際にソールの劣化を軽減できる。
4. マウスパッドがなくても代用品を知っていれば安心

本稿で紹介できたのはごく一例だが、このようにマウスパッドの代用品になりうるアイテムは身近にも数多く存在する。ほかにも「シール」「ボックスティッシュ」「革財布」などとにかく平らでほどよく滑るといった条件を満たしていれば、何でも代用可能だ。マウスパッドがない方も、ぜひ身近にある代用品で快適なマウス操作を取り戻してほしい。
結論
マウスパッドがなくても、本や下敷きなど意外と身近にあるさまざまなアイテムで代用できることが分かった。マウスの読み取り方式(光学式、LED、レーザーなど)によっても適する素材が変わってくるので、今回お伝えした特徴とあわせて身近にないか探してみよう。