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雨漏りの原因とは?一軒家やマンションなど種類別の違いも徹底解説!

雨漏りの原因とは?一軒家やマンションなど種類別の違いも徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年7月12日

原因不明の突然の雨漏りには、応急処置だけでなく今後の防止のためにもきちんと原因を把握しておくことが重要だ。一体どんな原因で雨漏りが起こってしまうのだろうか?今回は雨漏りの原因について、よくある原因から一軒家やマンションなどの種類別の原因、原因がわからない場合の対処法までをご紹介していく。

  

1. 突然の雨漏り、原因は?

雨漏りが起こる原因にはどんなものがあるのだろうか?屋根のヒビ割れや窓、外壁の劣化など、雨漏りはさまざまな原因によって起こる。自宅の原因を探る前に、まずは起こりやすい原因をおさえておこう。

屋根や外壁、ベランダのヒビ割れ

雨風や台風の影響を直接うける屋根や外壁、人の出入りが多いベランダはヒビ割れや損傷が起きやすい場所。ここから雨水が浸入し、雨漏りの原因となることも多い。

窓やサッシなどのコーキング剤の劣化

外壁にはめ込まれた窓やサッシは、周囲に施されたコーキング剤が経年劣化することによって外壁との間に隙間ができてしまい、雨が浸入しやすくなってしまう。外壁には防水シートが施されている場合がほとんどだが、窓は室内まで貫通しているため防水シートで防ぎきれない場合がある。

2. 一軒家の雨漏りの原因は何が考えられる?

よくある雨漏りの原因についてご紹介したところで、続いては一軒家に多い雨漏りの原因と、それによって起こる雨漏りの症状や防止策をご紹介する。一軒家の雨漏りは主に屋根や外装部分の損傷や劣化が原因となる場合が多いので、該当するものがないかチェックしよう。

屋根の瓦のズレやヒビ割れ

一軒家の雨漏りの原因として多いのはやはり屋根のヒビ割れや瓦のズレによるもの。また、屋根の下に施されている防水シートが、経年劣化により浸入した雨水を防ぎきれない場合も。屋根が原因の雨漏りは、天井にシミが広がっていくことが多い。

雨樋のつまり

屋根の軒下についている雨樋は、屋根に落ちた雨水を地面へと流す重要な役割を担っている。この雨樋が落ち葉や泥などでつまって雨水がうまく流れないと、屋根に雨水が溜まり外壁などから雨漏りする場合がある。防止策として、定期的な掃除を心がけるとよい。

太陽光パネルや天窓のコーキング剤の劣化

屋根に太陽光パネルや天窓がある場合、コーキング剤が経年劣化することで屋根とこれらの間に隙間ができてしまい、そこから雨漏りしてしまうことも。天窓の周囲から水漏れしたり「屋根に損傷がないのに雨漏りする」といった場合は、これらの原因も考えられる。

3. マンションの雨漏りは何が原因?

マンションやビルなどの雨漏りは、一軒家と違って屋上の損傷や排水管のトラブルといった原因が多くなる。個人での確認や修復は難しく危険なため、マンションやビルでの雨漏りがある場合はすぐに管理人や管理会社へ連絡しよう。ここではマンションに起こりやすい雨漏りの原因についてご紹介していく。

屋上の劣化と排水溝のつまり

大勢の人の出入りがある屋上は、一軒家に比べて傷みやすい。また屋上の排水溝がつまってしまうと、流れなくなった雨水が屋上のヒビ割れや劣化したコーキング剤の隙間から侵入し、雨漏りの原因となってしまう。

排水管のトラブルによる水漏れ

マンションやビルは天井や壁のまわりを多数の排水管が伝っている。この排水管が何らかの事情で損傷したり破裂したりすることで、排水管から漏れた水が天井や壁に染み出してくるのだ。最上階ではないのに天井にシミがある場合は、排水管のトラブルが原因である可能性が高い。

4. それでも雨漏りの原因がわからないときはどうする?

屋根や外壁など目で見て確認できる場合はよいが、雨漏りは目に見えない場所が原因の場合も多い。自分で原因がわからない場合は専門業者に相談・依頼するようにしよう。業者に依頼する場合は、目安となる費用やチェックにかかる時間、注意点をおさえておくことが大切だ。

業者に依頼した方がいいのはどんなとき?

屋根や外壁などに外傷はなく、目で見える原因がわからない場合は、施工時の不具合や欠陥が原因となる場合もある。これらは素人では判断できないため、放置せず専門業者に依頼してチェックしてもらおう。

また、目で見える外傷がある場合も高所での作業はとても危険なので、無理に自分で調査・修理をしようとせず、外傷部分を伝えて業者に任せるのがおすすめだ。

業者に依頼するときの注意点

業者に雨漏りの原因究明を依頼するときには、どのようなことに気をつけたらいいのだろうか?原因究明にかかる費用や時間の相場、注意すべきポイントなどをご紹介する。

調査費用

雨漏りの原因についての相談や現場でのチェック、修理費用の見積もりは無料で受け付けている場合も多く、電話やWEBサイトから申し込むことができる。修理費用は原因や症状、雨漏りしていた期間などによって変わるので、いくつかの業者に相談してみるといいだろう。

調査時間

調査にかかる時間は最短で30分程度で終わることもあれば、さまざまな調査を行って半日以上かかる場合など、業者や原因によっても変わってくる。なるべく調査の日は1日空けておくのが望ましい。また、電話での相談を受け付けている業者には事前に症状を伝え、だいたいの目安時間を聞いておくのもいいだろう。

専門家でも原因が特定できない場合がある

明確な外傷がない場合の雨漏りは原因究明がとても難しく、専門業者でも判断しかねる場合も。間違った判断と修理で雨漏りが直らないことがないよう、心配な方はあらかじめいくつかの業者に調査を依頼し、修理費用の見積もりと合わせて検討するとよい。

結論

雨漏りの原因は主に屋根のヒビ割れや外装の劣化によるものが多く、一軒家では屋根や雨樋、ベランダなどの損傷や劣化による雨漏り、マンションでは屋上のヒビ割れや経年劣化、排水管の損傷による雨漏りが多い。自分で原因がわからない場合には専門業者に調査を依頼するようにし、複数の業者に調査・見積もりをしてもらうといいだろう。
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  • 公開日:

    2020年5月 1日

  • 更新日:

    2021年7月12日

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