1. カッティングボードはおしゃれ
カッティングボードとまな板はどちらも食材を載せて「切る」という用途では共通しているが、実は異なるものだ。その大きな違いの一つは、「素材」といわれている。
カッティングボードとまな板の違い
日本の食文化ではみじん切りをしたり輪切りにしたりと食材を細かく切ることが多く、刃こぼれ(刃が欠けて切れなくなること)が起きやすい。そのためプラスチックやゴム、木製ではヒノキやイチョウなど柔らかい素材が使われている。一方、カッティングボードは、パンやチーズ、ピザなどを「ブレッドナイフ」でカットするための道具として扱われてきた。板がギザギザした刃で傷つかないように固い木材などで作られていることが一般的だ。
お皿代わりとしてそのまま食卓に出せる
カッティングボードは板の上でチーズやバゲットなどを切って盛り付けてそのまま置いて食卓に出せるという点では、お皿を使うよりもひと手間省けるのがメリットの1つだ。
ほかにもカッティングボードを使うメリットとしては、板一面に表面積があり平らなので「ピザ」や「カナッペ」など面積の大きいものや、繊細な食材を載せた料理などを盛り付ける場合に載せやすい。上質な木材で作られたカッティングボードは野菜やハーブなどとも相性がよく、洗練された印象を与えてくれる。
ほかにもカッティングボードを使うメリットとしては、板一面に表面積があり平らなので「ピザ」や「カナッペ」など面積の大きいものや、繊細な食材を載せた料理などを盛り付ける場合に載せやすい。上質な木材で作られたカッティングボードは野菜やハーブなどとも相性がよく、洗練された印象を与えてくれる。
2. おしゃれなカッティングボードの選び方
カッティングボードといっても種類や形はさまざまだが、どのように選べばいいのだろうか?その選び方を紹介しよう。
カッティングボードの選び方
木製カッティングボードは、木材の種類によって色や模様などがさまざまだ。
たとえば「アカシア材」は硬く粘りを持ち、衝撃や曲がりにも強い。渦巻く木目や自然木特有の茶色の濃淡が、肉料理がより美味しそうに見えるように引き立たせてくれる。
一方、繊細で優しい木目が好みという場合は、くるみ材がおすすめだ。くるみ材のカッティングボードは、和・洋問わずあらゆる食材になじみやすいデザインだ。このように自分が好みの木やどのような料理を載せたいかなどから選ぶのも方法だ。
たとえば「アカシア材」は硬く粘りを持ち、衝撃や曲がりにも強い。渦巻く木目や自然木特有の茶色の濃淡が、肉料理がより美味しそうに見えるように引き立たせてくれる。
一方、繊細で優しい木目が好みという場合は、くるみ材がおすすめだ。くるみ材のカッティングボードは、和・洋問わずあらゆる食材になじみやすいデザインだ。このように自分が好みの木やどのような料理を載せたいかなどから選ぶのも方法だ。
カッティングボードの使いやすい形や大きさは?
カッティングボードは、自宅の収納スペースや調理台の幅などを考慮したうえで購入しよう。またカッティングボードを収納する際は立てるだけで吊るして収納・保管もできる。直線的な形のほうが安定感はあるので、立てて収納するのにはおすすめだ。またテーブルコーディネートとして用いる際は、細長い形状のものが幅を取らず使いやすいだろう。
カッティングボードの衛生面
カッティングボードは使い続けていくうちに板の表面に細かい傷がつき、そこに雑菌がたまりやすくなる。不衛生なカッティングボードは食中毒の原因にもなるので注意したい。
そこでカッティングボードを選ぶ際は、できるだけ包丁の傷がつきにくいものや、洗いやすく速乾性のある素材を選ぶと手入れも簡単だ。手入れがしやすい材質としてはオリーブ材がおすすめだ。オリーブ在は非常に硬い材質で、包丁での傷がつきにくいことや、水はけがよいだけでなく、木そのものに抗菌性があり衛生面では評価が高い。
そこでカッティングボードを選ぶ際は、できるだけ包丁の傷がつきにくいものや、洗いやすく速乾性のある素材を選ぶと手入れも簡単だ。手入れがしやすい材質としてはオリーブ材がおすすめだ。オリーブ在は非常に硬い材質で、包丁での傷がつきにくいことや、水はけがよいだけでなく、木そのものに抗菌性があり衛生面では評価が高い。
3. カッティングボードのおしゃれな使用実例
カッティングボードは食材を載せて切るだけでなく、そのほかインテリアとしても使える。
その実例をいくつか紹介しよう。
その実例をいくつか紹介しよう。
鍋敷き代わり
木製カッティングボードは鍋敷き代わりとしても活躍する。
フォルムが美しいので、鍋敷き1枚でも洗練された雰囲気を演出してくれる。
フォルムが美しいので、鍋敷き1枚でも洗練された雰囲気を演出してくれる。
インテリアとして
文字やイラストを描くのが得意な方はカッティングボード全体にペンキや塗料を塗り、そこに好きな絵や文字を書いてみよう。カフェやレストランに置いてあるウェルカムボードのようになり、おしゃれなインテリアとして楽しめる。
アウトドアにもおすすめ
カッティングボードは食材を切ってそのまま置いて食べられるほか、持ち運びも可能だ。ピクニックやキャンプなどアウトドア時に持ち歩いてみよう。カッティングナイフやジャム、ディップなどをお好きな食材を持ち運び、その場で切って盛り付けて食べることができる。これならお弁当を作る手間も省けそうだ。
4. おしゃれを維持するカッティングボードのお手入れ方法
カッティングボードのおしゃれ感を維持するのに日々のお手入れは必須だ。カッティングボードのお手入れ方法を紹介する。
洗剤を使わず水洗いするのが基本
カッティングボードなどの木製品は、基本的に洗剤などは使わず水と手で優しく洗うだけでよい。ただしピザや肉料理などを置いたあとは中性洗剤でしっかりと洗ったほうがよい。洗い終わったら、すぐに柔らかい布で拭くようにする。
風通しのよい場所、日陰干し
カッティングボードを水で洗ったあとは乾いた布やキッチンペーパーなどで水気をよく取またあと自然乾燥させる。外で乾かす際は風通しがよい場所で立てて陰干しにし、下からも風が通るように工夫しよう。まな板スタンドなどを使うと立てやすい。
オリーブオイルを浸透させる
カッティングボードを使い始める前にオリーブオイルやくるみ油などの植物性油を表面に垂らし、全体に塗り込む。そしてひと晩寝かせてからキッチンペーパーなど柔らかい布でふき取る。このようなオイルコーティングすることで汚れや傷、乾燥などから守ることができ、いい状態で保たれる。
臭いが気になる場合はレモンや塩をすりこむのがおすすめ
カッティングボードの臭いやぬめりには「塩」を、染みついた汚れにはレモンのクエン酸が有効的だ。
1.洗い終わったカッティングボードの表面に塩をまく(濡れた状態でOK)
2.塩をまいた上からレモンの切れ端などを使って、円を描くように刷り込む
3.水で塩を洗い流し、熱湯消毒しその後に自然乾燥させる
メンテナンス方法はカッティングボードの材質や表面加工によっても異なるので、購入した商品の説明書なども確認しよう。
1.洗い終わったカッティングボードの表面に塩をまく(濡れた状態でOK)
2.塩をまいた上からレモンの切れ端などを使って、円を描くように刷り込む
3.水で塩を洗い流し、熱湯消毒しその後に自然乾燥させる
メンテナンス方法はカッティングボードの材質や表面加工によっても異なるので、購入した商品の説明書なども確認しよう。
結論
日本でいうまな板とよく似ているカッティングボードだが、欧米とは食材の切り方に違いがあることから素材が異なる。天然木ならでは質感や模様は食材を引き立ててナチュラルで洗練した食卓の演出に欠かせない。長くきれいに保つためにも手入れを怠らないようにしたい。