1. ラッピングのリボン「サラッと」できたらカッコいい

「ラッピング」「リボン」というと、女性のほうが繊細で丁寧に仕上げてくれそうなイメージを抱くかもしれないが、男だってできるはずだ。自分が相手への想いを込めてラッピングしたリボンは、きっとどんな仕上がりでも美しいと感じてもらえるだろう。
サラッとできたらカッコいい!
プレゼントを購入したお店で、ラッピングやリボンをお願いするという方が大勢ではないだろうか。もちろん、手慣れた店員さんにラッピングしてもらい、相手が好みそうなリボンを付けてもらうのも賛成だ。
だが自分が選んだリボンをかけて結べば、思い入れも違うし相手が喜んでくれたときの感動もひとしおだろう。それに、サラッとラッピングのリボンを結べたらさぞカッコいいはずだ。
だが自分が選んだリボンをかけて結べば、思い入れも違うし相手が喜んでくれたときの感動もひとしおだろう。それに、サラッとラッピングのリボンを結べたらさぞカッコいいはずだ。
2. ラッピングのリボンの基本的な「結び方」2選

ラッピングのリボンの、基本的な結び方を見ていこう。やや手順は多いが、やること自体はシンプルだ。動画サイトなどでもチェックできるので、ぜひ実践しながら身につけていってほしい。ここでは、簡単で汎用性の高いラッピングのリボンの結び方を2選紹介する。
片結び(シングルループ)
1.箱の上部の左から右へリボンを伸ばす
2.左のリボンは、羽根(輪っかとなる部分)1つ分の長さを余らせておく
3.右のリボンは、底からグルッと1周回す
4.左右のリボンが交わるポイント(つまり箱の左端)で「ひとつ結び」をする
5.余らせておいた左のリボンで、箱の内側に向かって羽根を作る
6.反対側のリボンを、羽根の上から回しかける
7.「6」で回しかけた際「輪」ができるので、そこへ通す
8.「輪」へ通したリボンの先と、羽根の後ろを引っ張り、結び目を締める
9.脚(左右のリボンの先端)を揃え、結び目を好きな位置に動かす
蝶結びが半分になったような、ラッピングのリボンの結び方だ。シンプルなのでどんなプレゼントにも喜ばれるだろう。なお「9」で動かす際は、結び目をつまんだままにしよう。
2.左のリボンは、羽根(輪っかとなる部分)1つ分の長さを余らせておく
3.右のリボンは、底からグルッと1周回す
4.左右のリボンが交わるポイント(つまり箱の左端)で「ひとつ結び」をする
5.余らせておいた左のリボンで、箱の内側に向かって羽根を作る
6.反対側のリボンを、羽根の上から回しかける
7.「6」で回しかけた際「輪」ができるので、そこへ通す
8.「輪」へ通したリボンの先と、羽根の後ろを引っ張り、結び目を締める
9.脚(左右のリボンの先端)を揃え、結び目を好きな位置に動かす
蝶結びが半分になったような、ラッピングのリボンの結び方だ。シンプルなのでどんなプレゼントにも喜ばれるだろう。なお「9」で動かす際は、結び目をつまんだままにしよう。
十字結び
1.箱の底面から、箱の奥と手前にリボンを回しかける
2.箱の手前から回したリボンは、箱の奥のフチから10〜15cmほど余る程度に調節する
3.リボンの先端どうしを箱の上面で交差させ、奥から回したほうを箱の左へ、逆を右へ伸ばす
4.その際、箱の手前から回したリボンが、奥から回したリボンの後ろにくるようにする
5.箱の左へ伸ばしたリボンを、底からグルッと1周させる
6.その際、緩みが生じないように左右のリボンをしっかり引っ張る
7.リボンが交差する部分を押さえつつ、右に伸ばしたリボンを「5」で回したリボンの上を跨ぐように回して箱の左下へ持っていく
8.「7」で左下へ持っていったリボンは固定したまま、手を持ち替える
9.もう一方のリボンが右上に伸びるように「ひねり」を加える
10.箱の真ん中で蝶結びをする
以上が、ラッピングのリボンの十字結びだ。こちらも汎用性が高く、いろいろなプレゼントのラッピングに使える。なお、蝶結びの位置をずらしたいときは、先ほどと同様に結び目を持ったままにしよう。
2.箱の手前から回したリボンは、箱の奥のフチから10〜15cmほど余る程度に調節する
3.リボンの先端どうしを箱の上面で交差させ、奥から回したほうを箱の左へ、逆を右へ伸ばす
4.その際、箱の手前から回したリボンが、奥から回したリボンの後ろにくるようにする
5.箱の左へ伸ばしたリボンを、底からグルッと1周させる
6.その際、緩みが生じないように左右のリボンをしっかり引っ張る
7.リボンが交差する部分を押さえつつ、右に伸ばしたリボンを「5」で回したリボンの上を跨ぐように回して箱の左下へ持っていく
8.「7」で左下へ持っていったリボンは固定したまま、手を持ち替える
9.もう一方のリボンが右上に伸びるように「ひねり」を加える
10.箱の真ん中で蝶結びをする
以上が、ラッピングのリボンの十字結びだ。こちらも汎用性が高く、いろいろなプレゼントのラッピングに使える。なお、蝶結びの位置をずらしたいときは、先ほどと同様に結び目を持ったままにしよう。
3. より簡単な方法も!ラッピングのリボンの「斜めがけ」

最後に、ラッピングのリボンの「斜めがけ」を紹介する。ネクタイ、長財布、ギフトカードなど長方形の箱のラッピングに合うリボンのかけ方だ。
もちろん、先にお伝えした「片結び」「十字結び」でもOKだが、ラッピングされた箱にさりげなくリボンをかけたいときは、斜めがけも合うので試してみてほしい
もちろん、先にお伝えした「片結び」「十字結び」でもOKだが、ラッピングされた箱にさりげなくリボンをかけたいときは、斜めがけも合うので試してみてほしい
斜めがけ
1.ラッピング済みの長方形の箱を縦に置く
2.箱の奥のフチ中央から、右のフチの中央あたりを目指して斜めにリボンをかける
3.リボンが箱の手前のフチ中央にくるように、箱の底面を通す
4.箱の手前のフチ中央から、左のフチの中央あたりを目指して斜めにリボンをかける
5.リボンが箱の奥のフチ中央に戻ってくるように、箱の底面を通す
6.戻ってきたところ(交わったところ)で蝶結びをする
7.結び目をつまんだまま、結び目が箱の右上にくるように動かす
以上が、ラッピング済みの長方形の箱にピッタリなリボンのかけ方だ。なお「2」のとき、箱の奥のフチからリボンが8〜10cmほど余るくらいに調整した状態でスタートするのがコツになるので覚えておこう。
2.箱の奥のフチ中央から、右のフチの中央あたりを目指して斜めにリボンをかける
3.リボンが箱の手前のフチ中央にくるように、箱の底面を通す
4.箱の手前のフチ中央から、左のフチの中央あたりを目指して斜めにリボンをかける
5.リボンが箱の奥のフチ中央に戻ってくるように、箱の底面を通す
6.戻ってきたところ(交わったところ)で蝶結びをする
7.結び目をつまんだまま、結び目が箱の右上にくるように動かす
以上が、ラッピング済みの長方形の箱にピッタリなリボンのかけ方だ。なお「2」のとき、箱の奥のフチからリボンが8〜10cmほど余るくらいに調整した状態でスタートするのがコツになるので覚えておこう。
結論
「ラッピング」や「リボン」と聞くと難しそうに感じるかもしれないが、意外と簡単に結んだりかけたりできる。不器用そうな男性が、サラッとできればよい意味で驚かれるだろう。相手への感謝を人と違った形で伝えることもできる。ラッピングのリボンは、マスターしておいて損はないはずだ。