1. 安心感が違う!「網戸ストッパー」とは?

網戸ストッパーとは、網戸が開かないように、あるいは一定以上開かないようにするためのストッパーだ。ストッパーがなくても網戸は問題なく使えるが、あると意外に役立つアイテムとして知られている。100均やネット通販で手軽に入手できるので取り入れやすいのも特徴だ。
猫や子どもの飛び出し防止には網戸ストッパー
窓を開けて換気したいとき、虫が侵入するのを防ぐため網戸は閉じておくことがほとんどだろう。そんなとき、問題となるのがペット(とくに猫)や小さな子どもだ。
ふと目を離したすきに猫が網戸をあけて脱走してしまうことがある。子どもが網戸をあけてベランダに出てしまえば、大きな事故につながりかねない。
こうしたトラブルを未然に防ぐために大活躍してくれるのが、網戸ストッパーである。
ふと目を離したすきに猫が網戸をあけて脱走してしまうことがある。子どもが網戸をあけてベランダに出てしまえば、大きな事故につながりかねない。
こうしたトラブルを未然に防ぐために大活躍してくれるのが、網戸ストッパーである。
取り付けや操作もカンタン!
網戸ストッパーにはいろいろな種類があるが、粘着テープで網戸や枠に貼り付けるだけのものが多い。ストッパーを解除したいときもワンタッチでできるなど、手軽さも魅力だ。数百円で手に入るものも多く、とくに目立つような大きさでもないので、猫を飼っているご家庭や小さな子どもがいるご家庭なら持っていて損はないだろう。
ただし適合するかどうかは要チェック
たとえば、ある網戸ストッパーは「網戸のタテの枠と外側のガラス戸との間に2.5mm以上の隙間が必要」としている。隙間がそれよりも狭いと、ストッパーとガラス戸が干渉してしまうということだ。商品によって厚みが異なるため、購入前に確認しておこう。
2. 網戸ストッパーは防犯にも効果が期待できる?

網戸ストッパーには防犯効果も期待できるのだろうか?「防犯」を謳う網戸ストッパーもあるが、過度な期待は避けたほうがいいかもしれない。
網戸ストッパーの防犯効果は?
網戸ストッパーをロック状態にしておけば、外からはカンタンにはあけられないだろう。だが、少し考えれば分かるが網戸を取り外されてしまえばストッパーは意味をなさない。網戸を破られてしまっても同じだ。
商品によっては「防犯性はない」「防犯目的では使用しないように」といった注意書きが添えられているものもある。
以上のことから、網戸ストッパーは防犯ではなく「猫の飛び出し防止や子どもの安全対策」などを目的に取り入れよう。防犯が目的なら、網戸ストッパーよりも窓に補助錠を取り付けたり、窓の開閉ストッパーを取り付けたりするほうが、よほど高い効果が望めるはずだ。
商品によっては「防犯性はない」「防犯目的では使用しないように」といった注意書きが添えられているものもある。
以上のことから、網戸ストッパーは防犯ではなく「猫の飛び出し防止や子どもの安全対策」などを目的に取り入れよう。防犯が目的なら、網戸ストッパーよりも窓に補助錠を取り付けたり、窓の開閉ストッパーを取り付けたりするほうが、よほど高い効果が望めるはずだ。
3. おすすめの網戸ストッパー3選

最後に、おすすめの網戸ストッパーを3つ紹介しよう。
川口技研「用心ロック」
2個セットになっており、室内側から見て網戸枠の上下に取り付けるタイプのストッパー。強力な粘着テープでカンタンに貼り付けられる。幅55mm、奥行き18mm、高さ3.3mm(最大厚み)で、網戸の枠とガラス戸との間には3.5mm以上の隙間が必要になる。
リッチェル「網戸ストッパー R」
同じく粘着テープでカンタンに取り付けできるタイプの網戸ストッパー。施錠や解錠は片手でできる。本体サイズは幅68mm、奥行き26mm、高さ3mmで、網戸の枠とガラス戸との間に3.5mm以上の隙間が必要になる。
TUISKU「網戸ロック」
こちらも粘着テープで貼るタイプの網戸ストッパーだ。1枚の網戸に対し、1箇所よりも枠の上と下、真ん中など2箇所以上への取り付けを推奨している。施錠や解錠はワンタッチ、サイズは幅60mm、奥行き25mm、高さ3mmで3.5mm以上10mm以下の隙間が必要になる。
結論
網戸ストッパーは、あくまで猫の脱走防止や子どもの安全対策などのために取り入れよう。防犯性を期待するなら、窓への対策も同時に施しておくことをおすすめする。コスパがよく、取り付けや操作もカンタンなので、ぜひ取り入れてみてはいかがだろうか?