1. 空気清浄機に除湿機能は必要なの?

空気清浄機には除湿機能がついている一体型タイプがある。なぜ除湿機能付きがおすすめなのか、選ぶメリットについて先に確認しておこう。
なぜ除湿機能が必要なのか
空気清浄機は空気中のホコリやにおいなどを除去する効果があるが、除湿機能がついたタイプは限られている。部屋の空気がキレイになっても、湿度が高い空間は不快感が残るだろう。
除湿機能つきの空気清浄機なら、空気の汚れや湿度といった悩みをまとめて解決できる。空気清浄機能だけでも使えるので、季節や環境に合わせて使うことが可能だ。
除湿機能つきの空気清浄機なら、空気の汚れや湿度といった悩みをまとめて解決できる。空気清浄機能だけでも使えるので、季節や環境に合わせて使うことが可能だ。
別々に用意するよりお得
空気清浄機と除湿機を別々に購入する方法もあるが、収納したり置いたりするときに場所をとる。同じ部屋に2台置くとインテリアにも悪影響だ。
別々に稼働することで電気代も高くなってしまうだろう。そのため、空気清浄機と除湿機をそれぞれ用意するよりも、1台にまとめた方が賢いと言える。
ただし、除湿効果はやや劣ることがあるので、より高い機能を求めるなら除湿専用の商品がよいだろう。
別々に稼働することで電気代も高くなってしまうだろう。そのため、空気清浄機と除湿機をそれぞれ用意するよりも、1台にまとめた方が賢いと言える。
ただし、除湿効果はやや劣ることがあるので、より高い機能を求めるなら除湿専用の商品がよいだろう。
2. 空気清浄機の除湿機能の効果とは?

除湿機能がついた空気清浄機が持つ効果は主に2つだ。上手に活用するために、どのような効果があるのか確かめておこう。
部屋を快適に保つ
温度と湿度が高い環境だと、ジメジメとした不快感を抱きやすい。梅雨や夏を快適に過ごすには、湿度対策がとても重要だ。空気清浄機の除湿機能を使えば、過ごしやすい湿度をキープできる。
湿度を10%下げると体感温度が1℃下がるとされているため、暑い時期でも涼しく過ごせるだろう。エアコンと併用して温度を高めに設定すれば、節電にもつながる。
湿度を10%下げると体感温度が1℃下がるとされているため、暑い時期でも涼しく過ごせるだろう。エアコンと併用して温度を高めに設定すれば、節電にもつながる。
カビやダニの対策になる
カビやダニは湿度の高い場所に発生する。除湿機能つきの空気清浄機をカビやダニ対策として使えば、家を清潔に保つことが可能だ。
カビが生えやすいクローゼットや押入れ、下駄箱の扉を開けて、近くで運転すれば溜まった湿気が除去できる。寒い冬には結露対策として使えるので、一年中活躍してくれるだろう。
カビが生えやすいクローゼットや押入れ、下駄箱の扉を開けて、近くで運転すれば溜まった湿気が除去できる。寒い冬には結露対策として使えるので、一年中活躍してくれるだろう。
3. 除湿機能付き空気清浄機で洗濯物が部屋干しできる

仕事がある日や雨の日など、部屋干しをする機会は多いだろう。なかなか乾かない洗濯物には、除湿機能のついた空気清浄機を活用してほしい。
部屋干しに便利
洗濯物を早く乾かすためには、周囲に湿度を留めないことが重要だ。除湿機能のついた空気清浄機を使えば効率よく湿気を除去でき、湿度が高い時期や寒い冬場でも短時間で洗濯物を乾かすことが可能だ。
乾きにくい洗濯物や大物もすぐ乾燥するので、日々の洗濯が楽になるだろう。雑菌の繁殖を防ぐことにつながり、嫌なにおいに悩まされることも少なくなる。
乾きにくい洗濯物や大物もすぐ乾燥するので、日々の洗濯が楽になるだろう。雑菌の繁殖を防ぐことにつながり、嫌なにおいに悩まされることも少なくなる。
効率よく乾かすポイント
洗濯物を早く乾かすポイントは、除湿機能のついた空気清浄機を洗濯物の近くに置くことだ。布が吸った水分は干しているうちに下へと移動するので、スペースがあれば真下に置くとよいだろう。
扇風機やサーキュレーターを併用して洗濯物に風を送ると、さらに乾きやすくなる。部屋干し専用の機能がついている場合は、忘れずに設定しておこう。
扇風機やサーキュレーターを併用して洗濯物に風を送ると、さらに乾きやすくなる。部屋干し専用の機能がついている場合は、忘れずに設定しておこう。
4. 除湿一体型の空気清浄機の選び方

ここからは、除湿機能がついた空気清浄機を選ぶときにチェックしたいポイントについて解説する。以下の3つに着目して選ぼう。
対応面積やタンクの容量を確認
部屋全体を除湿するには、使いたい部屋の面積に対応している除湿機能のついた空気清浄機を選ぼう。空気清浄機能と除湿機能では対応面積が違うことがあるので、両方をチェックしてほしい。
また、タンクの容量が足りていないと、十分に除湿ができない。長時間使ったり、広い部屋を除湿したいなら、タンクの容量が大きいタイプを選ぼう。ただし、容量が多いとサイズも大きくなるので、バランスを考えることが重要だ。
また、タンクの容量が足りていないと、十分に除湿ができない。長時間使ったり、広い部屋を除湿したいなら、タンクの容量が大きいタイプを選ぼう。ただし、容量が多いとサイズも大きくなるので、バランスを考えることが重要だ。
機能を比較
除湿機能のついた空気清浄機を部屋干しに活用したいなら、専用の機能がついているタイプがおすすめだ。広範囲に強い風を当てることで洗濯物がより早く乾燥する。
除湿はもちろん、空気清浄機としての機能にも注目しよう。カビの胞子や花粉の除去、加湿、タイマーなど、どのような機能が必要なのか考えて選んでほしい。
除湿はもちろん、空気清浄機としての機能にも注目しよう。カビの胞子や花粉の除去、加湿、タイマーなど、どのような機能が必要なのか考えて選んでほしい。
「コンプレッサー式」と「デシカント式」の違い
除湿方法には「コンプレッサー式」と「デシカント式」がある。コンプレッサー式は除湿のパワーが強く、電気代があまりかからない。対してデシカント式は静かでコンパクトといったメリットがある。
しっかり除湿できるコンプレッサー式は夏の湿気対策に、室温が低くても機能が落ちないデシカント式は、結露対策に向いている。使う目的や設置する場所に合ったタイプを選ぶことが重要だ。
しっかり除湿できるコンプレッサー式は夏の湿気対策に、室温が低くても機能が落ちないデシカント式は、結露対策に向いている。使う目的や設置する場所に合ったタイプを選ぶことが重要だ。
結論
1台で空気清浄と除湿を行える除湿機能のついた空気清浄機はとても便利だ。別々に使うより電気代がかからず、設置スペースも節約できる。湿度を減らしてカビ対策を行ったり、洗濯物の乾燥を早めたりと、いろいろなシーンで活用できるだろう。商品によって対応面積や機能、除湿方法が違うので、徹底的に比較してから選んでほしい。