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賃貸の画鋲にまつわる基礎知識!補修方法や穴が目立たないアイテムも

賃貸の画鋲にまつわる基礎知識!補修方法や穴が目立たないアイテムも

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年5月17日

賃貸物件にお住まいで「壁に画鋲を刺してもいいのか」とお悩みの方は多いだろう。OK説やNG説があり、結局どちらが正解なのか判断が難しい。今回は、賃貸物件の壁の画鋲についての基礎知識やよくあるトラブル、補修方法、画鋲の代わりになるアイテムを紹介する。

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1. 賃貸物件の壁に「画鋲」はOKなのか?

賃貸物件の壁への画鋲の使用は、残念ながら明確に「OK」「NG」と言い切ることができない。不要なトラブルを避けるためにも、まずは賃貸物件の画鋲に関する基礎知識を身につけておこう。

ガイドラインではOKと読み取れる

国土交通省による「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(※1)では、通常使用の範囲内でできた画鋲の傷であれば、賃借人(賃貸物件の借り手)に責任はないと読み取ることができる。この場合の通常使用とは、ポスターやカレンダーを留める程度と思っておこう。

重視すべきは賃貸契約書の内容

国土交通省のガイドラインはあくまで指針であり、法律ではない。それに「画鋲はOK」などと明記されていないため、捉え方次第になってしまう。それよりも重視すべきは、その賃貸物件に入居する際に交わした賃貸契約書の内容だ。

備考欄や特記事項などに、画鋲の使用について書かれていないか一度確認しておこう。不要なトラブルを避けるためにも、書かれていない、またはどの程度までOKなのかが不明という場合は、管理会社や大家などに確認しておくと安心だ。

2. 賃貸物件の壁に画鋲の穴を開けてしまったら

賃貸物件の壁に画鋲の穴を開けてしまったとき、どういったケースでトラブルが想定されるだろうか。画鋲の穴の補修方法とあわせて見ていこう。

トラブルが想定されるケース

賃貸物件で画鋲の穴に関連するトラブルが想定されるのは、主に退去時だろう。賃借人には、その賃貸物件を退去する際に原状回復義務が生じるのが一般的だ。ただし、前出のガイドラインによれば、原状回復は「賃借人が借りた当時の状態に戻すことではない」と明確化している。

分かりやすくいえば「経年劣化」および「通常使用による損耗」などの修繕費用は、賃料に含まれている=賃借人に修繕の義務はないということになる。

トラブルになるのは「通常使用を超えた」場合だ。たとえばクギやネジなどを使い、壁紙や石膏ボードが大きく損傷するほどの穴であれば「通常使用ではない」と捉えられてもおかしくはないだろう。

あるいは、賃貸契約書に画鋲の使用はNGなどと明記されており、それに反した場合もトラブルになる可能性が高い。

画鋲の穴の補修方法

  • 木工用ボンドを使って穴を埋める
  • 修正テープを貼り、上から指で押さえてなじませる
  • クロスの補修材を購入し、穴に注入して埋める
賃貸物件の壁に開いている、画鋲の穴を補修するにはこうした方法がある。木工用ボンドは手軽だが、穴が開いていない部分に付着したり伸ばしすぎたりすると汚く見えてしまうことがあるため気をつけよう。また、穴が大きいと感じるときはティッシュとボンドを一緒に詰める方法もある。

修正テープとは、文字を修正するあのテープのことだ。ただし色が似ている(ほぼ同じ)白さの壁紙にしか使えないという欠点がある。またクロスの補修材は、ホームセンターやネットで手軽に手に入る。

ただし「隠せたからOK」はおすすめしない

上記の補修方法で「隠せたからOK」とは考えないほうがいいだろう。言葉は悪いが、その賃貸物件を退去するときにバレてしまえば、悪意があると捉えられ余計にトラブルになるかもしれない。「壁に画鋲で穴を開けたが、自分で補修した」と正直に伝えておいたほうが、双方スッキリするだろう。

3. 賃貸物件におすすめ!画鋲より穴が目立たない便利なアイテム

賃貸物件の画鋲にまつわる基礎知識をお伝えしてきた。やはり心配なのは、賃貸物件を退去する際のトラブル、また修繕費用の負担などだろう。そこで最後に、画鋲の代わりになり、かつ穴が目立たないアイテムを紹介する。これなら、管理会社や大家も許可してくれる可能性がある。

弱粘着性のシート

ポスターなどごく軽いアイテムにしか使えないが、弱粘着性のシートで貼る方法がある。画鋲のように穴を開ける必要がなく、剥がす際もクロスを傷つけにくいため賃貸物件にはおすすめだ。軽く水で洗って乾かせば粘着力が復活するもの、好きな大きさにカットして使えるものなどがあり、利便性も高い。

ニンジャピン

賃貸物件にお住まいで、ニンジャピンを使っている方は多いだろう。見た目は画鋲なのだが、画鋲よりも穴が小さいため外したあとも目立ちにくい。表面に凹凸のあるクロスなら、穴を見つけるのもひと苦労するほどだ。弱粘着性のシートより耐久性があり、ポスターやカレンダーなどを壁に貼るのに適している。

ステープラー(ホチキス)

ニンジャピンよりもさらに穴が目立ちにくいのが、ステープラーだ。ただし180度開くタイプでないと貼り付けが困難である。開いた状態でそのまま針を壁に打ち付けるだけで、ポスターやカレンダーなどをしっかり留めてくれる。剥がすのも簡単なので、賃貸物件にお住まいの方にはとくにおすすめだ。

結論

賃貸物件における画鋲問題は、判断基準が非常に難しい。とにかく「賃貸契約書」を最優先に考え、不明なときは画鋲を刺す前に管理会社や大家に確認してほしい。OKだったときは、ステープラーやニンジャピンなど、穴が目立ちにくいアイテムを活用しよう。
  

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