目次
1. フローリングのへこみを放置しないほうがいい理由

はじめに、フローリングにできたへこみは放置しないほうがいいとお伝えしておく。その理由は次のとおりだ。
フローリングのへこみ、放置するとどうなる?
理由はごくシンプルだ。フローリングのへこみが小さいから、あるいは目立たないからと放置してしまうと、そこから傷口が広がってしまうおそれがある。人がその上を何度も歩くことになるし、モノを落としてしまえばさらにへこみが広がるだろう。へこみの周りにヒビ割れが生じれば、突き板(表面の化粧材)の剥がれといったリスクも生じる。
へこみにはホコリも溜まるし、液体をこぼしてフローリングの内側に染み込んでしまうかもしれない。ささくれ立ち、子どもやペットがケガをするといったことも想定される。もちろん、へこみが悪化すれば修理費用(賃貸物件であれば退去時の補修費用)も膨らむ。こうしたことからも、フローリングにできたへこみはできる限り迅速に補修しよう。
へこみにはホコリも溜まるし、液体をこぼしてフローリングの内側に染み込んでしまうかもしれない。ささくれ立ち、子どもやペットがケガをするといったことも想定される。もちろん、へこみが悪化すれば修理費用(賃貸物件であれば退去時の補修費用)も膨らむ。こうしたことからも、フローリングにできたへこみはできる限り迅速に補修しよう。
2. フローリングのへこみ補修における注意点

フローリングのへこみ補修は自分でできることもあるが、注意点があるので先にお伝えしておこう。
自分で補修するときの注意点
■業者ほどキレイに仕上がらない可能性がある
自分で補修する場合、業者にお願いしたときのようなキレイな仕上がりにならないケースがある。色味が合わないなどで、余計に目立ってしまうこともあるだろう。
■悪化させれば費用が膨らむ可能性も
補修方法を誤ってへこみを悪化させてしまい、結局業者に依頼しなければならなくなった場合、最初から業者にお願いしたときよりも費用が膨らむ可能性がある。
■賃貸物件は結局退去時に費用がかかることも
賃貸物件にお住まいの方も注意が必要だ。契約内容にもよるが、故意または過失によってフローリングにへこみが生じた場合、退去時に補修費用を請求されることがある。それを避けるために自分で補修したとしても、結局退去時に補修してあることが(言い方は悪いが)バレてしまうかもしれない。故意に隠した=悪質と捉えられ、トラブルに発展するリスクもゼロではない。
もちろん、だからといって補修しないでいいというわけではないが、へこみを作ってしまった時点で自分から申告したほうが相手の心証も変わってくるだろう。それに、大家や管理会社が、自身とつながりのある安い業者を紹介してくれる可能性もある。
フローリングのへこみは、これらを踏まえたうえで補修してほしい。
自分で補修する場合、業者にお願いしたときのようなキレイな仕上がりにならないケースがある。色味が合わないなどで、余計に目立ってしまうこともあるだろう。
■悪化させれば費用が膨らむ可能性も
補修方法を誤ってへこみを悪化させてしまい、結局業者に依頼しなければならなくなった場合、最初から業者にお願いしたときよりも費用が膨らむ可能性がある。
■賃貸物件は結局退去時に費用がかかることも
賃貸物件にお住まいの方も注意が必要だ。契約内容にもよるが、故意または過失によってフローリングにへこみが生じた場合、退去時に補修費用を請求されることがある。それを避けるために自分で補修したとしても、結局退去時に補修してあることが(言い方は悪いが)バレてしまうかもしれない。故意に隠した=悪質と捉えられ、トラブルに発展するリスクもゼロではない。
もちろん、だからといって補修しないでいいというわけではないが、へこみを作ってしまった時点で自分から申告したほうが相手の心証も変わってくるだろう。それに、大家や管理会社が、自身とつながりのある安い業者を紹介してくれる可能性もある。
フローリングのへこみは、これらを踏まえたうえで補修してほしい。
3. フローリングのへこみの補修方法と業者の費用目安

フローリングのへこみの補修方法と、業者にお願いしたときの費用の目安を見ていこう。
無垢フローリングだったときのへこみ補修
- へこみに水を数滴染み込ませる
- へこみに布をあて、その上からアイロンをあてる
- 「1」「2」を、へこみが直るまで繰り返す
アイロンは1回につき10秒ほどでOKだ。様子を見ながら少しずつ繰り返そう。なお、同じ無垢フローリングでもウレタンやUVといった塗装が施されている場合は、塗装を剥がしてしまうおそれがあるため最初から業者にお願いしたほうがいいだろう。
複合フローリングだったときのへこみ補修
- へこみおよび周辺をキレイに掃除する
- クレヨンタイプの補修材を、ドライヤーで温める
- 柔らかくなった補修材でへこみを埋める
- 補修材が固まるまで1〜2分ほど放置する
- フローリングよりも盛り上がっている部分を、付属のヘラで削る
クレヨンタイプの、ドライヤーで温める補修材を使った方法がこちら。フローリングと補修材の色味を合わせることが、上手に補修するコツになる。
業者にお願いしたときの費用の目安
フローリングのへこみを業者に補修してもらうとすると、いくらくらいかかるのだろうか?業者によって料金設定が異なるほか、へこみの大きさやフローリングの種類(補修方法)、へこみの数などによっても変わってくるが、おおよそ【15,000〜30,000円/箇所】を見込んでおくといいだろう。ただし、ここに出張料や駐車料金などが加わることがある。トラブルを避けるため、費用は事前に詳しく確認しておこう。
4. フローリングのへこみ防止におすすめのアイテム

最後に、フローリングのへこみを防止するのに役立つアイテムを見ていこう。
マット、カーペット
ごく基本的な対策だが、家具の下にマットやカーペットを敷いておくだけでもフローリングのへこみ防止になる。ただし、家具の重みでへこみが生じてしまうのは仕方がない。通常使用によるへこみは賃貸物件でも故意と捉えられないのが一般的だが、心配なときは契約書を確認しておこう。
脚カバー
椅子の脚などに履かせるカバーが売られている。フローリングのへこみはもちろん、引きずったときの傷対策にもなるのでおすすめだ。
保護パット、クッション
履かせるのではなく、貼るまたは敷くタイプのクッションも販売されている。タンスなど大物は持ち上げなければならないため注意してほしいのだが、フローリングのへこみや傷の軽減には大きく貢献してくれるだろう。
結論
フローリングのへこみは、悪化を防ぐためにもできるだけ早く対処しよう。ごく軽度なら自分で補修できるものもあるが、DIYにチャレンジするときは、お伝えした注意点を踏まえたうえで行ってほしい。保護パッドやカバーなどでフローリングを守る対策も大切だ。