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大雨警戒レベルとは?段階別の行動や準備について学ぼう

大雨警戒レベルとは?段階別の行動や準備について学ぼう

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

2020年5月26日

大雨警戒レベルという言葉について、テレビやラジオで耳にしたことはあるだろう。大雨災害のときに指標となるが、具体的な内容について把握している方は少ないのではないだろうか。この記事では、大雨警戒レベルの基礎知識や、行うべき行動を解説する。確認方法やハザードマップについても説明するので、ぜひ参考にしてほしい。

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1. 大雨警戒レベルは5段階

大雨警戒レベルは5段階に分かれている。(※1)レベルの違いで気象庁や自治体が発表する「防災気象情報」と併せて、詳しく解説しよう。

レベル1

大雨警戒レベル1では、5日先までの大雨による危険が予想される。気象庁では「早期注意情報(※2)」に詳しい情報を記載。可能性の高さで「中」と「高」の2段階に分かれるので、雨が多い季節には確認しておくと安心だ。

レベル2

「大雨注意報」や「洪水注意報」、「高潮注意報」が発表され、水害への注意を呼びかける。避難は不要だが、レベルが上がる可能性もあるので情報の確認や警戒は怠らないようにしてほしい。

レベル3

深刻な水害が起こる可能性が非常に高くなる。注意報より強い「大雨警報」や「洪水警報」に加えて、「氾濫警戒情報」、「災害警戒情報」の発表があり、避難を検討すべき段階だ。

レベル4

大雨警戒レベルが4になると、自治体から「避難勧告」が発令される。氾濫や土砂崩れなど命の危険を伴う災害がおこる可能性が非常に高く、すぐに避難しなければならない。

レベル5

自治体から「大雨特別警報」や「氾濫発生情報」が発表され、すでに浸水や氾濫が起こっている可能性が高い。非常に危機な状況になっており、家族全員の命を守るための行動が求められるだろう。

2. 高齢者の避難開始は大雨警戒レベルがいくつから?

高齢者の避難を開始すべき大雨警戒レベルは「3」だ。どのような行動をとればよいのか、具体的な行動をレベル別に解説する。

レベル1で「これからの情報に注目」

大雨警戒レベルが1になったら、大雨への警戒を高めてほしい。直ちに行動を起こす必要はないが、早期注意情報やハザードマップでの情報収集を積極的に行おう。

レベル2は「避難の準備をスタート」

ハザードマップの確認や非常持出袋の準備など、避難を意識した行動が必要になる。ルートや避難場所をチェックして、いざというときに備えておこう。

レベル3なら「高齢者の避難を開始」

一般的には避難の準備を始めるレベルだ。ただし、高齢者や介護・介助が必要な方はスムーズな移動は難しいため、大雨警戒レベル3で避難を始めよう。河川や用水路、崖、山などが近くにあるなら、高齢者以外の方でも自主的な避難も検討してほしい。

レベル4で「全ての方が迅速に避難」

大雨警戒レベル4になったら、年齢に関係なく直ちに避難する。危険な状態に陥る前に安全なエリアにある知人宅や、自治体が指定する避難場所への移動を始めよう。

レベル5なら「命を守るために行動する」

水害が発生していると考えられる大雨警戒レベル5では、状況に合わせた行動が必要だ。浸水などで避難が不可能なケースもあり、無理に移動すると命の危険もあるだろう。建物の上階に上がる、電話で助けを求めるなど、考えられる最善の行動を行ってほしい。

3. 大雨警戒レベルはどうやって知ることができるの?

自然災害がおきたとき、情報の確認が命を守る行動につながる。大雨警戒レベルを知るための方法について、あらかじめチェックしておこう。

大雨警戒レベルの情報はテレビやラジオ、インターネットで発信される。データ放送なら、最新の情報が随時表示されるだろう。

避難が必要なエリア、とるべき行動がわかるので、従って行動してほしい。避難勧告が発令されれば、自治体が防災行政無線や広報車を使って避難を呼びかけるケースもある。

大雨警戒レベルが低くテレビなどで情報が流れていない場合でも、気象庁や自治体のホームページで詳しい情報の確認が可能だ。(※3)積極的に新しい情報を集めることで、危険が迫ったときも素早い行動ができるだろう。

4. 大雨警戒レベルによってはハザードマップを確認しよう

大雨警戒レベルが高い場合、河川の氾濫や道路の浸水、土砂崩れが考えられる。ハザードマップを確認して、危険なエリアを調べることが重要だ。

洪水や土砂崩れに注意

河川の氾濫による洪水や土砂崩れは急激におこる。水に足をとられて流されたり、土砂崩れに巻き込まれたりすれば、命の危険は避けられない。大雨警戒レベルが3~4になったらすぐに避難を始めよう。

大雨が降っている夜に移動するのは危険なので、明るい時間帯の避難を心がけたい。ただし、水位が膝以上になると避難は難しいため、その場でとどまったほうが安全だ。

危険なエリアを避ける

ハザードマップなら、安全な避難ルートや危険なエリアの確認が可能だ。大雨警戒レベルが高いときに災害の発生するであろう地点や被害の想定範囲など、細かい情報が記載されている。

自治体で配布しているものを貰うか、ハザードマップポータルサイト(※4)で調べよう。ただし、地図上の情報だけでは不十分なこともあるので、現場での自己判断も大事だ。

結論

氾濫や土砂崩れなどの非常事態は恐ろしいが、おこる前に避難してしまえば命は守れる。自分や大切な家族を危険に晒さないように、大雨警戒レベルについての基礎知識を身につけておきたい。レベル別に最適な行動を学んでおくことで、冷静に素早く対応できるだろう。深刻な水害がおきたときのシミュレーションを家族全員で行い、リスクを減らす努力を怠らないでほしい。

参考文献

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