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カセットボンベの処分の仕方を再確認!穴あけは必要?使用期限は?

カセットボンベの処分の仕方を再確認!穴あけは必要?使用期限は?

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年6月 9日

災害に備えカセットボンベやカセットコンロを蓄えている方も多いだろう。古くなったり使い終わったりしたカセットボンベは、どう処分するのが正解なのだろうか?自治体により異なるケースもあるため、カセットボンベの正しい処分について再確認しておこう。

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1. カセットボンベを正しく処分しないことの危険性

カセットボンベは、ガスを使い切ってから処分するのが正解。ガスが残った状態で処分した場合、どういったリスクが生じるのか覚えておこう。

カセットボンベの不適切処分によるリスク

カセットボンベのガスを抜ききらないまま処分した場合、収集車内でガス漏れによる火災が発生するリスクや、焼却炉内で爆発し作業員のケガや施設の破損が生じるリスクがある。走行中の収集車から出火すれば作業員はもちろん、歩行者や隣接する住宅などにも被害が及ぶ可能性がある。つまり、処分の仕方が人命に関わるかもしれないということだ。

ガスが残ったカセットボンベをごみ袋に入れ、集積所に出したとしよう。悪意ある誰かがごみに火をつければ爆発のおそれもある。カセットボンベは、それを使う一人ひとりが正しく処分する意識を持たなければならない。

2. カセットボンベの処分ルールは自治体により異なるケースも

カセットボンベの処分は、自治体によってルールが決められている。いくつか自治体の例を見ていこう。なお以下の情報はすべて令和2年5月7日時点で確認できたものだ。最新情報は、各自治体のホームページなどで確認しておこう。

大阪府大阪市

大阪市では、カセットボンベの処分ルールを【中身を使い切り、穴をあけずに、中身が見えるよう透明または半透明の袋に入れて、資源ごみの日に、資源ごみとは別の袋で出す】と定めている。

埼玉県さいたま市

さいたま市では【中身を使い切り、穴をあけずに、透明の袋に入れて出す】というのが、カセットボンベの処分ルールだ。収集日は燃えないごみや資源物2類と同じ曜日で週1回だ。どうしても使い切れなかった(中身が残ってしまった)ときは、紙に「中身あり」と書いてカセットボンベに貼るようにとしている。

東京都港区

港区では、カセットボンベの処分ルールを【中身を使い切り、穴をあけずに、「キケン」「スプレー缶」など中身が分かるようごみ袋に記載して出す】としている。中身が残っている場合や大量にある場合は、みなとリサイクル清掃事務所に相談することとしている。

神奈川県横浜市

横浜市は、カセットボンベの処分ルールを【中身を使い切り、穴をあけずに、透明または半透明の袋にまとめて入れて出す】と定めている。収集は週2回、燃やすごみの日と同じだ。

福岡県福岡市

平成31年2月に、カセットボンベの処理に際して爆発事故が発生した福岡市では【中身を使い切り、穴をあけずに、燃えないごみの青い指定袋に入れて出す】のが正しい処分としている。

千葉県千葉市

千葉市は【中身を使い切り、不燃ごみと明確に区別できるよう種類別に分けて透明な袋に入れて出す】のが、カセットボンベの正しい処分ルールだ。穴は「あけなくてもかまわない」とのことで、ほかの自治体とはやや表現が異なる。

上記は一例だが、このように自治体によって処分に関するルールが微妙に異なる。不安な方は、念のためお住まいの自治体のホームページをチェックしておこう。

3. 処分とあわせて知っておきたいカセットボンベの基礎知識

カセットボンベは、処分の仕方ももちろん大切だが、安全に使用することも同じくらい重要だ。最後に、処分とあわせて知っておきたい、カセットボンベの基礎知識をお伝えする。

カセットボンベの使用期限

メーカーや製品により、あるいは保管状態により変わってくるが、カセットボンベの一般的な使用期限は「製造日から6〜7年以内」が目安とされる。目安を過ぎたカセットボンベや、製造日が不明なカセットボンベはできれば使用せず、正しく処分することをおすすめしたい。また、たとえ製造日から7年が過ぎていなくても、次のような状態のカセットボンベは処分したほうがいいだろう。

キケンなカセットボンベの状態

・カセットボンベの先端、あるいは全体にサビが生じている
・カセットボンベに変形や歪みなどが見られる

こうしたカセットボンベは使用期限内でも処分したほうがいい。なお、カセットボンベとあわせて気をつけたいのがカセットコンロだ。製造から10年が過ぎたカセットコンロは、部品の劣化によってガス漏れなどの事故を招きかねない。古くなったカセットコンロも、処分するなり買い換えるなりしておこう。

結論

カセットボンベの不適切処分は重大な事故に発展しかねない。自分だけの問題ではなくなってくるため、取り返しのつかない事態を招かないためにも、いま一度処分方法を確認しておこう。処分方法が分からないときは、曖昧なままにせず自治体のホームページを確認してほしい。

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